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融通無碍 翼を休めてみませんか

新温泉町浜坂にある日本キリスト教団浜坂教会の
牧師日記

明日は礼拝です

2024年01月06日 | 礼拝のご案内

 明日1月7日(日)は、新年礼拝です。午前10時30分から礼拝が始まります。メッセージは「神の国より愛の国」、賛美歌は「新しい年を迎えて」、「馬槽のなかに」です。ご興味のある方は、どなたでもご出席ください。

 元日には、能登半島地震が発生しました。今、懸命の救助や捜索が行われています。亡くなられた方の数も増えています。心からお悔やみ申し上げます。速やかな救助の手が差し伸べられると共に、救助救援活動に従事されている方々のお守りをお祈りいたします。

 地震発生時には、屋外で座ってネギを洗っているところでした。何だか目眩がして気持ち悪くなり始め、これは大変だと思っていたら、建物の窓がガタガタと音を出し始めたので、これはどこかで大きな地震があっに違いないと思いました。急いで後片付けをして、情報収集を始めようと思った矢先に、津波警報が出て、避難を促す放送が鳴り響きました。当初、ニュースで津波の高さが3メートルの予想と出ていましたので、避難を始めました。浜坂で、初めての避難を経験しました。結果的には、避難中に怪我をした人がおられましたが、津波による被害はなかったと聞いています。

 2日は、羽田で航空機事故が起こりました。新しい年になりましたが、大きな災害や事故が立て続けに起こり、何だか意気消沈してしまいます。能登半島地震も、時間の経過と共に被害の全容が明らかになると思われます。日本は、地震の多い国ですが、原子力発電所もまた多く建てられています。国も福島原発でのメルトダウンといった過酷事故の後始末もできていないのに、再稼働ありきで動いているように感じます。第二、第三の原発事故が起こらないようにと願っています。人が大きな権力を得ても、どれだけお金持ちになろうとも、その人の内に愛がなければ、それは人間の業にはなり得ません。新しい年が、愛に溢れた年であるようにと祈ります。

 


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「人間として生きる」

2024年01月06日 | 聖書のお話

「人間として生きる」 マタイによる福音書 2章1~12節

 イエスさんは、ヘロデ王の時代にユダヤのベツレヘムで生まれました。そのとき、東の国から占星術の学者たちがエルサレムに来て、「ユダヤ人の王としてお生まれになった方は、どこにおられますか。わたしたちは東方でその方の星を見たので、拝みに来たのです。」と言いました。彼らは、東の国の使者として、新しいユダヤ人の王になる幼子に礼を尽くすためにやって来たのです。

 これを聞いたヘロデ王は、自分の権力の座を失ってしまうことを恐れました。ヘロデ王は、民の祭司長たちや律法学者たちを皆集め、どこにメシアが生まれたのかを調べさせ、その場所がユダヤのベツレヘムであることを突き止めました。そして、占星術の学者たちを呼び寄せ、「行って、その子のことを詳しく調べ、見つかったら知らせてくれ。わたしも拝みに行こう。」と言ってベツレヘムへ送り出し、後で幼子の居場所を聞き出し、幼子を殺すつもりでいました。

 占星術の学者たちやヘロデ王の姿を通して、人間にはそれぞれ違った生き様があることを考えさせられます。大切なのは、そこに「愛」があるのかどうかということです。人間として生きるには、「愛」が必要不可欠であり、「愛」が無ければ死んでいるのと同然です。最も大切なのは、「愛」なのです。イエスさんは、人間が「愛」によって生きることができるように、十字架の上で命を賭して「愛」を示されました。それが、イエスさんの生き様です。

*12月24日クリスマス礼拝でのお話し

 


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