夏の合同さんぽ

2014年08月20日 | つねさんぽ

毎年恒例の床宗さんと行く「東京さんぽ」

今回は、夏らしく、わけあり(!?)なお地蔵さんをめぐるさんぽです。

(登場人物紹介)

床宗さん:日本大学農獣医学部(現生物資源科学部)写真研究部の第36代部長。

つねさんぽの1学年先輩であります。学生時代は、相撲の「床山」(簡単に言うと髷を結う人)になりたいと二人で話しておりました。理由は、相撲の本に書いてあった「一日二時間働いてあとは自由」という相撲に携わりながら自由なポジションにとてもあこがれを抱いたからです。

上等兵さんの名付け親(!?)でもあります。

床宗さんブログ ↓

http://blog.goo.ne.jp/tokomune

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まずは茗荷谷・林泉寺にある「しばられ地蔵」「しばり地蔵」ともいうそうです。

いわれは諸説ありますが、大岡越前の有名なお裁きの話とはちょっと場所が違うそうです。

「大岡越前のオープニング」の感じで

♪んーんんんー んんんんんん んーんんんーん♪

住民のフラストレーション解消のためみたいですよ。

次は

北池袋の「お茶あがれ地蔵」

♪おちゃあがれーー おちゃあがれー おちゃあがれーー ガンダムーーー♪

すみません。

お茶あがれ地蔵ですが

お茶あがれ地蔵よりも、行く途中の「進撃の巨人」みたいなのの方がインパクトがあったのでそちらの方をば

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巨人が壁を超えそうだぁ!

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床宗さんと「トマソンだねぇ」

「ほんとトマソンですよねぇ」

と、ちょっと本来のトマソンとは違うようですが、「トマソン」懐かしやということでトマソン。

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次は新宿・東福院の豆腐地蔵

いつも豆腐を買いに来る人がいて、その人のお金が石ころや葉っぱになってしまうことから、豆腐屋の主人がその人の左手を包丁で切ってしまったところ、左手が欠けているお地蔵さんがあるので犯人はお地蔵さんだということだそうで、いくらいつも騙されているとはいえ、包丁で襲うか?ということで豆腐地蔵でした。

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暑いので近所の新宿区立新宿歴史博物館に避難。&見学。

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新宿の歴史がわかりました。

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有閑マダムは新宿で一日遊ぶと昭和初期で3円51銭くらいかかるんですってよ奥様。

次は新宿・成子坂の「子育て地蔵」

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高層ビル群の中にある地蔵堂は、奉公にだした息子が帰ってくるのに、もてなしてやるお金がない父親が辻斬りをしてお金を稼いでいたところ、辻斬りした相手の財布が息子のものだった。つまり自分の息子を斬ってしまったという悲しいお話。

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そして近所にある成子富士(標高12m)

都会のど真ん中にそびえる富士塚は見晴良好です。

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山頂にて。

ちょっと登山道が険しかったです。

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久々のビックマウンティンに興奮しました。

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さて、こちらは渋谷区幡ヶ谷にある酒呑地蔵。

普段飲まない酒に酔い川に転落してしまって命を落とした、村でまじめで有名だった青年が夜な夜な村人の枕元に現れ、二度とこのような事が起こらぬように地蔵を建ててほしいと、いうことから建てられた地蔵堂です。

身につまされる思いで手を合わせてきました。

ちょうど時間となりました。

長編となりましたが、お付き合いいただきありがとうございます。

本日はここまで。

ごきげんよう。

2ne

おまけの昔話

保育園児時代にお遊戯会で「かさ地蔵」を演じた際、おじいさん役の恒明坊やは、ダブルキャストのおじいさん役の園児と演技の方向性の違いで衝突。(舞台の端から端へ移動の際に両者がぶつかったという説もあり)

寸劇は一時中断という過去があるそうな。