「トルコ編(2011年)」です。
今回の車は、フィアットの「131」。
1974年から1984年に販売されたうちの初期型にあたり、1978年までの5年間がこのタイプとなります。
大きさは、全長4238mm、全幅1632mm、全高1400mm。
エンジンはOHVの4気筒で、排気量は1.3L、1.6Lの2種類となります。
この時代の車なので、駆動方式はFR。
トランスミッションは4MT、5MT、3ATがあるもよう。
ボディも軽そうなので、5MTの車なら結構、楽しめそうです。
トルコでは、結構な数が走っており、左下の車両のようにサイドモールなしの車も見られたので、年次モデル的な差かな、と思っていましたが、右下のタクシー車両を見て解決。
モールは両面テープ、もしくは接着材等で貼ってあるだけで、ボディ側に穴が開いている訳ではないので、古くなってきて、剥がれ落ちても、そう違和感は出ないようです。
なお、この車、現地メーカーの「トファシュ社」が生産したバージョンもあります。
そちらは次々回あたりに記事にしますが、こちらの写真の「フィアット版」も微妙なところですね。
例えば、
・初期はフィアットのエンブレムを付けたものをトルコでも生産していた。
・トファシュのエンブレムをオーナーさんや中古車販売店が交換した。
・トルコで生産した、他地域向けフィアット仕様が出回った。
・他地域の本物のフィアット仕様の中古車が入ってきた。
といった状況が推測出来ます。
日本でも、正式にレクサスが立ち上がる前に、海外のレクサス・エンブレムを入手して、トヨタ車に付けていた人はいましたが、国が変わっても、このようなことは同じなんですね。
DCの「SEGA RALLY2」、懐かしいですね。
このゲームまではセガのゲームはほとんどやったことがなかったのですが、こちらを相当やりこんだおかげで、PSのグランツーリスモにラリーコースが導入された時、すんなりと馴染むことが出来ました!
私がフィアットを最初に知ったのは、アニメのルパン三世が最初な気がします。
あと、クーペフィアットの名前を聞いた時、メーカー名が車名の後半に来ているので、すごく違和感があったのも覚えていますね。
調べているのですがなかなかわかりません。
駆動方式などはフィアット131と同じなのでしょうか?
よかったら教えてください。
まず、下記にて、当ブログでのトファシュ・シャヒンの記事をご覧下さい。
http://fukufuku-r.blog.ocn.ne.jp/blog/2011/09/470_78d2.html
ここにも書いていますが、トファシュ・シャヒンは、フィアット・131のライセンス生産品なので、機構(メカニズム)に関わる部分は同一です。
それと、Wikipediaにも記載がありましたので、こちらもご覧下さい。
http://en.wikipedia.org/wiki/Tofa%C5%9F_%C5%9Eahin
英語の表示ですが、右の車体の写真の下、14行目に「Layout : FR layout」と記載があります。
トルコは魅力的な車が多く、観光以外でも沢山、楽しみました。
日本人に親しみを持って下さる方も多いようで、思わず、車をもらいかけたこともありました。。。(笑)
↓
http://fukufuku-r.blog.ocn.ne.jp/blog/2011/09/478_05fe.html