No.1テニス上達道場日記

テニスを通して感じたこと、学んだことなどを書いていきます。全然関係ないことも書くかも・・・

軸に乗せると良いボールが打てる

2008年11月14日 | 身体の使い方・打ち方
おはようございます。柳原です。

今、上海では世界のトップ8が集まってマスターズカップをやっていますね。
ガオラでは全ての試合を放送してくれるので、とてもありがたいです。
めちゃくちゃ楽しませてもらっています。

最近活躍している、フランスのシモンという選手をご存知でしょうか?
今年はフェデラーにもナダルにも勝ったことがあり、
このマスターズカップに出場するぐらいポイントを稼いできました。

この選手は見ていてとても不思議な感じがします。
身体も細く、力強くスウィングするわけでもないのに、
ボールはスパンスパンと切れが良く飛んでいきます。
特にバックハンドのストロークなんかは、
ほとんどスウィングしていないのに、
すごいボールが飛んで行ったりすることもします。
(※もちろんスウィングしてるときもあります。)

良いボールが打てるかどうかは、スウィングスピードだけの問題ではないのでしょうね。
身体の軸にしっかりボールを乗せることができれば、
ボールはスパーンと飛んでいってくれるのでしょう。

難しいのは身体の軸が通る感覚だと思います。
僕なんかもあまり偉そうなことは言えませんが、
調子良く打てているときの感覚を説明すると、
身体の芯が通ってい全身が繋がっている感覚、
同時に必要のない部分は脱力している感覚があります。

こんな感じでボールが打てたときは、
ほとんど打った感覚が残らない感じになります。
本当に気持ち良いんですよね、この感覚。

今、書いていて気付きましたが、
最近あまりこの感覚を感じていません・・・(苦笑)
その理由は、また腕に頼り始めているからでしょうね。
早速次回の練習では気をつけてみたいと思います。

それでは楽しい週末をお過ごしくださいね。

<お知らせ>
11月29日(土)12時~14時にボレー練習会を行います。
”ボールを身体に乗せる感覚を身につける”
ことをテーマに練習していきます。
まだ空きがありますので、みなさんのご参加をお待ちしてますね。

詳細はこちらをご覧ください(↓)
http://yanaharatennis.com/practice.html

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1 コメント

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次世代プレーヤー (たかさき)
2008-11-18 10:45:32
フェデラーの技術をベースとしてさらに進化したプレイヤーが増えてきている兆しがありますね。 マレーとシモンはおそらくその筆頭かと。表面的には信じられないくらいの移動能力・コートカバーに超攻撃的なハードヒットを力感なしに実現していること。ちょっと前ならフェデラーのクリーンエース級の球でラリーが続いています。 ジョコも実現方法が違っているみたいだけど同類ですね。そしてツウォンガ、デルポトロはもうちょっとで届きそうに見える。

フェデラー、ナダルがこれらの新興勢力にどうやって対応するのかが楽しみです。レベルを上げないと間違いなく勝てなくなる。 個人的予想としてはマレーとシモンは近いうちに1位を争うと思います。ナダルの政権は長くない。 

自分では・・・最近一度サーブで軸が通ったような気がしました。 つま先から手のひらまで一本のラインが重芯軸にそって回ったです。
一回だけですけどね。コキンって音がしました。

気になるのはシモンの外観からわかる力強さ(おそらく軸の強さ?)と身体と膝から下の細さですね。



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