広島一敷居の低いインテリアコーディネーターのここ20年間の記録。

うっかり木工所に嫁いでから走り抜けた20年の記録。気づいたら、医療系から転身してインテリアのプロになってましたとさ。

一緒に生きてきた人たち

2006-12-13 15:36:49 | 自営業の妻
広島の面白いブログが満載!



昨日のshiozyさんのブログはshiozy会社の採用の基準の話でした。
「一緒にいきていけると思えるか」←これが採用のポイントだそうです。
今日はそれにちょっと影響された記事です。たぶん。



昨日はうちの会社の忘年会でした。
つゆまめも、もちろん参加してきましたヨ

うちの会社ミヤカグは創業50ぅ・・(えっと何年だっけ?やばっ、忘れた)50余年の家具製造業。つまり木工所。
従業員さんには、熟練の職人さんもおられます。
熟練ってどのくらいかというと・・、16,7歳のころに田舎から集団就職ででてきて就職して、それからミヤカグひとすじ40数年!だそうな。

凄!!

なんと、同じ会社で最長3年しか働いたことの無いつゆまめには驚きの勤続年数です。

昨日の酒の席。
私の目の前は、そんな、10代の頃から文字通り同じ釜の飯を食った二人の職人さん(AさんとBさん)でした。
若かりし頃の思い出話をきかせてもらいました。

五日市に移転する前に工場があった観音のあたり一面のネギ畑の話。
寮の目の前にある天満川?で泳いでいた話。
女工さんも含めて数人でみかん狩りに行った話。
Aさんの奥さんは、同じくミヤカグで働いておられた方で職場結婚。
Bさんも狙っていたという噂も(笑)ある恋話などなど。

そんな大昔(失礼!)の話の中でとびきりびっくりだったのは
うちの義母は当時の社長の娘になるんですが、その頃中学生だったとのこと

中学生の頃から知っている人と今も一緒に働くなんて。
まさに「一緒に生きてきた人たち」だと思いませんか。


そんな、ミヤカグのルーツをよーく知っているBさんにこう言われてしまいました。
「店長(夫のこと)が生まれる前からしっとるけど、ほんとにいい人間だけん、だんなさんのこと、もっともっと大事にせにゃいけんよぉ。」
と・・。

あれれ?

大事にしてないですか、私(笑)
こんなにPさまPさまと大事にしてるのにねぇ!
(Pさま・・いつもコメントくださるはなまるさんが、ご主人のことを「頭が空っぽのピーマン」に例えてこう呼んだのをきっけに一部でだんなさんのことを愛情を込めてP様と呼ぶのが流行してます・以上解説終わり)

そんな、ことしの会社の忘年会。
3代目の嫁さんつゆまめは、今日もやっぱり二日酔いなのでした。
二日酔いになるほど飲まなきゃいいのにねぇ>私。
いろんな意味でまだまだ修行がたりませぬ。


☆父ちゃんが店長!カントリー家具専門の通販ショップ
       カントリー家具館ウッド工房 → 
ただいま「手作り学習机フェア開催中!」温かみのあるデスク、一度見に来てください!


☆私が店長!ソファ専門の通販ショップ、9月1日オープン!
 くつろぎとナチュラル感がコンセプトのオリジナルソファが100タイプ以上

       ソファのある暮らし.net →    





コメント (11)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 息子くんの初舞台・涙 | トップ | 年長さんのパパママ必見! »
最新の画像もっと見る

11 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ぶんぶん)
2006-12-13 16:17:07
いい話ですねえ。
観音ネギ畑に沈む夕日が目に浮かびます。
投稿したら即採用ですよ、きっと。
で、お義母さんが先代社長の娘さん…
ミヤカグは女系なんですね!納得。

返信する
Unknown (ももくま)
2006-12-13 17:28:22
素敵なお話ですねぇ。
っていうか一筋ってすごい。知り尽くしてるからこそステキな家具もできるんでしょうね。
ぜひ今度お店に行かせてください。
返信する
同志 (shiozy)
2006-12-13 17:40:37
つゆまめどん。遅くなりました。
「勤めあげる」という言葉がぴったりな職人さんたちですね。
いまのご時世、「勤めあげる」のは必ずしも美徳とは言われませんが、
一部でもこういう姿が残ってほしいですね。
40数年一緒に生きてきた。それは「同志」みたいなものです。
かたい絆があると思いますよ。
返信する
Unknown (はなまる)
2006-12-13 21:29:16
つゆまめちゃん、p様の解説は・・・^^;
家の主人も集団就職で大崎上島~東京へ。
白血病の保男君も中卒で愛媛~広島に。
そして、隣の工場で働いているのをエライなアと
眺めていました。
そう、あの時も~裁断機で指が4本落ちる時も。
家の主人を初めて見た時も・・・エライ!と。
こういう人たちの労働の上に日本が成長したと言っても過言では無いでしょう?
でも、それを支えたのは「妻」ですけどね^^b
少々の辛い事にビクともしないのは、それ以上の経験があるからでしょうね~!
私たち年代のまだ上の姑様が!ね。
だから、義母様の苦労は判りますよ。
そんな、人たちの手前、(多分甘えはそれなりに)厳しかったと思いますよ。
「示しが付かない」という言葉で。
返信する
Unknown (じゃこ)
2006-12-13 21:42:39
長年木工一筋に働いてこられた職人さん、広島の産業を支えた方たちですね・・
私は、たかだか30年、この業界にいましたが、創業当時はたくさんの木工所が市内にもあったんですよね。
それがいまはほとんど海外に任されるようになりました。技術が廃れることが一番大事な財産を失くしているように思います。ほんとに寂しいことです。
返信する
Unknown (チャクラン)
2006-12-14 01:05:26
実家の眼鏡屋に私は行きますが
そこには、私が小学4年だったのを知ってる従業員もいます。

その従業員いわく、チャクランちゃんがお母さんね~♪だそうで・・・。

人にも歴史がありますが、会社にも同じように歴史があり
従業員に支えられて、今があるのは間違いないです。
めずらしく(?)堅苦しいコメになっちゃいましたが
つゆまめさんの人柄で、楽しい昔話が聞けるんだと思います!
ステキな従業員さんに恵まれて、家業も安心ですね♪
返信する
Unknown (なほ)
2006-12-14 05:35:21
いやいや、いつも旦那様への深い愛情を
感じますよ。(多分)
でも、本当に素敵なお仕事ですね。
私、そういう長くずっと続いているものに
あこがれます。

2日酔いにならないために、ぜひ「ウコンの力」を
飲む前に飲んでみてください。
全然違いますよ!
返信する
マイスター (やんじ)
2006-12-14 07:15:24
最近では、ドイツの?マイスターとかいう制度を真似て読んでいますが、「職人」という言葉が大好きです。
その職人さんて、先日お伺いしたときに気持ちよく対応していただいたおじさんかな?

物づくりのプロは、なかなか育たないから大変ですね。

観音ネギは有名ですが、最近は聞かないですね。
返信する
Unknown (つゆまめ)
2006-12-14 10:34:32
>ぶんぶんさんへ
いい話ですか。ほめるとまた調子に乗って「こだま」に投稿しちゃいますよ~(笑)

>ももくまさんへ
ぜひ一度遊びに来て見てくださいな。
ほんと、一筋ってすごいよね~。
私、一番続いた仕事がバイトの4年だからなぁ・・・。

>shiozyさんへ
「勤めあげる」まさにそうですね。
終身雇用じゃなくなってきた昨今ではもうなかなか無いでしょうね。良いか悪いかは別として。
なんせ、今の若者は新卒で入った企業に3年勤める人も少ない世の中ですから。そういう私も多分にもれず。

>はなまるさんへ
さすがはなまるさん、コメントが深いですね~。
「示しがつかない」ね・・。そのとおりみたいですよ。姑よりも厳しい実母のほうが大変なのかも。若くしての婿取りには私たち「現代人」には想像もつかない苦労もあったようですし。
ま、3代目嫁はこのとおりオキラクにやらしてもらいますわ。Pちゃんと仲良くネ!

>じゃこさんへ
国内で作ってちゃアワナイ時代ですからね。
うちもしかりですよ。
家具業界も厳しいのでアッチもコッチもつぶれていってますよね~。

>チャクランさんへ
眼鏡屋さんはご実家なんですね。
従業員さんを大事にしなくっちゃ・・って思いますわ。勤め人時代(病院)には上司や院長の悪口を肴に毎晩飲んでたのにねー。今はそうもいかず(笑)

>なほさんへ
だんな様大事にしてますよねー!!(ここ大事)
ウコンは、オフ会には飲んでいったんですが・・。
結果は惨敗。
若い頃みたいな気持ちで飲んじゃだめってことですね・・・。
返信する
Unknown (つゆまめ)
2006-12-14 10:38:07
>やんじさんへ
そうそう、そのオジサンです。多分。
うちの会社も昔たくさんの従業員さんをかかえて婚礼箪笥をじゃんじゃん作ってた頃とは変って、今は少人数で製造から販売までやってます。ものづくり(あの人は塗装のプロ)一筋でやってきた方にも、忙しいときには接客までやってもらってますので。広島弁丸出しで味のある接客をしてくれてます。ありがたいことです。
返信する

コメントを投稿

自営業の妻」カテゴリの最新記事