飄(つむじ風)

純粋な理知をブログに注ぐ。

「原発が爆発します」自衛官告げに来た・・朝日新聞9/11

2011-09-16 17:40:32 | ブログ

「朝日新聞」!!・・・ここがミソである!!
6ヶ月も経って、こんな報道、意味があるのか?
とっくに流布された事実であるが、当時、報道管制の下にあった・・・?!
だから、同新聞も同罪なのであるが、
報道アリバイ作りと勘ぐられても仕方がない!!


 官僚的すぎる御用新聞。朝日新聞は常に、今も昔も御用新聞だ。否、朝日新聞ばかりではあるまい。押し並べて大手メディアは全てそうだ。


 社会の木鐸は、とうに失われている。世の中の風向きを窺って、記事を書いているのだ。世の中の風向きを窺って、発表をする政府と同じである。意味がない。意味がないから、事実の曝露がネットで盛んになる。


 『自衛隊は、当時、遠くは新潟県境まで撤収した。』 この噂は、本当であった。その時、『大丈夫、大丈夫』のこだまが、鳴り渡ったのだ。

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<ロイターの写真 3月15日:これを見れば、察しが付く>


 政府高官と、東電社員とその家族は、自衛隊と同じ行動をいち早く取った。棄民作戦と言われても仕方があるまい。


【転載記事】被災地からの手紙 

3月11日
第一原発より15km川内村にて午後2時迄作業早く終わったので近くの村営温泉につかる。
身体を洗い、湯舟につかっている時大地震。ようやく服を着て山をおりる。さらに山道を行くも道路ズタズタ。

国道6号へ向かうもダメ。もどるもならず普段一時間の帰りに7時間、ケータイ通じず、公衆電話30分ならんでかける。
3月14日
原子力保安院の友人よりTel「未だ大丈夫です。」
3月15日
原子力保安院の友人よりTel「ダメです避難してください。」
母と妻を連れ横浜へ逃げる。国道車すすまず。
友人より高速道に乗れるという話聞く。常磐道北茨城ICより乗る。殆どの人が知らないらしく、ガラガラ。
3月21日
山梨へ行く。山梨県温泉組合が福島の客を拒否の新聞記事に唖然とする。
3月31日
いわきに戻る。
3月12日~20日迄水の配給1日5Lのみ。ガソリンなし。
4月3日迄一台3000円ガソリン入る。

第一原発で水処理、パイプ洗浄を行っている業者によれば、東電大本営発表はウソだらけ。東電第一では、所長と若手のみ動き廻り役職にある人々はボー然としている由。
飯舘村10日間放射線量11ミリシーベルト、年間通せば大変な事になる。
重機が足りず茨城のレンタル会社申し込んだ処、Noの返事。
一日5万円にて年寄り集め、東電は1人40万円出している。
地震当日双葉にいた展示販売業者は避難所3カ所たらい廻し、バスを乗り継ぎ4月2日に帰宅。
地元土建業者はトクジュトクジュと大よろこびヒバクの恐ろしさを知らないのか?鹿島建設、前田はじめ、大手ゼネコンが屋内待機地区以外の人夫を集め、20k~30k圏内に連れてくる。尚東電の人々は昔から、あの辺で取れた魚は食べません。【転載終了】

 


 こういう事は、口(くち)コミニュケーションの方が、正確だ。デマもあろうが、それを見抜くのは、情報リテラシーだから、それを研ぎ澄ますしかない。デマはどんなに規制しても防げない。結局、デマと言われた情報が、真実であったりする。


 この場合も、
『自衛隊は、当時、遠くは新潟県境まで撤収した。』と言うことが、真実で、『大丈夫、大丈夫』が官製デマであったことがはっきりした訳だ。


 あの時、『自衛隊は、当時、遠くは新潟県境まで撤収した。』とブログに書けば、デマ規制で、とっくに規制されていたかも知れない。結局、分けの分からない件で、強制閉鎖された当ブログとしては、同じ事なら書いておけば良かったとも、反省をしている。



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
飄平さま (miya)
2011-09-16 22:41:14
飄平さま
このエントリーを書いてくださってありがとうございます。情報難民になるのは本当に恐ろしいことだと思いました。孤立した市町村は言葉では言い表せないくらい大変だったと思います。
自衛官が避難をするように言いにきたということは (谷間の百合)
2011-09-17 15:24:46
自衛官が避難をするように言いにきたということは
どういうことなのかと思いました。
本来なら災害は有事ですからシビリアン・コントロールが
発動されなければいけないのではないでしょうか。
つまり、指揮系統が機能不全に陥っていたので
自衛隊が独自に収集した情報にもとずいて住民に
避難を、指示ではなく勧告にきたということでしょうか。


20キロ圏内の住民に避難を呼びかけたときだって
枝野さんの口振りには緊急性や重大性を感じさせる
ものは何もありませんでした。
そのことを、冷静な対応だったと評価する人がいましたが
バカも休み休みに言ってほしい!
かれは家族に対しては敏感だったけど、国民のことには
鈍感だったということです。
パニックを恐れたというのが本心なら
パニックによって引き起こされた問題が自分の身に及ぶのを
恐れたということに外なりません。


「ただちに」という副詞は行動を促すためのもので
正しくは、「ただちに避難してください」というように
使われるものではありませんか。
そして、はっきりとした口調で
「ただちに避難してください」と言うことが
住民にどれだけの安心感を与えるかということです。
なぜなら、それによって、上に立つ者が、自分たち国民の身を
案じてくれていることを感じることができるからです。


どんな悪い状態になっても、トップの覚悟と
指揮系統が万全ならば国民は冷静でいられるのです。
今回、シビリアン・コントロールが絵に描いた餅だと
いうことがよく分かりました。
かくなる上は、今後は自衛隊と国民が一心同体となって
国の再建と防衛に当たるしかないではありませんか(!?)

<返事>

谷間の百合 様
いつもコメント有り難うございます。

 組織的告知ではないようですよ。一部指揮官の良心的告知でしょう。
一種の棄民作戦と観るべきでしょうね。
 
飄平

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