TULIP DIARY

届くといいな やさしい風に乗って

あずかりやさん 桐島くんの青春

2016年12月14日 | 読書日記
あずかりやさん 桐島くんの青春 大山淳子 著 ポプラ社
図書館で予約した『あずかりやさん』の続編を読みました。後に予約している方々がおられるので返却期日を延長できないので一気に読み終えました。この本は、明日町こんぺいとう商店街の一角で1日100円で預かるお店の店主桐島透のお話です。今回は、このお店でなぜ彼が仕事をしているのかという理由、このお店の営業時間や決まりができた開店直後のこと、彼の目が見えなくなったときのこと、彼の高校生時代に起こったこと、今の仕事をするきっかけになったこと、彼が愛用する文机のこと、お店に置かれてある星の王子さまの本のこと、お店に飾られているオルゴールがこのお店に来ることになったいきさつが語られていました。文机やオルゴールが今回は主人公透を温かく見守りながら話している描写がおもしろかったです。続編もほっこり温かくなれた小説でした。前作の内容を忘れていたことが多かったので、思い出しながら読んだ本でした。
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