毎年、地上展示の列が2kmにもわたり、国内の航空祭でももっとも多くの航空機を見られることで知られる三沢基地航空祭ですが、今年は戦略爆撃機B-52の展示が観客の目を引いていました。
B-52ストラトフォートレス(Stratofortress:成層圏の要塞)
仕様
乗員:5名(機長、副操縦士、レーダーナビゲーター、航法士、EWO)
全長:48.5m
全幅:56.4m
全高:12.4m
エンジン:P&W社製 TF33-P-3 ターボファン・エンジン ×8基
推力:17,000lbf(約7,711kgf)x8
空虚重量:83.25t
最大離陸重量:219.6t
最大ペイロード:31.5t
機体内燃料搭載量:174,130リットル
最大速度:650mph(約1,000km/h 、マッハ0.86)
5340万米ドル = 45億円(1ドル=84.4円で換算)
【問題】八戸中心街に建設中の「はっち」の建設費とどっちが高いでしょう?
まさに怪鳥といった威容です。
ベトナム戦争で初登場し、50年以上も使われている爆撃機。古い技術で作られているが故、信頼性は高いのだそうだ(故障の原因を特定しやすいとか?)。
にこやかにピースするアメリカ空軍兵。
こういうとき、アメリカの人はサマになりますよね。
撮ってるときは男性がニコラス・ケイジに似てると思ったけど、見直したらそんなこと無かったぜ。
どこでピースしてるかっていうと・・・
え~!!!危なくないの?
そして、操縦席の窓に人の顔のようなモノが・・・。
機内を見学できたみたいなので、人がいて当然なんですけどね。
輸送機 ロッキード C-130 ハーキュリーズ
全長:29.79m
全幅:40.41m
全高:11.66m
最大積載量:20t
ということですから、一番高いところではビルの4階くらいの高さがあるわけです。高いわけだ。
日本のC-130。絵がへたくそな人が描いたドラえもんってこんな感じだよね。
24~TWENTY FOUR~に出てきそうな爆弾処理班の展示もありました。
「ほ~ら、上のライトがついただろ?」
遠隔操作マシーンを実際に動かして見せてくれました。
こういう対爆スーツを着てやるばっかりじゃないんですね。
川崎C-1輸送機
乗員:5名
全長:29.0 m
全幅:30.6 m
全高:9.99 m
最大積載量:約8 t
C-17 グローブマスターIII
全長:53.0m
全幅:51.8m
全高:16.8m
最大積載量:77.519t
突然飛んできて、空港上をゆうゆうと一周。
大迫力の着陸とその制動距離の短さを見せ付けた。
CH-47 チヌーク
胴体長:15.54 m
胴体幅:3.78 m
全高:5.68 m
カーゴフックの重量制限は中央が11,793 kg、前後がそれぞれ7,711 kg
大きなバケツを吊り下げて登場し、散水して見せた。
【文献】ヘリコプター消火―CH47-3機で神戸市大火災は1%に大減災
義若 基 米国ヘリコプター学会名誉会員
によると1機に7トンもの消化水を吊り下げ、1時間では160トンもの水を火災現場に運べるのだという。
MD-90
乗客数172人
全長46.5m
全幅32.87m
全高9.4m
JAL2166便 大阪伊丹空港行き
ボーイング737-800
乗客189名
全長39.50m
全高12.50m
全幅35.80m
三沢ではあまり見ない飛行機です。先月の8/17に登録になったばかりの新品みたい。
【問題の答え】 はっち建設費は42億円といわれているので、45億円のB-52の方が高い。
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