tyokutaka

タイトルは、私の名前の音読みで、小さい頃、ある方が見事に間違って発音したところからいただきました。

政治パーティー(奈良市議会選)

2005年07月18日 23時40分30秒 | Weblog
おとついの16日は、ある元市議会議員主催のパーティーに行ってきた。奈良市長と市議会の対立から、解職請求が可決されたが、その際、市長は市議会を解散させた。そのため、市長と市議会議員の選挙が今月末に行われる。いうほど私も政治に関心がある訳ではないが、私の父は昔、小学校を中心に希望者を集めたソフトボールのクラブに入っていて、そのうちの一人のおじさんが、数年前、市議会議員に立候補した。子どもの頃、よく大勢で遊びに連れて行ってもらった事もあるから、顔見知りだ。それで応援活動も行っている。市議会議員のレベルだからこそ出来る事。

さて、前市長鍵田氏の市民税踏み倒しなどが揚げ玉にされた。第一に、市民税を踏み倒すこと自体問題だが、そうした個人情報が、なぜ漏れたのかが問題にされていない。市長に問題があるとかでいろいろ問題になっているが、それ以上に、こうした問題が浮上するのは、市長と市議会議員の対立にある。

議員筋から聞いた話ではこうだ。

そもそも、市議会議員の大部分は、前々市長大川氏の支持者ばかりだった。議員が44人もいる中で、8人くらいしか鍵田氏の支持に回っていなかった。かく言う私の支持する市議も前々市長派だった。

そのため、大川優勢、鍵田不利の構造があったが、結局市民の大部分は鍵田氏を選んだ。僅差で破った選挙ではない。かなりの大差が出た市長選だった。これには大部分の市議が驚いたそうだ。
さて、前市長の影響の強い市議会に鍵田氏はやってきたが、ほとんどの市議は相手にしない。それどころか、嫌ったそうだ。

しかし、市民の民意で選んだ市長だから、その人の政策に問題が無い限り従うのも本筋である。
ところが、そうあってもほとんどの市議はへそを曲げたままだったそうだ。私の支持している市議は鍵田氏が市長になってこのかた、その政策にはほとんど賛成したそうだ。

ところで、市長辞職というリコールを出されたから、即座に市長は議会を解散できるかと言うとそうでもないらしい。鍵田氏も何人かの市議と相談した結果、仮に次の市長選で鍵田氏が市長に選ばれたとしても、議員の顔ぶれがそのままでは、結局またもめる。この際すべてをご破算の形にし、市長をはじめとして、市議まで選び直す。仮に再び市民が鍵田氏を選べば、それまでの反対派も落ち着くという判断に至ったようだ。

かなりの政治的な力学が見え隠れする。
市長と市議会の選挙は7月31日の予定だ。

(本ブログ記載事項については、あくまで筆者が聞き取った範囲でで書いています。そのため、個人を誹謗中傷する事を目的とはしておりません。恐縮ですが、本記載事項以上のコメントについては、控えさせていただきます)