明日1月14日(日)は、兵庫県南部大地震を覚えての礼拝です。午前10時30分から礼拝が始まります。メッセージは「洗礼よりも愛」、賛美歌は「新しい年を迎えて」、「馬槽のなかに」です。ご興味のある方は、どなたでもご出席ください。
兵庫県南部大地震では、神戸で浜坂教会の教会員が被災し、天に召されました。その方は、当時の浜坂教会牧師の娘さんでした。自分のこととして考えると、あれから29年経ったとしても、その時のままの記憶が忘れられないだろうと思います。月日の経つのは早い者で、当時の浜坂教会牧師も今は天に召されました。明日の礼拝では、震災で天に召された教会員の写真を立てて、皆で祈りを合わせたいと思います。
元日には、能登半島地震が発生しました。今、懸命の救助や捜索が行われています。亡くなられた方の数も増えています。心からお悔やみ申し上げます。速やかな救助の手が差し伸べられると共に、救助救援活動に従事されている方々のお守りをお祈りいたします。しかし、現場ではない場所で指示を出す人たち、特に行政機関に指示を出す人たちは何をやっているのでしょうか。裏金を作ることと選挙に勝つことだけで頭が一杯のお金大好き政治家が多すぎます。そんなこともあり、原発施設についても心配は尽きません。
「ハマスがやった」というデマを振りまき、非武装無抵抗の市民を殺戮するイスラエルの蛮行によって、中東で戦火が飛び火している模様です。東アジアでも中国との戦争へと日本も韓国と共にアメリカに焚き付けられています。紛争の影にアメリカありです。日本はアメリカからトマホークを購入することになっていますが、あれは迎撃用ではなく、中国を攻撃するためのミサイルです。アメリカの言うことを聞く力だけを持っている岸田首相を始め、裏金作りと選挙に当選することしか頭にない政治家が国を牛耳っているので、東アジアでも火の手が上がりそうです。
アメリカは、自らが世界の覇者であるという考えを改めないといけない時期に来ているのでしょう。BRICSが力を付け、ドルが世界の基軸通貨であることの終わりが見えているようです。力で押さえつけても、その力が弱ってくると、押さえ続けることはできなくなるものです。皆が仲良く、互恵の精神で協調し、相互に繁栄することの方が全体のために一番良いのです。少し考えれば、何を為すべきか分かりそうなものです。何もできない、何もしないでは、「見ざる聞かざる言わざる」のようなものです。それでは、ごく一時の平安は得られるのかも知れません。それよりも、何を為せば子や孫の時代に平安が得られるのかを考えるべきではないかと思います。自分の子や孫のことだけではありません。他人の子や孫、他国の子や孫のことまで考えることができる広い心が必要です。