今日の車は「オオタ・KCトラック」です。
この車を作ったメーカー、オオタ自動車工業は1912年創業の会社で、日本内燃機という会社との合併後、紆余曲折を経て、今では日産の子会社である日産工機となっています。
「KCトラック」は1950年代に販売された、ボンネットタイプのトラックで、エンジンは直4-903cc(26ps)、最大積載量は1t です。
なにせ、50年以上も昔の車。
この車種で現存するのは、この1台のみのようです。
それにしても状態の良さは目を見張るばかり。
よく色々なものを博物館に寄贈したとの話を聞きますが、多くの人の目に触れてもらうという目的と共に、適正な管理を長期のスパンで出来るというのも大きなメリットですね。