北の国の人生ノート

これからの人生を有意義に生きていくための道程。自分で自分のために書く日記です

いまさらの新YKKトリオ

2007-03-18 | 趣味
こんな記事を見つけた。これだから政界は、魑魅魍魎の棲むところ
安倍晋三首相に批判的な自民党の山崎拓前副総裁、加藤紘一、古賀誠両元幹事長の「新YKKトリオ」が、参院選後の政局に向けて動き始めた。安倍首相と中川秀直幹事長の亀裂に便乗した面もあり、首相には気がかりのタネとなりそうだ。

 3人は12日夜、東京・四谷の日本料理店で二階俊博国対委員長を交えて会食した。新YKKの会合は2月19日に続き2度目だ。席上、加藤氏が「参院選は非常に厳しい。与党で過半数を割れば首相の責任は避けられない」と述べるなど、3人の「反安倍」姿勢は周知のことだが、今回はそこに中川幹事長を支える二階氏も加わっていたことが、政界の耳目を集めた。

 政権ナンバー2の中川氏は、もともとアジア外交などで新YKKと考えが近いが、首相は求心力回復へタカ派色を強めつつある。二階氏と新YKKの会合は、「安倍・中川」関係への揺さぶりという狙いも透ける。

 山崎氏は14日、CS番組の収録で「我々はアジア外交重視派だ。二階氏は中国で非常に信用が高い。福田康夫元官房長官、高村正彦元外相、野田毅元自治相ら(親中派)が力を合わせて日米中新時代を作っていくべきだ」と強調。同じ収録で加藤氏も「政治家は一つの政策を元に結集すべきだ。大宏池会構想のようなものではなく、アジア外交のようなテーマで力を合わせるのが正しい」と語り、外交基軸のベテラン結集を示唆した。

 古賀氏も11日、記者団に「戦後の平和憲法は世界遺産くらい大切なものだと思う」と述べ、改憲に熱心な首相をけん制し、加藤氏らに同調した。

 古賀氏は「参院選で与党が過半数割れしても、衆院を解散する必要はない。衆院選を行っても参院の議席は変わらない。負けた場合は政界再編を視野に入れるべきだ」とも発言。参院選後の政局へ想を巡らしているようだ。