飄(つむじ風)

純粋な理知をブログに注ぐ。

”日本未来の党”設立で、喧(かまびす)しい世間となった!!

2012-11-30 19:59:29 | ブログ

良いことか? 悪いことか?
判断に苦しむ人も多いであろう・・・
特殊議論はさておいて、良いことである!
これで旗幟が鮮明になった!
多極乱立が、二極に整理された!
選択肢が鮮明になった!

 卒原発であろうと、脱原発であろうと、はたまた、反原発であろうと原発を断念することに変わりはない。小異を捨てると言うことはこのことに尽きる。

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 又、

 原発を断念することに、左翼も右翼も関係ない。またまた、経済の問題も関係ない。たとえ、あったにしても次元の異なる問題であるから、経済は原発を引き合いに出すべき問題ではない。

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<Shot during Fishbowl Bluegill, this is an image of an explosion of a 400 kiloton nuclear bomb taking place in the atmosphere, 30 miles above the Pacific, as viewed from above, in October 1962. <nobr>(U.S. Department of Defense)</nobr>1962年10月、アメリカで行われた核実験を地球の外から撮影した写真です。

 原発は、人類の生存に関わる根源の問題である。

 環境の致命的破壊に関する問題である。

 そもそも、

 原発は、核兵器製造に根源を持つ問題である。

 又、

 核兵器製造に関する問題であるから、国防、抑止力論議に関係する。それが左翼・右翼の問題を提起するが、そもそもそれからして論理の転倒がある。

 核兵器廃絶が人類の悲願であり、課題であるから、核兵器潜在保有論等という暴論が仮にあるとしても、与すべきではない。きっと、それがあるであろう。しかし、公には語られることはない。

 それは、無意識に憚(はばから)れる欺瞞があるからだ。一言で言えば、愚かな行為である。

 欺瞞で進められる諸政策は、最後まで欺瞞で終わる。それが原発の本質だ。だから、福島事変は隠されたままでこれまで来たし、現在も隠されて進行している。仮に終熄できたとしても、永遠に隠され続けようとされるであろう。

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 これまでも書いてきたように、原発は安価な発電方式ではない。無尽蔵なエネルギーでもない。あえて言うとすれば、無尽蔵な核廃棄物製造装置である。そして、その放射能消滅処理は今だ完成していない。

 仮に、放射能消滅処理が完成するとしても、現在の原発方式は、稚拙な蒸気タービン発電と何ら変わるものではないから、危険極まる時限爆弾と何ら変わらない。設置基準がそれを示している。

 原子力エネルギーの利用は、将来も進むかも知れないが、それはエネルギー変換の画期的進展があってのことだろう。蒸気タービン発電等という、稚拙な方式はジ・エンドとなるだろう。

共鳴原子力電池

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 そもそも発電方式が、現在もファラディー時代の発電原理と少しも進展していないことが問題で、第3起電力なるフリーエネルギーとしての発電技術は、既に発明されている。

 それらは、中々日の目を見ない。それは、現在の産業が深い利権と結びついているからであろう。原子力マフィアと言われるように、原発は利権そのものだ。

 そこが政治と関係している。

 脱原発・消費税増税・TPPは一連の政治問題なのであるから、リンクしている。官僚政治打破も同じである。それを名分することに、今回の総選挙の眼目がある。

 利権というの、権力闘争のことで、権力闘争と言うからには支配するかされるかという関係にある。支配する側が利益を享受するからである。

 つまり、

 現在は、官僚・大企業・政治家・マスコミが支配している。源流は国際金融資本である。一応、日本は米国をその手先に支配されている。このことはもはや疑いを得ない。

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 その一つが原発である。だから、原発マフィアと言われ、原子力ムラとも言う。官僚・大企業・政治家・マスコミそして、米国が、その成員である。これに対抗する勢力の結集が必要であるが、今回の”日本未来の党”が、それを果たせば、万々歳というわけだ。

 しかし、不確定要素がないというわけではない。それでも一歩前進だし、既存政治勢力を待たない新たな展開が始まる。これは間違いがない。

 そう言うことであるから、喧(かまびす)しいことは当然だ。既得利権勢力が騒ぎに騒ぐからだ。騒ぐと言うことは、都合が悪いからである。そして、機先を制せられたからである。

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 そう言う意味で、面白いことになったと見るべきだろう。

 はたして、有為なオリーブの木になるかどうかは、これからに掛かっている。打ち倒され、分断させられるか、はたまた、大きく成長するか、見物である。

 有権者がどれだけその状況を把握しているかどうかに掛かっているが、まだ、多くの国民が目覚めきっているというわけではないから、紆余曲折はあるだろう。

 それにしても、

 予想されたことではあるが、小沢一郎は『ジャンヌダルク』をよくぞ見つけてくれた。そう言う思いで、嬉しい。そう言う意味で、今回の”日本未来の党”設立は歓迎する。

 今後、分断と離合集散を見極めていきたい。