気まぐれ五線紙 K-pop

 My Favorite CD Collection ( 284 Artists )

Clover ( クローバー )

2011-04-16 | HipHop



클로버
Clover
クローバー
GYM Entertainment

〈 Member 〉
  은지원 Eun JiWon ウン・ジウォン 1978年6月8日生れ
  타이푼 Tyfoon タイフーン (양태웅:ヤン・テウン) 1978年9月5日生れ
  길미 GilMe キルミ (길미현:キル・ミヒョン) 1983年4月10日生れ


〈 Music Video 〉
   Bugs MusicVideo 全1映像(60秒)
   DaumMusic MusicVideo 全2映像

〈 気まぐれ五線紙 Entertainment 〉
   2011.04.02 Clover、かなりいい!


  
  
  
  
  
  
  
  


《 Genre 》
  HipHop

《 Audition / Video 》
   DaumMusic
   곡정보:曲 뮤직비디오:ミュージックビデオ 포토:フォト / 정규:正規版 비정규:非正規版 싱글:シングル
   Bugs
   아티스트:アーティスト 앨범:アルバム 곡:曲 뮤직비디오:ミュージックビデオ 한마디:ひと言
   Mnet
   아티스트:アーティスト 곡:曲 앨범:アルバム 영상:映像 포토:フォト / 정규앨범:正規アルバム 집:集

《 Profile 》
   Nate
   Daum
   Naver

《 Official / Private Site 》
   miniHP (GYM Entertainment)
   twitter (GYM Entertainment)




《 Album 》
    MiniAlbum 「Classic Over」 2011年3月

《 myCollection 》
  Classic Over




【 2011.04.16 / Classic Over 】
Clover(클로버)を知ったのはGilMe(길미:キルミ)関連のニュース記事からである。ただ、Cloverのジャケットを見た時は、なんだか訳の分からない新人のデビューアルバムかと思って通り過ごすところではあった(笑)。

Cloverのメンバーは、ウン・ジウォン(은지원)、Tyfoon(타이푼)そしてGilMeである。
ウン・ジウォンは、最初、人気歌謡の司会で顔を知り、後に音楽内容を知ったが、その後は、GilMeのデビューの絡みでよく目にすることとなって、彼については概ね分かっているつもりでいる。
知らなかったのがTyfoonで、彼についての認識は、今回のCloverデビューからとなる。
彼は、2007年8月に1集をリリースし、2008年9月にシングルをリリースした後は、ウン・ジウォンとBig Brothaのアルバムでフィーチャリングされているぐらいで表立ってはよく見えない。
基本的にはラッパーで、ウン・ジウォンとは仲がいいのだろう、おそらく一緒(?)にGYM Entertainmentを作って行動をともにしているのだと想像する(当然、ウン・ジウォンのアルバムにはよくフィーチャリングで登場する)

今回のこのアルバム「Classic Over」は、基本的にCloverのセルフプロデュースであり、作詞・作曲・編曲も彼ら3人によるものである。
彼ら3人以外にはKeeproots:킵루츠(이근수:イ・グンス)の名が見られ、彼もプロデュースをはじめ、作詞・作曲・編曲に係わっている。
Keeprootsは、2009年11月に1集をリリースしたきりだが、2人組 Icon(아이콘)のメンバーの1人だ(いまも?)。

「Classic Over」の収録曲は全4曲で、そのいずれもが、ラップにも、歌にも、そしてジャンル的にも、そのどれにも偏らない形で、上手く作られている感じのアルバムに仕上がっている。
そして、その曲の1曲1曲が大衆的で聴きやすい曲ばかりで、なにか、仲間うちで楽しんで作り上げたゴキゲンな曲たちを収録した感じがする。
もっとも、そう感じるのは私だけかも知れず、アルバムの紹介では、「大衆音楽の世相に従わないで、1980年~1990年代の重たさが感じられる曲でトラックを満たした」となっている。(この「大衆音楽」の定義が違うかも)

リードトラックの「La Vida Loca」はスペイン語だそうで、(訳が間違っているかも知れないが)「人生に熱くなる(인생에 미치다)」というような意味のようで(?)、人生を舞台に例えて、自分だけの人生を表現し、失敗や試練にも屈せずに目標に向かって走っていこうという希望的な内容を表わしたもののようだ(たぶん(汗))。

1曲目「Classic Over」、この曲だけが単独で作られていて、作詞・作曲・編曲はTyfoonだ。私は本来ラップ系の曲は、そんなに必要としないが、この曲はメロディーが生きた低音の響きが面白くて実にいい。ノリもいい。
2曲目「La Vida Loca」、バックでブラスの響きが特徴の、リードトラックで、ウン・ジウォン出演のKBS「ハッピーサンデー 1泊2日(해피선데이 1박2일)」で挿入曲で使われたこともあって、リリースしてから2週間経ってからcyworldで、4日連続でトップに登る人気ようだ。ほか、この曲に関しては、GilMeの話題なども多いようだ。作詞は3人で、作曲がKeeprootsとGilMe、編曲がKeeprootsだ。この編曲が、この曲の特徴でもあると思う。いい。
3曲目「ICE트림:アイストゥリム」、作詞が3人で、作曲・編曲がKeeprootsだが、歌詞を自動翻訳しても、想像さえつかない、さっぱりわけの分からない歌詞内容だが、なんだか面白い曲である。因みに「트림」はゲップの意味なんだが、「氷のゲップ」という意味だろうか??
ラストの4曲目「Better Day」、2人の低音の響きのフレーズ部分が最高にいい。そして、GilMeがいい。この曲も歌詞の内容がストレートに解れば面白いようなんだが(残念)。作詞が3人で、作曲がKeeprootsにTyfoonとGilMeで、編曲がKeeprootsの曲だ。

いやぁ、(歌詞は解らないのだが)「Classic Over」、最高に面白くていい。
Clover、次リリースもきっと有ると思うが、3人で、さらにパワーアップして、音を楽しんで、遊んで、いいアルバムを作って欲しい。楽しみであり、期待する(悦)。