tyokutaka

タイトルは、私の名前の音読みで、小さい頃、ある方が見事に間違って発音したところからいただきました。

最新とは?(前編)

2005年07月21日 22時25分49秒 | DTP/Web
ちょうど二年前だったと思うが、書店を退職して、どうやって生活していくかを考えていた。当時はパソコン系の知識を得て、それで制作でも行いながら食い扶持を得るかと思って、DTPの専門学校へ通うことにした。勿論、日中は何らかの仕事を行いながらである。

当時はまだ、専門学校のコースの中にDTPの授業があったし、実際月イチで公開授業みたいなものも行っていた。Webのコースもあったが、当時の私には難しいように思えて、違う世界の知識に見えた。

私たちが入学した直後、コースのカリキュラムが変えられて、私たちが手厚くライブの授業をしてもらえた最後の受講生だった。いっとくが、それほど無名の専門学校ではない。次の世代のカリキュラムは、デジタルラーニングといって、CD-Rを視聴しながら作品などを作っていくというもの。初期段階では、私たちも勉強させられたが、あまり頭に入らなかった。ライブの授業は進みが速く、必死になって作らないと、お金をドブに捨てるようなことになりかねないから、それなりにがんばった。それでも実務経験には届かないが。

さて、カリキュラムの再編後、学校の広報があまりDTPを宣伝しなくなった。とりあえず、コースとしては存在する。

このカリキュラムの再編の余波は私にも押し寄せ、予約していたデザインテクニックのコースが開講しない。何でかというと、予約者が私一人だとか。

そこで、前納した受講料を半分に分け、新カリキュラムのデザインのコースに半分。残りの半分をWebのコースで取ることになった。Webの知識を得ておくのもいいかと思ったからだ。

今にして思えば、DTPの知識だけでは、確実に撃沈していた。もう求人なんてほとんどないし、あってもしんどいような内容だけ。大阪のデザイン会社もどんどんつぶれている。学校の方も同じような考えだったと思う。

話をまとめてみると、2年前には確実に存在したDTPがいまや日陰に追いやられたように思える。
たった2年!

そこで、Webの話に移りたいのだけど、この話はまた明日。