No.1テニス上達道場日記

テニスを通して感じたこと、学んだことなどを書いていきます。全然関係ないことも書くかも・・・

お互いの能力を最大限に引き出すライバル関係~フェデラー、ナダル

2007年07月10日 | メンタル・心・考え方
ウィンブルドン決勝、凄まじかったですね!
この試合、僕が見た中では、史上最高レベルの試合でした。
エース級のショットをエースで切り返す連続で、
人間技とは思えないプレーの連続でした。

二人ともますますレベルが上がっていますね。
フェデラーもナダルというもう一人の天才が出てこなければ、
今のレベルまで進化できなかったのではないかと思います。

約20年前のボルグ、マッケンロー時代、エドバーグ、ベッカー時代、
サンプラス、アガシ時代、そして今のフェデラー、ナダル時代。
テニスは間違いなく、おそろしいスピードで進化しています。
いったい次はどのような選手が出てくるのでしょうか?
僕の個人的な期待は、ナダルのスーパーパスを簡単に仕留めてしまうぐらいの
スーパーボレーヤーの出現です。
”クモの巣ボレー”みたいな。
まさに漫画の世界ですが・・・笑

さて、ウィンブルドンの興奮が覚めやらぬ中、
大変地味な報告で恐縮ですが、実は僕の方も京王オープンが終了しました。
結果は本戦の2回戦で6-7、5-7で敗退。
第1セットはセットポイントもあったんですけどね。
焦ってフォアのハイボレーをミス・・・
大事な場面で普通にプレーすることの難しさを改めて感じました。

でも自分が成長したと思える点は、そんな自分をだいぶ許せるようになってきたことです。
今までだったら、自分を呪わんばかりに責め立てていたと思います。
でも、責めても過去は変えられないし、次また似たような場面になったとき、
トラウマのようになって身体が余計に硬直することになると思います。

それに何と言っても楽なんですよね。
一般的な価値観からすると良いことでも、悪いことでも、
起こってくる現象を受け入れていくと、心の平安が保ちやすいことが少しずつわかってきました。
そして、どんなことでも受け入れていく姿勢が、
どんな場面でも心が動揺しないことへと繋がっていくのだと思います。

心の修行はまだまだ続きます。