レンタル店で借りて観た映画『太陽とボレロ』の感想です。ある地方のアマチュア交響楽団・弥生交響楽団の経営を亡き父から受け継いで18年間頑張ってきた花村理子(壇れいさん)が主人公。3年ほど前から経営が困難になり、資金繰りも限界、18年続いた弥生交響楽団を解散する決意をすることになります。解散するにあたり、ラストコンサートをすることを楽団のメンバーたちに提案しますが、ひとつになってなかなか纏まらない弥生交響楽団に奇跡が起こるというストーリーでした。西本智実さんが率いるオーケストラの演奏も聴くことができる水谷豊さんの監督作品のこの映画は、最後のシーンで演奏される「ボレロ」の演奏が圧巻でした。弥生交響楽団のメンバーの役をされていた俳優の皆さんが特訓を受けて実際奏でておられたそうです。