
もうかなり前の話だが、2014年の9月にXR400モタードを下取りに出し、
ホンダ CRF250Lに乗り換えたが、まだXR400モタードのインプレを
きちんとしていなかったので、記憶が薄れるまえに締めくくりとしてインプレしたい。
愛車の履歴
・購入年月
2012年10月
・売却年月
2014年9月
・おもな使用ツーリング(1泊以上)
九州ツーリング6泊7日 2013年4月~5月
北海道ツーリング7泊8日 2013年8月
ビーナスラインツーリング1泊2日 2013年9月
南紀白浜ツーリング1泊2日 2013年12月
東北ツーリング6泊7日 2014年4月~5月
四国ツーリング4泊5日 2014年5月
龍神ツーリング1泊2日 2014年9月
・走行距離
購入時 23910キロ
1回目オイル交換時 26991キロ
2013年 4月29日
2回目オイル交換時 30067キロ
2013年 7月13日
3回目オイル交換時 32730キロ
2013年 9月13日
4回目オイル交換時 35518キロ
2014年 2月15日
5回目オイル交換時 40141キロ
2014年 6月6日
売却時 41970キロ
使用走行距離 18060キロ

・レットバロン購入なので、全国でサポートが受けられる。
・軽量で扱いやすく、悪路、悪天候に強く、ダート走行も可能。
・400CCなので、フェリーに安く搭乗できる。
・消耗品のコストが低い。
以上の理由から、たびたびロングツーリングに駆り出され、さらに
14年2月にスポーツシティ250IEを購入するまで、通勤にも使用していたので、
2年で1万8千キロとかなり高い走行距離となった。
購入時乗り出し価格34万円で、下取り価格11万だったので、負担額23万で
1万8千キロを割ると、千キロあたりのコストは1万3千円程度なので、
なかなかお買い得な車両だったといえる。
売却理由
使い勝手がよい車両なので、最後の最後まで、車検を通すか通さないか迷ったが、
レットバロンで車検の見積もりを出したところ、タイヤの交換や、フロントライトが
暗く、ブースターをつけないと車検が通らない(じゃ納車時の車検はどうやって通したんだと
つっこみを入れたくなったが)などの要因で、車検の費用が10万円近くかかること、
さらにXR400モタードで入門した、林道走行にもう少し本格的に挑戦したいという理由も
あって、250CCオフロードバイクへの乗り換えを決意し、下取売却することとなった。
スペック
通称名 XR400 モタード
車名・型式 ホンダ・BC-ND08
全長×全幅×全高(m) 2.140×0.810×1.140
軸距(m) 1.450
最低地上高(m) 0.220
シート高(m) 0.855
車両重量(kg) 145
乾燥重量(kg) 131
乗車定員(人) 2
最小回転半径(m) 2.2
エンジン型式・種類 NC38E・空冷4ストロークOHC4バルブ単気筒
総排気量(cm3) 397
内径×行程(mm) 85.0×70.0
圧縮比 8.8
最高出力(kW[PS]/rpm) 22[30]/7,000
最大トルク(N・m[kg・m]/rpm) 33[3.4]/5,500
燃料消費率(km/L) 36.0(60km/h定地走行テスト値)
キャブレター型式 VE5DA
始動方式 セルフ式
点火装置形式 CDI式 バッテリー点火
潤滑方式 圧送式(ドライサンプ式)
燃料タンク容量(L) 9.7
クラッチ形式 湿式多板コイル・スプリング
変速機形式 常時噛合式5段リターン
変速比 1 速 2.615
2 速 1.789
3 速 1.350
4 速 1.076
5 速 0.892
減速比(1次/2次) 2.666/2.466
キャスター角(度)/トレール量(mm) 26°50´/79
タイヤサイズ 前 110/70-17M/C 54H
後 140/70R17 M/C 66H
ブレーキ形式 前 油圧式ディスク
後 油圧式ディスク
懸架方式 前 テレスコピック式
後 スイング・アーム式(プロリンク)
フレーム形式 セミダブルクレードル
新車時価格 651,000円
エンジンフィーリング・高速性能
400CC単気筒エンジンの性格上、高回転まで回らないが、低回転から大きなトルクを発生させるので、
下道においては、大型バイク並みの加速感、トルク感を感じることができる。
その反面、高速道路では140キロ程度でエンジン回転が頭打ちとなってしまう。
高速道路では140キロ巡航も可能だが、気持ちよく巡航できるのは120キロ程度であり、
大型バイクのように、高速道路で積極的にライディングを楽しめるほどのパワーはないが、
一般的な250CCオフローダーやモタードに対しては、+20キロ程度の余裕があり、
ロングツーリングでの長距離移動も苦にならない。
単気筒だが、鼓動感はあまりなく、どちらかといえば穏やかなエンジンフィーリングとなっている。

(単気筒400CCという珍しいエンジンを搭載)
(マフラーはモタード車らしくアップマウント)
安定性・コーナリング
始めは、モタード車特有の乗車姿勢に戸惑ったが、モタード車の乗り方に慣れれば、すぐ気にならなくなる。
リヤタイヤに大型ネイキット並みの太さをもつラジアルタイヤを装着するためコーナーリング性能は高く、
車重の軽さと相まって、通常ワインディングロードはもちろん、スーパースポーツや、大型ネイキッドでは
不安を感じるような、道幅が狭く、見通しが悪く、路面も荒れている、酷道、険道と言われる道でも
ワインディング走行をおおいに楽しめる。

(フロントはスポーティーな、倒立サスペンション)

(リアに 140/70R17 ラジアルタイヤを装着)
取り回し
車体の大きさはそれなりにあるが、車重は145キロと軽いので、取り回しはかなり楽である。
燃費
下道を通常走行した場合はリッター25キロ程度だが、高速道路でガンガンエンジンを回すとリッター20キロ以下に燃費が悪化する。
ガソリンの容量が9.7リッターなので高速道路での限界航続距離は180キロ程度、安全マージンを取ると、
実質的には160キロ程度がリミットとなるので、常に給油所までの距離を気にしながらの走行となる。
さらに悪いことに燃料計はついておらず、今となっては珍しいリザーブタンク方式
なので、まだこのバイクに慣れていない時に、
3車線ある新東名の真ん中で通常の燃料が切れて、あわてて路肩によせリザーブに切り替えたこともあった。
タンク容量が少なく
、燃費もあまり良いとは言えないのため、航続距離が短いのは大きな欠点だが、オフローダーやモタードの
大部分は同じ問題を抱えているので仕方ないだろう。
メーター・デザイン
メータはー必要最小限の機能しかなく正直いって貧弱である、デザインも古臭く、あまりパッとしない印象である。
収納はほとんどないので、リアにキャリアを装着しなければ常にバックを背負うはめになる。

(メーターはアナログなもので、距離もダイヤルを回しリセットする方式)

(フロントにはラフ&ロードのオフロード車用バックを装着)

(リアには通販で購入したキャリア(1万2千円程度)を自分で装着して、あまったリックをくくりつけ使用していた)

(フロントライトも貧弱で暗い)
総評
このバイクの短所・長所をまとめると。
短所
・航続距離が短い
・貧弱なメーター機能
・最高速度が低い
長所
・時速100キロまでの加速感とトルク感
・装着タイヤ、サスペンションの性能が高いことにより生じる、コーナリング性能の高さ
・軽い車重による取り回しの良さ
・タイヤの消耗が低いことなどからくる、維持費の安さ
・見かけより良い乗り心地
このバイクを所有して実感したのは「軽さは正義」ということにつきる。
上でも述べたが、高速走行が多少苦手な程度で、あとは全てをバランスよくこなす万能バイクなので、ロングツーリングにたびたび使用し
気づけば、2年間で1万8千キロと4台所有するバイクのなかで一番走行距離が長いバイクとなっていた。
今回乗り換えることとなったが、所有していた2年間の満足度は高く、マイナーだが、おおいにおすすめできるバイクである。
2014年12月時点で私がレッドバロンに下取りに出したバイクがまだ売れ残っているので、興味がわいた方は是非検討してみてください。
(27万9千円で販売中)
ホンダ CRF250Lに乗り換えたが、まだXR400モタードのインプレを
きちんとしていなかったので、記憶が薄れるまえに締めくくりとしてインプレしたい。




愛車の履歴
・購入年月
2012年10月
・売却年月
2014年9月
・おもな使用ツーリング(1泊以上)
九州ツーリング6泊7日 2013年4月~5月
北海道ツーリング7泊8日 2013年8月
ビーナスラインツーリング1泊2日 2013年9月
南紀白浜ツーリング1泊2日 2013年12月
東北ツーリング6泊7日 2014年4月~5月
四国ツーリング4泊5日 2014年5月
龍神ツーリング1泊2日 2014年9月
・走行距離
購入時 23910キロ
1回目オイル交換時 26991キロ
2013年 4月29日
2回目オイル交換時 30067キロ
2013年 7月13日
3回目オイル交換時 32730キロ
2013年 9月13日
4回目オイル交換時 35518キロ
2014年 2月15日
5回目オイル交換時 40141キロ
2014年 6月6日
売却時 41970キロ
使用走行距離 18060キロ


・レットバロン購入なので、全国でサポートが受けられる。
・軽量で扱いやすく、悪路、悪天候に強く、ダート走行も可能。
・400CCなので、フェリーに安く搭乗できる。
・消耗品のコストが低い。
以上の理由から、たびたびロングツーリングに駆り出され、さらに
14年2月にスポーツシティ250IEを購入するまで、通勤にも使用していたので、
2年で1万8千キロとかなり高い走行距離となった。
購入時乗り出し価格34万円で、下取り価格11万だったので、負担額23万で
1万8千キロを割ると、千キロあたりのコストは1万3千円程度なので、
なかなかお買い得な車両だったといえる。
売却理由
使い勝手がよい車両なので、最後の最後まで、車検を通すか通さないか迷ったが、
レットバロンで車検の見積もりを出したところ、タイヤの交換や、フロントライトが
暗く、ブースターをつけないと車検が通らない(じゃ納車時の車検はどうやって通したんだと
つっこみを入れたくなったが)などの要因で、車検の費用が10万円近くかかること、
さらにXR400モタードで入門した、林道走行にもう少し本格的に挑戦したいという理由も
あって、250CCオフロードバイクへの乗り換えを決意し、下取売却することとなった。
スペック
通称名 XR400 モタード
車名・型式 ホンダ・BC-ND08
全長×全幅×全高(m) 2.140×0.810×1.140
軸距(m) 1.450
最低地上高(m) 0.220
シート高(m) 0.855
車両重量(kg) 145
乾燥重量(kg) 131
乗車定員(人) 2
最小回転半径(m) 2.2
エンジン型式・種類 NC38E・空冷4ストロークOHC4バルブ単気筒
総排気量(cm3) 397
内径×行程(mm) 85.0×70.0
圧縮比 8.8
最高出力(kW[PS]/rpm) 22[30]/7,000
最大トルク(N・m[kg・m]/rpm) 33[3.4]/5,500
燃料消費率(km/L) 36.0(60km/h定地走行テスト値)
キャブレター型式 VE5DA
始動方式 セルフ式
点火装置形式 CDI式 バッテリー点火
潤滑方式 圧送式(ドライサンプ式)
燃料タンク容量(L) 9.7
クラッチ形式 湿式多板コイル・スプリング
変速機形式 常時噛合式5段リターン
変速比 1 速 2.615
2 速 1.789
3 速 1.350
4 速 1.076
5 速 0.892
減速比(1次/2次) 2.666/2.466
キャスター角(度)/トレール量(mm) 26°50´/79
タイヤサイズ 前 110/70-17M/C 54H
後 140/70R17 M/C 66H
ブレーキ形式 前 油圧式ディスク
後 油圧式ディスク
懸架方式 前 テレスコピック式
後 スイング・アーム式(プロリンク)
フレーム形式 セミダブルクレードル
新車時価格 651,000円
エンジンフィーリング・高速性能
400CC単気筒エンジンの性格上、高回転まで回らないが、低回転から大きなトルクを発生させるので、
下道においては、大型バイク並みの加速感、トルク感を感じることができる。
その反面、高速道路では140キロ程度でエンジン回転が頭打ちとなってしまう。
高速道路では140キロ巡航も可能だが、気持ちよく巡航できるのは120キロ程度であり、
大型バイクのように、高速道路で積極的にライディングを楽しめるほどのパワーはないが、
一般的な250CCオフローダーやモタードに対しては、+20キロ程度の余裕があり、
ロングツーリングでの長距離移動も苦にならない。
単気筒だが、鼓動感はあまりなく、どちらかといえば穏やかなエンジンフィーリングとなっている。


(単気筒400CCという珍しいエンジンを搭載)

(マフラーはモタード車らしくアップマウント)
安定性・コーナリング
始めは、モタード車特有の乗車姿勢に戸惑ったが、モタード車の乗り方に慣れれば、すぐ気にならなくなる。
リヤタイヤに大型ネイキット並みの太さをもつラジアルタイヤを装着するためコーナーリング性能は高く、
車重の軽さと相まって、通常ワインディングロードはもちろん、スーパースポーツや、大型ネイキッドでは
不安を感じるような、道幅が狭く、見通しが悪く、路面も荒れている、酷道、険道と言われる道でも
ワインディング走行をおおいに楽しめる。


(フロントはスポーティーな、倒立サスペンション)


(リアに 140/70R17 ラジアルタイヤを装着)
取り回し
車体の大きさはそれなりにあるが、車重は145キロと軽いので、取り回しはかなり楽である。
燃費
下道を通常走行した場合はリッター25キロ程度だが、高速道路でガンガンエンジンを回すとリッター20キロ以下に燃費が悪化する。
ガソリンの容量が9.7リッターなので高速道路での限界航続距離は180キロ程度、安全マージンを取ると、
実質的には160キロ程度がリミットとなるので、常に給油所までの距離を気にしながらの走行となる。
さらに悪いことに燃料計はついておらず、今となっては珍しいリザーブタンク方式

3車線ある新東名の真ん中で通常の燃料が切れて、あわてて路肩によせリザーブに切り替えたこともあった。
タンク容量が少なく

大部分は同じ問題を抱えているので仕方ないだろう。
メーター・デザイン
メータはー必要最小限の機能しかなく正直いって貧弱である、デザインも古臭く、あまりパッとしない印象である。
収納はほとんどないので、リアにキャリアを装着しなければ常にバックを背負うはめになる。

(メーターはアナログなもので、距離もダイヤルを回しリセットする方式)


(フロントにはラフ&ロードのオフロード車用バックを装着)


(リアには通販で購入したキャリア(1万2千円程度)を自分で装着して、あまったリックをくくりつけ使用していた)

(フロントライトも貧弱で暗い)
総評
このバイクの短所・長所をまとめると。
短所
・航続距離が短い
・貧弱なメーター機能
・最高速度が低い
長所
・時速100キロまでの加速感とトルク感
・装着タイヤ、サスペンションの性能が高いことにより生じる、コーナリング性能の高さ
・軽い車重による取り回しの良さ
・タイヤの消耗が低いことなどからくる、維持費の安さ
・見かけより良い乗り心地
このバイクを所有して実感したのは「軽さは正義」ということにつきる。
上でも述べたが、高速走行が多少苦手な程度で、あとは全てをバランスよくこなす万能バイクなので、ロングツーリングにたびたび使用し
気づけば、2年間で1万8千キロと4台所有するバイクのなかで一番走行距離が長いバイクとなっていた。
今回乗り換えることとなったが、所有していた2年間の満足度は高く、マイナーだが、おおいにおすすめできるバイクである。
2014年12月時点で私がレッドバロンに下取りに出したバイクがまだ売れ残っているので、興味がわいた方は是非検討してみてください。





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