No.1テニス上達道場日記

テニスを通して感じたこと、学んだことなどを書いていきます。全然関係ないことも書くかも・・・

結果へのこだわりが怖れを生む

2007年07月05日 | メンタル・心・考え方
今日は京王オープンのシングルスの予選で出てきました。
結果的には、なんとか勝ち上がることができ、来週から本戦が始まります。

今日も学ぶことがたくさんありました。
僕の場合、勝ちたいという想いが強くなると、やはりダメなようです。
身体が固まり、普段通りのプレーをすることが難しくなります。
もちろん試合に出る以上、勝ちたいという気持ちはなくならないのでしょうが、
その想いが適正量を大幅に超えてしまいがちです。

”結果はどっちでも良い”という考えが腑に落ちてるとき、
もっともパフォーマンスがあがります。
結果にこだわりがないとき、怖れも存在できないからでしょうね。

今日は8ゲームマッチの試合が二つあったのですが、
1試合目の途中、5-0とリードした後、5-2と挽回され始めたとき、
どうしても負けなくないという想いが強くなりました。
そうすると途端に身体が固まり、ボールが飛ばなくなってしまいました。
完全に相手のペースになり、防戦一方の苦しい展開・・・
なんとかかわして8-4で勝ったものの、負けパターンの危ない試合でした。

こういう試合の後は、有り得ないぐらいものすごく疲れます。
固まった身体で振り回されてるんですから、当たり前ですよね。
普段の3倍ぐらいエネルギーを使ってる感覚です。

2試合目は、1試合目の反省を活かし、
”結果はどっちでも良い”という心の状態を保つことだけを本気で心がけました。
そうすると、また急に身体が軽くなり、プレーの自由度が増してきました。
結果は8-0で勝利。
自分の心の状態で、恐ろしくパフォーマンスが変わるということを、
またまた思い知らされました。

試合に出ると本当に心の修行になります。
また報告しますね。