tyokutaka

タイトルは、私の名前の音読みで、小さい頃、ある方が見事に間違って発音したところからいただきました。

暑さに負ける

2005年07月19日 23時26分45秒 | Weblog
暑くなってきた。毎年そうだけど、訳のわからんうちに梅雨があける。今年は雷が鳴ることが少ない。去年はしょっちゅう鳴っていた。あの雷のおかげで、パソコンが使い物にならなくなる現象がよく起こった。そのため、電気屋ではコーナーをわざわざ設けて売り出していた。うちはまだしていないけど。

これだけ暑くなると、冷房を入れない限りしんどくなって眠くなる。体力がないからだと思っていたが、職場のみんなも同じだという。さすがに30度を過ぎて、冷房を入れずに家にいると何も出来ないみたい。なまじ出かけたほうが体にはいいみたいだ。

暑いことは暑いのだけど、昨日は家で本を読んでいた。読みやすい本だったので、久々に早く読むカンを取り戻した。でも、それ以外は冷房も入れずごろんと横になっていた。

やっぱり、暑さに負けたのか。

政治パーティー(奈良市議会選)

2005年07月18日 23時40分30秒 | Weblog
おとついの16日は、ある元市議会議員主催のパーティーに行ってきた。奈良市長と市議会の対立から、解職請求が可決されたが、その際、市長は市議会を解散させた。そのため、市長と市議会議員の選挙が今月末に行われる。いうほど私も政治に関心がある訳ではないが、私の父は昔、小学校を中心に希望者を集めたソフトボールのクラブに入っていて、そのうちの一人のおじさんが、数年前、市議会議員に立候補した。子どもの頃、よく大勢で遊びに連れて行ってもらった事もあるから、顔見知りだ。それで応援活動も行っている。市議会議員のレベルだからこそ出来る事。

さて、前市長鍵田氏の市民税踏み倒しなどが揚げ玉にされた。第一に、市民税を踏み倒すこと自体問題だが、そうした個人情報が、なぜ漏れたのかが問題にされていない。市長に問題があるとかでいろいろ問題になっているが、それ以上に、こうした問題が浮上するのは、市長と市議会議員の対立にある。

議員筋から聞いた話ではこうだ。

そもそも、市議会議員の大部分は、前々市長大川氏の支持者ばかりだった。議員が44人もいる中で、8人くらいしか鍵田氏の支持に回っていなかった。かく言う私の支持する市議も前々市長派だった。

そのため、大川優勢、鍵田不利の構造があったが、結局市民の大部分は鍵田氏を選んだ。僅差で破った選挙ではない。かなりの大差が出た市長選だった。これには大部分の市議が驚いたそうだ。
さて、前市長の影響の強い市議会に鍵田氏はやってきたが、ほとんどの市議は相手にしない。それどころか、嫌ったそうだ。

しかし、市民の民意で選んだ市長だから、その人の政策に問題が無い限り従うのも本筋である。
ところが、そうあってもほとんどの市議はへそを曲げたままだったそうだ。私の支持している市議は鍵田氏が市長になってこのかた、その政策にはほとんど賛成したそうだ。

ところで、市長辞職というリコールを出されたから、即座に市長は議会を解散できるかと言うとそうでもないらしい。鍵田氏も何人かの市議と相談した結果、仮に次の市長選で鍵田氏が市長に選ばれたとしても、議員の顔ぶれがそのままでは、結局またもめる。この際すべてをご破算の形にし、市長をはじめとして、市議まで選び直す。仮に再び市民が鍵田氏を選べば、それまでの反対派も落ち着くという判断に至ったようだ。

かなりの政治的な力学が見え隠れする。
市長と市議会の選挙は7月31日の予定だ。

(本ブログ記載事項については、あくまで筆者が聞き取った範囲でで書いています。そのため、個人を誹謗中傷する事を目的とはしておりません。恐縮ですが、本記載事項以上のコメントについては、控えさせていただきます)

個人事業の限界点

2005年07月16日 23時07分14秒 | DTP/Web
個人で有限会社などを起こし、事業主とする動きが活発になっているが、そのすべてが成功する訳でもない。堀江さんや三木谷さんのようになれる人はほんのわずかだ。
堀江さんはよく個人起業を促す人として知られている。「新しい技術のアイデアがなくて、起業するにも少し不安だという人は、既存の技術で業務請け負いをやってみたらどうでしょうか。」とも言っていた。確かに、デザインの世界ではSOHOというくくりで仕事を行う人も多い。しかし、それは既存の技術で人よりも優れた腕があってはじめて仕事が回ってくるということ。
言い直せば、下請けに仕事を発注するのは、納期や技術的に困難な問題があって、それをクリアすべく、早く正確に仕事をしてくれるところへ回すというのがふつうだ。

大阪の個人ベースでWebデザインを行っている会社は、薄利多売をモットーとしている。その社長が書いたブログでは、休日が少なくなり、睡眠時間が減ったとか。こうなるのも安い価格設定で行うからだが、そうしないと新参者には仕事が回ってこないというのである。すでにその方法で会社を拡大する方向に流れてきたが、まだまだ追求すべきことがあって、この方法を変えないらしい。

たしかに仕事は増える。しかし、こういった手法を長期的なタイムスパンで見る限り、妥当な方法なのかとも思う。というのも、制作という点における薄利多売の方法は、一定の利益を出すために、多くの仕事を行わなければならないことが挙げられる。したがって、その納期のために、多くの時間を割かなければならないが、長時間労働や休日出勤、徹夜仕事が長い人生の中で、どの程度出来るのかを考えなければならない。こうした体力を基準とする仕事になると、若いうちはそれでも構わないが、年齢を重ねる事によって、無理の利かない体になった時、その仕事から離れなければならないという結末が待っている。

歳を取る頃には、会社としての評価が定まり、仕事も安定し、定収も安定し、増加するであろうと考える向きもあるが、それは間違いであろう。それは、「更なる新参者」と「市場の慣れ」という時系列的な変化の関数を無視した考え方である。すなわち仕事を始めた頃の状況は既に存在しない。

「更なる新参者」とは、かつて自分が他者を脅かす存在であったように、他者が更にクオリティの高い仕事を安い料金で行うという提案を行ってくると、そこへ市場が移動するというリスクが存在する。「市場の慣れ」とは、「更なる新参者」の概念も含むのだが、価格破壊によって、発注者側が安いものだけを求めるようになってくる事を意味する。そもそもWebとは、どんなクオリティのものでも安いものという発想に傾き、自分たちの仕事の利点(アドバンテージ)と高価値を提案できなくなる事を意味するのである。

つまるところ、価格破壊とは発注者側の価値判断概念を破壊する事でもある。そのような事態になった時、既に会社としての年齢とともに、自らの年齢も上がっているが、若い頃のように無理が利くかという判断にもなる。

しかし、市場の健全性を保つために最低価格を定めるような行為は、談合でもあり、独占禁止法の禁止条項に反するであろう。従って、従来の方法論(ここでは単にWebを制作するだけという行為)を守るならば、他者の動きを見守りながらただ価格を下げることしかできない。
しかし、何度も繰り返すが、これはただの緩慢な自殺行為である。

故に、本当に起業を考えるならば、人とは違う発想の元に仕事を作り上げていく事が、起こした会社を長く続けるポイントとなるであろう。それは、とりあえず今までの仕事を続ける形で起業する事は出来るが、長くは続かないことでもある。

大量郵便の準備方法

2005年07月15日 23時04分18秒 | Weblog
会社で外資系企業を対象としたセミナーを行うことになった。多言語マニュアル制作の会社じゃなかったっけといわれそうだが、実は社長がカナダ人で、れっきとした外資系なのだ。そこでDTPだけじゃなく、なんかセミナーも行おうというわけで企画された。内容は東京一極集中の外資系を大阪にも呼ぼうというセミナー。いろいろと商工会議所などの協力を得て、外資系の情報を得た。
個人情報にもかかってくるので、具体的な話はここまでで、これらの企業にお誘いの手紙を出すことになった。手紙といっても、コピーの挨拶状とカラーのA4ペラモノを入れるだけ。

ただし、その数が808通となると話は変わってくる。その大部分が手作業だ。

まず、レターを三つ折りにしなければならない。最近のコピー機はこれが出来る機種があるとか。残念なことに、この機能がついているはずなのに、使い方がだーれもわからない。おかげで手作業だ。これは昨日のうちに済ませた。以下の作業は今日行った。それも2人でだ。

次、挨拶状とカラーを組み合わせる。これも簡単。ただし手間がかかる。

その次、封筒に入れていく。これが難しい。私はコツがつかめずかなり手間取った。

第3段階、糊で封をする。これも手間だが、あの折り曲げる部分を重ねて、一気にのり付けする。それでも10通くらいが限界。これを一人40回くらい繰り返す。

最終ステージ、宛名ラベルを貼る。適当に貼るわけに行かないが、精神が飽和状態に達し、細かくは出来ない。

さてここまで読むとカンのいい人はわかると思うが、全体的に808×4で3232工程が存在することになる。第3段階は80回としても、808×3+80で2504工程があったということだ。事務にうとい人間が行ったわけだから、効率は一般企業で専門に行っている女性社員と比べて悪いかもしれない。

さて出来た、朝の10時から始めて、終わったのが18時半過ぎ。普通の郵便局は開いていないから、中央郵便局まで持っていく。紙袋に入れるが、その重いこと重いこと。結構遠い。

さて出すだけ。という話になるがそうも行かない。料金別納郵便は自分たちで消印押さなければならないということ。手押しと機械がある。機械はかすれた印字になり、きれいでないとか。

なんか説明書きがあるが、あまり要領を得ていない。年配の相方と相談しながらいじっていると押せた。まあいいだろうという結論に達し、これを使う。しかし、放り込んだら機械が吐き出すようなシステムではなく、確実に行おうとしたら、一枚一枚入れていかなければならない。これで30分近く費やした。

いやもう、好き好んで大量の郵便物など作るものではない。人数が多くあれば別だが。作成代行業が存在するが、仕事として存在する理由もわかるもの。いい経験になった。

やはり、メールの時代だ。ファイルもPDFにすれば何の問題もない。

電車の中の過ごし方

2005年07月14日 23時15分09秒 | Weblog
今日、朝、地下鉄の駅に入るとすごい人でごった返していた。何でも信号故障が起こったみたいだ。電車は細長い自分の敷地内を走行する訳だし、踏切を使用して普通の公道を遮断してまで通ろうとする乗り物だから、勝手が利くと思ったら、ちょっとした事故ですぐにダイヤが乱れたり、止まったりする乗り物だ。信号の故障で大きく遅れるところを見ると、システムを複雑に作り上げて、そのシステムが脆弱ですぐに問題が起こるものなのかも知れない。果たしてこのシステムが安全と言えるのかどうかは不明。

ところで、通勤通学の電車の中で、どのように過ごしていますか?

私の場合、朝はまず座れない。で、立って本を読む。幸いにも本が読めるくらいのスペースはある。昔は新書や文庫本など、片道50ページ近く読んだが、最近はペースが落ちてきた。今日も読んでいたら目が痛くなって、途中でやめて目をつぶっていた。疲れが出ているみたい。朝からタブロイド紙を読む人も多いが、さすがにそこまで「おっさん化」していない。第一、読まなければならない本が山積み状態だし、XMLも勉強しなければならない。でも、プログラミングは、やはりパソコンが無ければ無理みたい。こないだ地下鉄の中ですごい人を見た。立っていて、ノートパソコンを抱えて打ち込んでいる。Mac・PowerBookG4の12インチだった。ビジネス系の文書みたいだったが、そこまでやる人をみて、しかもMacでするから少し感動。

帰りは座れるが、寝て帰ってくる。

「瑣末」で「重要」な仕事が多く、実戦部隊でもないから、今のところ仕事に充分なやりがいがない。その割に神経を使うから、疲れる。やはり本は読めない。

みんなそうなのだろうか。

いつでもどこでもプリントアウトできるデータは扱いません

2005年07月13日 22時55分47秒 | DTP/Web
昨日は、フォントがあまり入っていないマシンを使わされ、今日締め切りなのに昨日の時点で3時間もロスを出し、昨日から今朝の朝にかけてかなり不安な時間をすごした。おかげで、ブログの更新が出来るような精神状態ではなかった。読者の皆様、スマヌ。

で、そのデータを午前中で仕上げた。A3サイズの一枚もので教材の説明書。イラストも多いが、文章部分も多く、組み版が非常に多い。ルールを書いた指示書もないから、以前の作品を元に構成する。文字のつめなどは、ほとんど手をつけないベタ組みだが、そのままだとスペースがなくなったりかっこ悪いので、文字送りや行送りに手をつける。昨日はフォントがなくて、デフォルトのフォントで出力していたが、G3からフォントの入ったG4のマシンに切り替えてみてみると、しっかりデザインが出来ている。やはり、フォントをたくさん持っていたほうがよりよくデザインが出来る。

一通り作って、出力してみると、細明朝に置き換わっている。上司に相談したが、やはりわからない。エキスパート試験の際に勉強したけど、ポストスクリプト対応のプリンターは、プリンターにもフォントのデータを入れておかなければならない。そうでないと使ったフォントで出力することが出来ない。OfficeのWordに入っている書体データの範疇では、電気屋でプリンターを買ってきてつなぐだけでプリントアウトすることが出来るが、他の市販フォントの大部分は、マシンとプリンターにフォントのデータをインプットしなければならない。最近出てきたオープンタイプフォントは、「ダイナミックダウンロード」というシステムが採用されていて、プリンターにフォントデータを置くのではなく、直接マシンから送るという仕掛けになっている。

今回のケースも一世代前のマシーンにデータがインプットされていないパターンだ。

だが、あきらめるにはまだ早い。PDFデータに書き出すことが出来れば、どこでも出力することが出来る。今日もその方法で乗り切った。

今日は印刷系の会社にありがちなトラブルに追われた日だった。

コマンド+オプション+エスケープ

2005年07月11日 23時28分59秒 | DTP/Web
Macをがんがん使っている人には、もはや説明の要らないキーの組み合わせだと思う。

Windowsを使っている人はコントロール+アルト+デリートで強制終了のことを意味する。

Macを使う前から、動きが変になりやすいパソコンであることを知っていた。だから、こまめに保存をしておけとも聞かされていた。
さて、個人用にMacを買ってきたが、OSXになってこの方、無茶な使い方をしない限り、途中で終了するなんてことはおこらない。
一度、イラストレーター、フォトショップ、インデザインを同時に開いて使っていたときは、落ちたことがあるが、基本的に落ちるOSではないことがわかった。勿論、メモリーを1GBまで上げてあるからというのもあるが。

今日、仕事先でMac・G3を使っていて、なんかおかしいなと思ったら、落ちていた。この場合は、パソコンが入力などを受け付けてくれなくなるのである。どうにもならなくなったのと、昼休みだったので、他に尋ねる人がおらず、Windowsのパソコンで、インターネットを開き調べた。OSは一般的な9.2だ。

Macを落としたのははじめてである。最近はWindowsでDTPをやるところも増えてきて、私もずっとその流れだったからだ。Macのデスクトップは、G4を少しいじったことがあるだけだ。

これから頻繁に使うキーの組み合わせになりそうだ。

休日の誕生日

2005年07月10日 23時35分17秒 | エアーガン/実銃
そんなわけで、本日誕生日。

何もする事は無いし、雨が降っていてどこへ行くにも出かけにくい。仕方なく、手持ちのエアーガンの整理を行う。

資料用として多く持っているが、気に入った製品もあれば、とりあえず資料用みたいな感じで買ったものもある。増えるのが楽しいときもあるが、実際手は二本だし、よく使うのと余り使わないもので二極分化する。だから使わないのは売り払うことになる。

その候補を眺めていた。実銃はドイツ製。ドイツ軍の現用品だが、手の小さい私には少し持ちにくい。くわえて撃ちにくい。安全装置の動きが固いなど、ネガティブな評価が出てくる。

これ自体、オークションで手に入れた。ガスが漏れるなどの問題があって、なかなか買い手が付かなかった。それゆえ、安く手に入れることが出来た。ガス漏れの修理なんて、いつもの作業。メーカーからパーツを取り寄せて行う。完全になおった。しかし、納得いくまで撃つのかと言うと、そうでもなく、押入れ行きだった。

しかし、いざ手放す段階になって、じっと接する機会が出来るから、何となく矛盾だ。ただ、これまで手放したなかにも、こうして向き合ったものがあったけど、手放して後悔したのは無い。

いい別れなのだと思う。

昔、なりたかった職業

2005年07月09日 23時15分02秒 | Weblog
このブログで間借りしているgooブログが、「トラックバック練習版」という企画を毎週行っていて、題目を決めて、ブログを書き、似たような内容で、相互にトラックバックをはる事で体験してもらうという企画を行っている。いわば、異業種懇親会みたいなものだが、今回はその企画にのっかって投稿する。

でも・・・「将来、何になりたいですか」と聞かれて困る子どもではあったはずだ。

以前、幼稚園の頃になりたかった職業が、電車の運転手という事は書いた。尼崎の事故以来、あれほどハードな仕事であったことが判明したが。世間的に、土日に休めないというのは、かなり精神的に苦痛な事であり、子供服メーカーのミキハウスの退職理由はそれが一番多くを占めているとか。だから、会社も入社時の選考でミスマッチを減らす事を中心に進めているとか言うが、それでもこのご時世、チャンスが巡ってくればとりあえず入社して、様子を見るという思考の方がなんぼかましだ。本当に適性なんて考えだすと、仕事が見つからない事の方が多い。入って仕事が合わなかったなんて、普通の事だ。そんな結果があらかじめわかることの方が、不思議なくらいだ。ニートの増加は普通の事だろう。

幼稚園の頃の「志望」がその後どのくらい続いたのかはよくわからない。少なくも小学校に入った頃は、志望順位を下げていたと思う。小学校4年くらいだと思うが、父親の仕事を追いかけるような気持ちで、土木工学の技術者を挙げていたと思う。小学校3年位から、測量技術の基本を教えられていたからだ。この父親の日曜講座は、そもそも測量系の資格を早いうちから取らせると言う目論見もあったようだが、父親の気まぐれな性格で早い時期に、取りやめになった。

土木技術者の希望は、父の同僚の子ども達も挙げていた志望であったそうだ。その後、私を含めたほとんどの第2世代は、別の職業に就いたが、その中で、一人だけ土木関係の工学部へ進学し、その仕事に就いた。しかし・・・今日、父親たちのいる世界は、公共工事の減少や、世間の風当たりの強い時期にある事から、仕事を行っていくことが非常に難しく、新しく入った彼の会社もまた、倒産した。今現在、彼は別の土木関係の会社で働いている。

中学の頃は、国語の先生になりたかった。国語の教師自身の人柄が魅力的だったからだ。また民間企業に入るとしても、中小企業よりも大企業の方が良く、終身雇用が保障されていた。社会科の授業でそう発言した覚えがある。このころは結構勉強もしていたし、本も読んでいたが、中学校を卒業する頃から、高校にかけて、将来の夢がなくなった。そもそも、理系の才能が無かった。理系の才能があれば、世間的にそれなりに収入があり、それほどハードではない仕事があったと思うのだが、文系の才能の方が遥かにあった。この時点で、土木関係の仕事の選択肢は、現場で穴を掘るような仕事しか無かったし、国語の先生もまた、大学に入れるかどうかわからないような高校にはいったものだから、消えていった。それ以前に、入った高校を通して見た先生という職業が、あまり魅力的に写らなかったのが本音だ。

浪人し予備校に通い、長い時間をかけて大学に入ったが、このときに教えられた学問の方法論が結構気に入って、大学から大学院を通過して、大学の教員を目指すことを考えた。実際には、ほぼこのルートを完全に進む事が出来た。世間から隔離された大学の空間はある意味、祝祭空間であったと思う。ものすごく居心地が良かった。

しかし、ある一定の所まで行くと、そこからゴールがやたら遠い事に気付いた。その時間はとても納得のいく長さではなかったし、待ってて保証されるものでもないし、努力してどうにかなる類いのものでもない。これがすごく気にくわなかった。それに予備校のときの先生の中には、本当に大学の教員職にはなったが、あまりにバカバカしくて、退職したという人もいたくらいだ。

大学を去り、野に下った。本当の意味での現実が押し寄せてきた。
その事がわかっただけでも、あの空間を離れた意味がある。

今の仕事は、小学生のころは勿論無かったし、大学時代でもしっかりと認知されていたわけではなかった。
定着した人気と認知がされた職業でもないのだが、意外に居心地がいい。

そんな人生を歩みながら、明日、私の誕生日が訪れる

Shade7.5、ついに購入!

2005年07月08日 23時42分19秒 | DTP/Web
春先に書いた3DレンダリングソフトのShade7.5BASICの購入についに踏み切った。偶然か、秋口発売と思っていたAdobe Creative Suite 2が本日発売になった。大阪のヨドバシカメラではすごいキャンペーンを行っていた。

Shadeも来週15日には、「8」が発売される。なぜこの時期に購入?という話にもなる。
価格が「7.5」も「8」も同じ1万円だ。少し待って買ったらいいではないかとも言われる。
その理由は、もっているMacのOSのバージョンが10.3.3なのだが、「8」は10.3.9対応となっている。つまり、すぐにはインストールできないのである。Macがインターネットとつながっていたら、話は別で、すぐにもアップデートデーターをダウンロードするが、あいにくそうではない。そこで、古いやつを・・・ということになる。

古いふるいといっても、そこは私の買い物、抜け目ない。今買って、ユーザー登録すれば、「7.5」から「8」へのバージョンアップデーターを無償提供してくれるらしい。実質、新しいものを買ったも当然なのだ。加えて、20周年記念のパッケージには、解説本を付けてくれるものがある。これが2600円くらいして、これも欲しかったから、お得なパッケージともいえる。「8」で同じことをするのかは不明。15日以降は、このパッケージも姿を消すだろう。まさしくリミットギリギリだ。

次の難関は、3Dの制作が出来るかどうかが問題。ソフトは買ったけど、難しくて出来なかったという人が結構多い。

さて・・・