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融通無碍 翼を休めてみませんか

新温泉町浜坂にある日本キリスト教団浜坂教会の
牧師日記

明日は礼拝です

2024年04月20日 | 礼拝のご案内

 明日4月21日(日)は、主日礼拝です。午前10時から礼拝が始まります。メッセージは「愛によって造り上げる」、賛美歌は「ハレルヤ、ハレルヤ」、「地よ、声たかく」です。ご興味のある方は、どなたでもご出席ください。

 明日礼拝後、浜坂教会の2024年度定期教会総会が行われます。小さな教会ですが、兵庫にある教会のお祈りと御支援によって継続していることを感謝いたします。

 イスラエルの振る舞いを見て考えさせられるのは、自分たちの聖書にこう書いてあるからと言って、何でもして良いという訳ではないということです。イスラエルのしていることは、カルトです。一方で、カルトを偽装しつつアメリカやイギリスの手先となってパレスチナという地域にある資源を強奪しようとしたり、スエズ運河といった交通の重要拠点を支配しようとしているという見方もあります。国益追求の複雑な国際情勢が背景にあり、単純な善悪二元論で理解することは難しそうです。

 改めて、「宗教とはなんぞや」と真面目に宗教に関わっている人たちは、よく考える必要があるのかも知れません。批判もせず、無垢に信じ続けることが、信じる人をカルトへと向かわせる可能性があることを考えると、まさに「鳩のように素直で、蛇のように賢く」という言葉の深さを思わされます。振り返って見ると、私たちは、ここ数年の様々な出来事を通して、多くのものを奪われてしまいましたが、様々な出来事の根っこにある共通した問題に気づかされもしたように思います。これらの流れから、新しい時代を生きるための手がかりを得たいものだと思う今日この頃です。おっと、また、ごまめの歯ぎしりが・・・

 


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「愛こそ力」

2024年04月20日 | 聖書のお話

「愛こそ力」 ヨハネによる福音書 21章1~14節

 イエスさんは、復活の後、ティベリアス湖畔で弟子たちと再会しました。その際、意気消沈していた弟子たちは、舟を出して漁をしていました。しかし、何も捕れませんでした。イエスさんは、かつて弟子たちを招くときに「人間をとる漁師にしよう。」と言いました。「漁」とは、「伝道」に例えられたりもします。イエスさんを失って意気消沈していた弟子たちの姿は、イエスさんの教えた愛を忘れている姿でもあります。愛を忘れた伝道は、単なる信者獲得のための働きです。そこには、喜びがありません。

 イエスさんは、何も捕れない弟子たちに向かって、「舟の右側に網を打ちなさい。」と言いました。弟子たちは、プロの漁師でしたが、柔軟に助言を受け入れて舟の右側に網を打ちました。すると、網を引き上げることができないくらいの魚が網にかかりました。イエスさんの教えは、愛です。愛は、頑なになった人の心を柔軟にし、その人の行いを変革さます。私たちの内にイエスさんの愛があるならば、イエスさんが共にいてくださることを理屈で考えたり、確かめたりすることも必要ありません。愛こそ生きる力なのです。

 


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