日本共産党都議会議員(町田市選出)池川友一「市民とつくる都政への架け橋」

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18歳以下のみなさん! 春休み、都立美術館・博物館が無料、魅力的な企画やプレゼントも

2020-01-31 | 東京都政・都議会のこと

 「春休みいいことたくさん」──都立美術館と博物館、18歳以下であれば春休み期間が入場が無料となります。(参考:https://www.rekibun.or.jp/youth2020-1/

 対象となる施設は、

  • 東京都庭園美術館
  • 東京都江戸東京博物館
  • 江戸東京たてもの園
  • 東京都写真美術館
  • 東京都現代美術館
  • 東京都美術館

 となっています。

 日本共産党都議団は、「若者の美術館料金引き下げ条例」の提案など、若い世代が文化・芸術に触れる機会の確保に力を尽くしてきました。(詳しくはコチラ→https://www.jcptogidan.gr.jp/category05/2020/0130_1624

■若者が文化・芸術に触れる機会──せめて国立や他県並み「18歳以下無料に」と提案

 昨年9月の都議会(第3回定例会)で、日本共産党都議団は代表質問で次のように質問しています。

 文化活動の推進は、オリンピックの重要な使命です。
 私たちがお話を伺った美大の教授は、美術に触れ豊かな感性を育てることが、考える力をつくり、生きる力につながる。若い人にこそ美術に触れてほしいと述べています。
 知事は、オリパラ大会以降のレガシーとして、都民の芸術文化に触れる機会の増大を重視していますが、とくに若者が芸術文化に触れる機会を増やすことの重要性を、どう認識していますか。
 東京都美術館で開かれたムンク展やクリムト展では、高校生や大学生の無料期間を設け、多くの学生が訪れたと聞いています。観覧料の引き下げの効果を改めて感じました。若者が来場しやすくする、これらの取り組みのねらいと、その成果について、お答え下さい。
 都立文化施設の常設展の入場料無料は中学生までですが、国立美術館・博物館は18歳まで無料、大学生半額です。せめて国立施設と同じ水準にすることを求めます。いかがですか。

 この時の質問で、ムンク展やクリムト展で、入場者数が通常期間の2倍になったことが答弁で明らかになりました。

■条例提案──知事が春休み期間18歳以下無料に

 続く昨年12月の都議会(第4回定例会)に、日本共産党都議団として「条例」提案をしましたが、同じ議会で知事が次のように表明しました。

 若い世代が芸術文化に触れる機会をふやすための取り組みについてでございます。
 若い世代がさまざまな芸術文化を体感し、そのすばらしさに触れる、そのことは自国の文化はもとより、多様な文化の価値を理解するとともに、豊かな感性や創造力を育むことにつながって、心豊かな人生の支えとなるものでございます。
 都立の文化施設では、これまで小学生や中学生の常設展の観覧料を無料とするほか、芸術家を学校などに派遣しましてコンサートやワークショップを実施するなど、児童生徒向けのプログラムに取り組んでまいりました。
 今後は、若い世代が興味を持って美術館、博物館に足を運びたくなるような魅力的な企画、イベントを展開してまいります。
 あわせまして、春休み期間には、高校生など十八歳以下の方まで常設展、企画展ともに無料で観覧できるようにするなどの取り組みを拡充してまいります。
 こうした取り組みを通じまして、これからの東京を担う若い世代が芸術文化に気楽に触れる機会を拡大して、東京の芸術文化を支える裾野を広めてまいります。

 今回、東京都と東京都歴史文化財団が、春休み期間に都立美術館・博物館(6館13展示)が入場無料になることを大いに歓迎します。

 また、高校生向けのギャラリートークやイベント、ドリンクやデザートのサービス、オリジナルグッズのプレゼントなど、これまで美術館や博物館に行く機会がなかった若者が足を運ぶきっかけづくりを行なっていることも重要です。

 私が学生時代に、芸術学科に在籍していた学生がお金がなくて美術館などに行けないという話がありました。当時、みんなでプール会計を作り、みんなで美術館に行くことを企画したことがあります。

 経済的な格差が、機会の格差となっていいのかが問われているからこそ、今回の取り組みは本当に重要だと考えます。

 若い世代が文化・芸術に触れる機会を確保する取り組みをさらに進めていきたいと思います。

 今回は春休み限定ですが、期間や対象を拡大するように引き続きがんばります。ぜひ、多くの若者にこの機会に都立美術館・博物館に行ってもらえたら嬉しいです。

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