北の国の人生ノート

これからの人生を有意義に生きていくための道程。自分で自分のために書く日記です

キリン・チャレンジカップの日本2―0ペルーでもオシムの辛口理想は、内容

2007-03-27 | スポーツ
久しぶりの快勝そして久しぶりの参戦。
欧州組が合流したから勝った、
という見方をオシム監督はあっさりと否定した。
終了間際5分のサッカー、つまり俊輔、
高原を下げ若手を入れた後こそが
「日本のサッカーが目指すのもの理想だ」と強調した。
その意味は数字に表れた。前半のシュートは、わずかに3本。
中盤でミスが多く、ボールは回らない。人は動かない。
後半残り5分間のシュート数は4本(前後半で10本)。
相手が疲れたとはいえ、「特に若い選手3人
を入れた後はスピードが上がり、ワンタッチのプレーが多くなり、
エスプリの利いたプレーが見られた」と絶賛した。
逆に「前半の戦いなら逆に0―2だった」。
その批判の“中心選手”は俊輔だった。
「久しぶりの代表で特別なことをやろうというプレッシャーがあった。
一本一本がナイスパスを狙っていた。
いつも天才的なプレーをしようとすると無残になる」
いつものスターを嫌うオシム流のやり方だ。
マスコミ、ファンが注目する俊輔についての過剰な質問を嫌ってきた。
「試合前のアドバイスは?」という一般的な質問にも
「6~7か月ぶりに日本でプレーする選手に何を言ったら気を楽にできるか?」と、欧州組への質問と勘違いしたほど指揮官自身もナーバスになっていた。