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飄(つむじ風)

純粋な理知をブログに注ぐ。

在韓米国人、23-27日に国外退避訓練

2017-10-17 19:16:18 | 国際・政治

昨日から米韓共同訓練が始まった・・・
実際は日米韓共同訓練である!
実際に、
自衛隊の戦闘機・護衛艦も参加しているからだ!
実質的に前哨戦が開始された・・・?!

 

折しも選挙投票日までの期間である。

そして、

最終日予定には在韓米国人国外退避訓練が組まれている?

控えめに見て訓練だが、

訓練の名を借りた実質国外退避となるかもしれない。

前哨戦が開始されたと見る事も出来る・・・?!

 

こういう観測は普通のことだが、

メディアは忖度して書かない。

戦争を煽ることを極度に嫌うからだ。

 

戦争を煽るつもりはないが、

その可能性を計ることは極めて重要だ。

それは、

国民の生命・財産の危険に直接に繋がっているからである。

取り分け、

半島でビジネスの為に逗留している方や、

観光で旅行を計画されている方に取っては、

見過ごすことが出来ない。

 

まあ、

手早く帰国か中断を決断する方が得策である。

戦争には反対であるが、

今回はその可能性を否定できない。

それは、

北朝鮮が

核廃棄・弾道ミサイル廃棄をするはずがないからである。

そうすると対話は成立しない。

対話の条件はそれらに放棄宣言以外には無い。

 

これまでに情報から明白である。

それはあり得ないだろう・・・。

なら、

結論は既に出ている。

 

問題は開始時期だけだ。

局面の変化があれば、

遅れることもあり得るが

無ければそう言うことになる。

金正恩は終わる。

北朝鮮はいずれにしても崩壊する。

 

存続すべき国家と、

そうでない国家が厳然として存在する。

多大な犠牲を伴っても、

余りに不正義な国家は消滅する。

そう考えている。

出来れば、

最小の犠牲の裡にそれが達成されることを希望している。

 

予測することは

甚だ困難だが、

うまく推移すれば3日間、

長くても1週間とかからないだろう。

大胆に推理すれば、

当然、

核が用いられるであろう。

 

それだけ緊急かつ重大な事態であると考える。

 

そのことを理解しない金正恩は、

トラの尾を踏んだ愚かな指導者として、

内外から判断されるだろうと思っている。

何処が英明で冷静な指導者か?

そう言う判断が何処から出てくるか?

甚だ疑問である。

 

これまで北朝鮮が

軍産複合体の駒として機能したという

論評があることは承知した上での話であるが、

その論理を認めた上でも、

北朝鮮の現在の暴走は止めなければならない。

そういう時期と、

そういう決断にトランプ大統領は至っている。

言うまでもなく、

アメリカ主導の世界覇権が潰え去るからである。

 

そのことに依る世界の混乱は、

壊滅的である。

キューバ危機を救ったのは、

核戦争を辞さないとする故ケネディー大統領の決断だ。

それを暗殺したのは、

Deep Stateの連中である。

故フルシチョフ書記長のように、

英断できる金正恩なら別である。

そうはならないであろう。

 

金正恩は

自国民2000万人の人質を盾に息巻いている。

人工独裁国家北朝鮮に酔っている若き三代目に過ぎない。

本来なら、

自らを犠牲にしてでも国民の生命と安全を守るべきであるが、

そうはしない。

要するに金王朝と称される独裁権力に

しがみ付いているだけである。

せめて、

ロシアにでも亡命して、

プーチンに匿ってもらう事くらいは、

許されるからそうした方が良かろう・・・。

 

それは今のところ望み薄である。

 

【転載開始】

在韓米国人、23-27日に国外退避訓練

在韓米国人、23-27日に国外退避訓練
記事入力 : 2017/10/14 09:59

 在韓米軍「定例の訓練にすぎない」

 在韓米軍が、北朝鮮の攻撃などに備えて、韓国に住む米国の民間人を避難させる「非戦闘員退避活動」(NEO)訓練を今月23日から27日まで実施する。米軍の機関紙「スターズ・アンド・ストライプス」が12日に報じた。今回の訓練は、戦略爆撃機、原子力潜水艦や空母など米国の戦略部隊を韓半島(朝鮮半島)に展開・集結させる中で行われる。

 

 この訓練の目的は、有事の際に韓国国内の米国民間人を海外へ避難させる手順に習熟すること。米軍人の家族や米国市民権の保持者がパスポートなど所要の書類を持ってソウルの竜山基地など韓国各地に点在する集結地に集まると、退避手続きの説明を受ける。このうち一部は日本へ退避する手続きを実際に演練し、最近その対象者が選ばれたと同紙は伝えた。

 

 今回の訓練は、なおも続く北朝鮮の核・ミサイルの脅威や、米国トランプ政権による「軍事オプション」への言及などで、韓半島周辺の緊張が高まっている中で行われる。今週だけでも原潜「ツーソン」(7日)、B1B爆撃機(10日)、原潜「ミシガン」(13日)など米軍の戦略部隊が韓半島に展開し、17日には原子力空母「ロナルド・レーガン」の機動部隊が東海(日本海)に到着、20日まで韓国海軍と共に合同海上演習を行う。

 

 今回のNEO演習について、在韓米軍側は「状況とは関係ない、定例の訓練」という立場だ。在韓米軍の報道官を務めるチャド・キャロル大佐は、「スターズ・アンド・ストライプス」紙の取材に対し「ほかの定期訓練と同じく任務の準備態勢を整えるためのもので、訓練の範囲や規模に変化や調整を加える計画はない」と語った。

 李竜洙(イ・ヨンス)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版【転載終了】


1,746人のアメリカ人成人が地図上で北朝鮮を指摘するのは36%

2017-10-10 21:35:17 | 国際・政治

まあ、そんなところだろう・・・!
日本でもウクライナを正確に示すことが出来るだろうか?
プエルトリコはどこだと聞かれたら?
カタルーニャ独立運動のカタルーニャと問えば・・・?
スペインすらも判然としない人も多いだろう・・・。

 

人工国家北朝鮮が朝鮮労働党創建72年の記念日を迎えた。

今や命運が尽きようとしている。

そのやり場のない怒りが、

日本列島に向かっている。

ほとんど逆恨み状態である・・・。

 

 

トランプは「北朝鮮に通じる方法」を何と考えているのか?

他にあるまい。

壊滅作戦は近い・・・?!


<飢える北朝鮮兵士>

 

おそらく、

64%の北朝鮮の地図上の位置さえ判然としない

アメリカ国民に取って、

騒がしいニュースに眠りを邪魔されるに過ぎないだろう。

ラスベガス乱射事件も同じである。

日夜ニュースが喧しいので、

致し方なく知り、

致し方なく恐れている人々が多い。

 

いずれにしても金正恩の命運は尽きた!

北朝鮮の独裁体制が崩壊するのは、

歴史のの示す方向であるが、

終わり方に問題が残る。

核の暴発は何としても避けたい。

避けなければならない。

これにはロシアがどうの様に関わるかである。

プーチンがどのように関わるかである。

 

【転載開始】
1,746人のアメリカ人成人が地図上で北朝鮮を指摘するよう求められた:これは結果だった

 
Tyler Durdenの画像

2014年4月、ウクライナの紛争(と代理内戦)がクライマックスを打ち立てたように、米国とロシアの関係を崩壊させる過程で、約2,066人のアメリカ人がウクライナがどこにあるの尋ねられました。結果は、何かを残す一方で、ひどいことではありませんでした。

北朝鮮は最近の地政学的ホットスポット、北朝鮮と同じ運動繰り返したこの週末に早送りする。モーニング・コンサルのカイル・ドロップが率いる実験で、彼は1,746人のアメリカ人に北朝鮮が世界地図のどこにいるのかを指摘するよう求めた。これは生の結果でした: 

結論:ちょうど36%がそれを正しく得ました。彼らが選んだ国は次のとおりです:

 

大部分のアメリカ人が地理的に恐ろしいことを示すこと以外にも、NYTは、調査がなぜ行われたのかを説明する次のような詳細を提供しました:北朝鮮を正確に識別できる回答者は、外交的および非軍事的戦略を、。これらの戦略には、さらなる経済制裁を課し、北朝鮮に影響を与える中国への圧力を高め、北朝鮮の軍事目標に対するサイバー攻撃を実施することが含まれる。

彼らはまた、直接の軍事的関与、特に地上部隊の派遣を、北朝鮮の所在を見落とした人よりもはるかに有利ではないと、NYTの報告書で見た。グループの最大の違いは最も簡単だった。北朝鮮を見つけることができた人たちは、米国が北朝鮮について何もしなくてはならないという提案にはるかに反対だっただろう。

驚くことではないが、教育は参加者が北朝鮮を見つける能力の主要な要因であった。大学院の学位を持つ者が最も成功していた。唯一良かったのは、韓国の祖先を知っていると言った人たちでした。外国人を訪れた、または外国に行った人たちは、北朝鮮を見つけなかった人よりも、北朝鮮を見つける可能性がはるかに高い。

しかしモーニング・コンサルの調査によると、はるかに驚いたことは、平均して、特に共和党員と共和党員が、民主党の男性よりも北朝鮮を正確に見つける可能性が高いということです。そして、共和党員は、研究者によって提起されたほとんどすべての外交的解決策に有利に働く可能性がより高い。(女性は、当事者に関係なく、同様の料金で北朝鮮を見つける傾向があった)。 

これは、民主党がより進歩的であるという評判を考えれば驚くべきことであり、少なくとも紙では、非暴力的な問題解決を求めている。NYTはさらに次のように述べています。

地理的知識そのものは、地政学的事象の複雑さに対する認識の高まりに貢献するかもしれない。この発見は、2014年に実施されたDropp、Joshua D. Kertzer、Thomas Zeitzoffの同様の実験と一致していますが、アメリカ人に地図上でウクライナを特定し、軍事介入をサポートしているかどうか尋ねました。研究者らはウクライナからの回答が遠いほど、軍事介入に有利な可能性が高いことを明らかにした。

おそらくもう一つの理由があります。アメリアンは単に気にしません。もしそうであれば、アメリカ人の北朝鮮に対する比較的低い関心は反復的ではない。ロサンゼルスタイムズの北京局長であったバーバラ・デミックは、「北朝鮮人は米国に執着している」と語った。

「彼らは朝鮮半島分裂の責任を担う米国を保有しており、20世紀半ば以降の米国の外交政策は、彼らを傷つけるという単一の目標を中心に回ってきたと信じている」と彼女は語った。「あなたができる最も残酷なことは、多くのアメリカ人が北朝鮮を地図上に置くことができなかったことを北朝鮮に伝えることです」。

「アメリカ人が国や場所を特定できないことは新しいものではない」2006年のRoper調査によると、イラク戦争の最中に、若者10人に6人が中東の地図、約75%がイランやイスラエルを特定できず、半数しかニューヨーク州を特定することができなかった」と述べた

北朝鮮については、回答者の36%だけが北朝鮮を特定でき、外交的解決策を模索していることから、アメリカの大人のおよそ3分の2がむしろ金政権を完全に撤廃することを意味する。北朝鮮独裁者の長寿にはあまりうまくいかない。【転載終了】



北朝鮮が執拗に核開発・弾道ミサイルに狂奔するワケ!

2017-09-17 13:14:17 | 国際・政治

それは簡単だ!
例えは余りに狭隘だが、
カルト「オウム真理教事件」に似ている・・・。
彼のカルトは既に凶悪事件を起こしていたからである!
北朝鮮はそれを上回る「凶悪拷問・強姦・公開処刑」がある!

 

いわゆる強制収容所問題であるが、

それだけでは済まない。

ありとあらゆる非人道・人権無視の極悪非道な蛮行が、

日常的に行われている国家である。

それが国際的に次第に明らかになっていく中で、

引くに引けない状態になっている・・・。


<幹部十数人を高射機関砲で見せしめ処刑殺害した現場衛星写真>

 

つまり、

凶悪犯罪に手を染めていた「オウム真理教」カルトが、

警視庁の捜査開始をキャッチして、

地下鉄サリン事件を引き起こした状況に似ている。

国防上の理由、

民族存続の理由など後で取ってつけた理由に過ぎない。

国家国民を非人道極まる圧政の下に、

一人の独裁者を筆頭に、

独裁王朝組織を作り立て、

必死で守り抜こうとしているに過ぎない。

 

一つの巨大な犯罪組織が

北朝鮮という国家なのである。

国家と言うより、

凶悪犯罪組織だ。

その事はに明らかだ。

その一端は、

  1. 強制収容所においては生まれた赤子を犬の餌にする。
  2. 収容所長の一存で連日処刑する。
  3. 金正恩の伯父を高射砲でミンチにする。
  4. 抗議する労働者を戦車で轢殺…北朝鮮「黄海製鉄所の虐殺」
  5. 一切の言論・表現も自由は許されない。

・・・・枚挙に暇はない。


その事が白日の下に晒されると、

金体制は存続の余地はない。


かつて、

オウムカルトが弁護士一家を殺害し、

幼い子供までも山中に遺棄した犯罪の発覚を恐れたように、

理由は単純なのである。

北朝鮮を一般常識の国家と認識するのは、

大きく間違っている。

リビア・シリアと比較することも間違っている。

まともな国家が、

国際法を無視して他国の国民を拉致するはずがなかろう。

拉致被害者が、

日本・韓国はおろか東南アジア各国に及ぶのである。


その目的は、

犯罪国家北朝鮮の犯罪拡大を図る

諜報活動に利用する為に為されたことだ。

そして、

近時には、

金正恩の腹違いの兄弟をVXガス(一説にはサリン)で

毒殺した張本人組織である。


北朝鮮を国家と見なすのは間違っている。

今は懐柔するために

に記された内容は大きく取り上げられないが、

今凶悪犯罪の途上にある犯人確保のための

懐柔策に過ぎない。

金正恩を始めとする組織の一味は、

全てがあからさまになる事を怖れて、

狂奔しているのが、

核開発・弾道ミサイルである事を、

見抜けないのは愚かだ。


決して、

邪道を衝き進むことを止めることはない。

邪教カルト「オウム」が、

地下鉄サリンに狂奔したように、

北朝鮮は本気で核戦争に衝き進み、

自滅まで決意している「悪魔国家」「凶悪犯罪組織」である事は

自明である。


そのことを見抜けないようなトランプではない。

そう信じたい。

確認されたいなら、

以下の転載記事をつぶさに読了されるがよかろう。

 

【転載開始】

政治犯収容所などでの拷問・強姦・公開処刑の恐怖

北朝鮮における人権に関する国連調査委員会の報告(詳細版)から抜粋

 目次

E.恣意的拘禁、拷問、処刑、強制失踪、政治犯収容所

1.恣意的逮捕および強制失踪

2.拷問と飢餓を使用した尋問

(a)拷問の体系的かつ広範な使用

(b)国家安全保衛部による拷問および非人道的取扱

(c)人民保安省による拷問と非人道的取扱

(d)司法手続または法律外の手段による懲罰の決定

3.政治犯収容所

(a)政治犯収容所の場所および規模

(b)政治犯収容所制度の進展と目的

(c)完全支配、拷問、処刑

(d)性的暴行、家庭を持ち子を作る権利の否定

(e)飢餓、強制労働、疾病

(f)収容中の死亡と死者の尊厳尊重の欠如

4.通常刑務所での重大な侵害

(a)通常の刑務所(教化所)

 (ⅰ)通常刑務所の規模と所在地

 (ⅱ)収監前の不公正な裁判

 (ⅲ)拘禁中の非人道的状態

 (ⅳ)拷問と処刑

 (v)強姦と強制堕胎

 (ⅵ)治療の欠乏、収容中の死亡、死者への敬意の欠乏

(b)短期強制労働収容所

5.処刑

(a)中心的な場所での公開処刑

(b)抑留場所での処刑

6.人体実験

7.調査委員会の主な調査結果

【転載終了】


空から眺めた、現在ただ今の平壌!そして、街中ではー

2017-09-14 07:55:51 | 国際・政治

異次元空間「北朝鮮」をつぶさに目に焼きつける!
面白い動画があった・・・。
確かに街並みがあり、
車は大幅に少ないが高速道路がある。
高層建築ビルが立ち並び、
のどかな田園が拡がる・・・。

 

しかし、

方や強制収容所があり、

核実験場があり、

弾道ミサイルランチャーが忍ばせて在る。

虚実が綯交ぜになった

異次元空間「北朝鮮」の只今を目に焼き付けて置こう。

 

そして、

そう遠くない日にそれらは様変わりするかもしれない。

そう、

消えてなくなるかもしれない。

消えないとしても、

余りにパラドックスな空間に何の魂胆が潜んで居るのか?

すっかり晒される日は近いだろう。

 

様々な政治的意図・見解をよそに、

非人道的所業や、

無法が許される時代は終わった。

間違いなく、

異次元空間「北朝鮮」にはそれが混在している。

経済的思惑で、

それらを包含する時代は終わった。

 

須く、

最低限度の正義を無視して存続は許されない。

地政学も何も理由にはならない。

正義を逸脱した国家に、

その存続の言い訳は通用しない。

その瞬間が訪れようとしている。

熱く崩壊するか?

それとも、

観念するか?

2つに一つであろうと推察している。

 

だから、

見納めに動画を掲載しておきたい。

 

Flight Over Pyongyang (in a Piper Matrix PA-46)

Pyongyang Street Food - North Korea 

Never before seen real life footage inside of North Korea (Documentary)


日本はスパイ天国 中国人諜報員5万人が活動

2017-09-10 16:30:10 | 国際・政治

今更感がない訳ではないが・・・
日本はスパイ天国とは言われて久しい・・・。
それが、
中国諜報員5万人とは
聞き捨て難い!

 

しかも、

国防の要自衛隊員までターゲットに含まれる。

由々しい事態である。

確実に日本は侵略されつつある。

こう考えて置く必要がある。

カウンター諜報はどのように成っているか?

 

ハニートラップは、

政治家・官僚にまで及ぶと聞く。

若く元気な自衛隊員を責められる話でもあるまい。

今一度、

防諜・カウンター諜報のシステムを再点検する必要がある。

 

「大紀元」からの情報である。

既に

諜報員がメディアマスコミにも広範に

潜り込んでいると考えれば、

昨今の偏向報道ぶりの原因が見えてくる。

 

【転載開始】

中国が日本に送り込んでいるスパイは5万人。横浜の中華街で獅子舞いが上がり、旧正月が祝われる(Chris McGrath/Getty Images)

中国が日本に送り込んでいるスパイは5万人。横浜の中華街で獅子舞いが上がり、旧正月が祝われる(Chris McGrath/Getty Images)

 中国が日本に送り込んでいるスパイは5万人に上り、彼らのターゲットは自衛官も含まれているという。自衛官にハニートラップを仕掛けて情報を得ているものもいるが、自衛官と結婚して妻になったものもいる。実際、外国人妻を持つ自衛官約800人のうち、7割の妻が中国人だという。

 日本の雑誌『週刊大衆』は4月17日、作家でフリーランスの記者でもある時任兼作氏の話として伝えた。中国のスパイは中国大使館のある東京、そして中国領事館のある札幌、新潟、名古屋、大阪、福岡、長崎をベースに活動している。中華街の実力者もサポートして、中国人留学生や政府関連部門のスタッフ、学者、文化人、飲食店の店員、スナックの女性、風俗嬢など様々な姿で日本社会に入り込んでいる。こうして彼らは、日本中に巨大なスパイネットワークを構成し、情報収集などの諜報活動を行っている。

 同誌は、自衛隊の基地周辺にも大勢の中国人女性スパイが潜伏していると報じている。例えば、雨の日に偶然出会ったふりをして、傘の貸し借りを通じて自衛隊員に接近する。

 日本の警察関係者によると、女性スパイは沖縄の普天間基地・辺野古移設問題にも絡んでいる。「中国は今、沖縄諸島を狙っている」からだという。

 もちろん、中国当局は日本以外にも膨大な数のスパイを世界各国に潜入させ、軍事やビジネス、法輪功の情報などあらゆる情報を収集している。そのため、各国もこの動きに常に警戒している。

 ニューズウィーク米国版は以前に、中国当局が諜報戦に全力を注いでいると報じている。中国国安部は数十年にわたって、主に米国籍を持つ中国人をスパイにスカウトしてきた。中でも、当局が欲しているのは米国の国防や情報機関に関わる人物や、センシティブな業界で働く人で、ここ数年は中国系以外の米国人を積極的にスパイとして登用している。

 例えば今年3月末、米国務院で長年勤務してきた女性職員、キャンディス・クレボーン氏が米司法部から起訴された。彼女は長期にわたって中国当局のスパイと接触し、機密情報を提供してきた。その見返りとして数万ドルの現金及び謝礼の品を受け取っていたという。有罪が確定すれば、最高で20年の実刑判決が下される。

 ドイツ地方紙・ダルムシュタット・エヒョーの4月17日の報道によると、同国ヘッセン州の内政当局が「中国人スパイに注意を!」との警告メールを発信した。メールによると、中国人スパイがLinkedInやFacebookといったSNSでおおっぴらに活動しており、彼らは科学者や政府職員、コンサル会社のマネージャーなどに扮してドイツ官僚、将校、外交官、科学者や大学生など、中国当局に有益な人物を選んで接触を試みている。

 この警告メールはヘッセン州の関連企業や大学院、政府機関等に送信された。疑わしい人物から接触された場合、直ちに当局関連部門に報告するようにと呼びかけている。

(翻訳編集・島津彰浩)【転載終了】