北の国の人生ノート

これからの人生を有意義に生きていくための道程。自分で自分のために書く日記です

早実vs駒苫に決着つく。両チーム勝ち。選手は勿論みんなのの人生の1コマ

2006-08-22 | スポーツ
走馬燈は夏の季語である。「走馬燈いのちを賭けてまはりけり」
一つの炎で動いているにすぎない。見る人の胸が心なしか痛む
けなげな風情を、「いのちを賭けて」と言い留めている。
似通う一抹の痛みを覚えながら、テレビ画面に釘付け。
決勝再試合は早稲田実業が駒大苫小牧を1点差で下し、
夏の高校野球が幕を閉じた。
また37年前の三沢高vs松山商業の延長引き分けとなった試合も浮かぶ。
前日の試合で、疲労が残っていないはずがない。片や初優勝、
片や3連覇の重さに耐えて右腕を回しつづけた精神の炎に、
勝者も敗者もない。これからの人生の通過点に過ぎない
走馬灯のようなもの・・・・・・・。
戦った選手は、また掛け替えの無い経験であったろう。
この試合を見る事が出来たことは、
私たちにとっても本当に幸運なこと。
自分人生にどんな風に生きるかいやどんな意味を持つかは、自分次第。
外には、秋風がふきはじめている。