飄(つむじ風)

純粋な理知をブログに注ぐ。

中国の冷凍食品事件はヤラセだ!!

2008-02-01 07:45:44 | ニュース

どう考えても毒を盛ったとしか思えない冷凍食品中毒事件!!!
 
 加工食品のその一部の原料である農産品の、それも
農薬薄めて(約1000倍)かけた農産品を使ったところで、味が変わり、急性中毒を起こすわけないじゃないか?!!

<回収にいそしむスーパーの店員> 
Photo

  千葉県警は31日、昨年12月28日に冷凍ギョーザを食べ、下痢などの症状を訴えていた千葉市稲毛区の主婦(36)の吐しゃ物から、有機リン系農薬「メタミドホス」が検出された、と発表した。
 既に、市川市と兵庫県高砂市の被害者はメタミドホスによる中毒と判明しており、3家族は同じ薬物中毒だったことになる。
(2008年1月31日23時20分  読売新聞)

だから、固有の製品に毒を盛ったとしか、考えられない!!
 このことは、単純な推察で誰でも判ることである。
 当該
ギョーザ100g(仮に一袋)、農産品を原料の仮に20%使ったとしよう。有機リン系農薬「メタミドホス」をたっぷり使った(500倍希釈)農産品20gに、一体いくら残留農薬があるのであろうか。散布直後原料を洗わずに使ったとしても、残留農薬は原料総重量の1%に満たないであろう。そうすると20g×1%×1/500=0.0004g。致死量1.5g食すためには、(1.5g÷0.0004g)×100g=375kgのギョーザを必要とする。つまり、一人で、一度に3750袋食べないと急性中毒で死ぬことはないという計算になる。
 単位を少々変えても、とにかく大量に食す必要が生じることに変わりがない。だから、この事件は、正確には『有機リン系農薬「メタミドホス」混入犯罪』事件なのだ。

一方、都は31日、7日に兵庫県から連絡を受け、品川区側に調査を依頼した際、農薬中毒症状を示す書類を誤ってファクスしていなかったことを明らかにした。都は食中毒が起きた状況などを示した4枚の報告書をファクスで受け取り、同区保健センターにJTFへの調査を要請するとともに、この報告書もファクスした。しかし、「患者の血中コリンエステラーゼ活性が低くなっている。縮瞳(しゅくどう)もみられる」と、農薬中毒を疑わせる症状を記載した4枚目の報告書を送らず、誤って問題の商品の写真を送付してしまったという。
(2008年2月1日03時04分  読売新聞)

 こうなると一層ヤラセっぽい話になる。そんなことあり得るだろうか。ファックス1本で事が済む問題か。担当者は、少なくとも内容を読んでいるであろう。内容を認識していて、そんなポカするわけがない。

 このことについて、報道はもっぱら中国農産品の残留農薬問題を流している。確かにそれは、おぞましい限りであるが、この事件とは直接関係がない。にも関わらず流す。これもヤラセっぽい。

 本当の狙いは、食品の高騰。食糧危機の演出にある。