No.1テニス上達道場日記

テニスを通して感じたこと、学んだことなどを書いていきます。全然関係ないことも書くかも・・・

赤ちゃんの動きに学ぶ

2012年06月18日 | 身体の使い方・打ち方
最近、6ヶ月になる娘がしっかりとお座りができるようになってきました。
親バカで申し訳ないのですが、その姿がカッコ良いんですよね。
上体の力が抜け、しっかりと骨盤に乗っています。
お相撲さんが四股を踏んでいるときの絵と似ています。
お座りの状態から、前に屈んだり、起き上がったりもしますが、
背骨の一つひとつが順番に動いていて、実に滑らかな動きをします。

動きを研究する上で、これは良い勉強になると思い、
早速真似をしてみましたが・・・
まず同じように座れません。(苦笑)
身体が硬くなってしまっているんでしょうね。
まぁそれはすぐには解決できない問題なので、
できるだけ赤ちゃんのお座りに近い状態を作り、
前に屈んだり、起き上がったりする動きを真似してみました。

やってみてわかったことは、かなり意識して上体の力を抜かないと、
赤ちゃんの動きにならないということです。
知らない間に力が入ってしまっていて、
背骨の椎が一つひとつ順番に動くのではなく、
上半身が一つの箱のようになって、まとまって動いてしまいます。

そこで、
”上半身の力が全くない、全くない”
と暗示しながらやってみると・・・
これが結構効果があって、赤ちゃんの動きに近づくんですよね。

そしてもう一つ外せない大切なポイントは、
”丹田に力を入れ、骨盤を立てること”
こと。
この状態を作らずに動き出すと全身の動きを制御できず、
各パーツがバラバラに動いてしまいます。
つまりキレイな運動連鎖にならないんですね。

この赤ちゃんの動きを真似した後に歩いてみると、
今までと全く違った感覚で歩くことができました。
骨盤の動きをトリガー(きっかけ)として、背骨が動く感じ。
一歩一歩の歩行で、骨盤が背骨を押すようなイメージの歩きになり、
とても面白く感じました。
残念ながら、すぐにその感覚は無くなるのですが。(苦笑)

でもこの動き、慣れてくるとテニスにもすごく活かせそうです。
しばらくの間、我が娘を師とし、練習してみようと思います。

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