誰かからだっけか、お聞きした話なのですが、議員がカジノ法案に積極的な理由は、次のような理由もあるからだそうです。
それは、例えて言うと、家計孝太郎理事長がある日、カジノに行きました。そこで、100万円負けてしまいました。次の日、安倍晋三総理大臣本人、もしくは代わりの者がカジノに行きました。そこで、80万円勝ちました。実は、カジノを裏で取り仕切る者が20万円を手数料として、家計孝太郎理事長から安倍晋三総理大臣本人、もしくは代理の者に80万円の表に出ないお金を渡したのでした。そういうことだそうです。その話しをお聞きして、私は「へぇ~」と感心してしまいました。
私は、二十歳そこそこの頃、友達にパチンコに連れて行ってもらったのですが、最初にすぐ大当たりになり、アドレナリンが出てすごく興奮したことを思い出します。そのこともあってか、また行きましたが、そのときは負けてしまいました。前回の勝ち分が相殺されて、ゼロになってしまいました。負けてしまうと、何だか嫌な気分になり、服もタバコの匂いが抜けないし、チンチンじゃらじゃらという音で耳鳴りがするし、それ以降もう行くことはありませんでした。
私は、ギャンブルを否定しようとは思いません。人が何をして楽しもうが、その人の自由が一番だと思います。ただし、ギャンブルが種々の問題の逃げ口になり、依存症になってしまうということについては、もはや遊びの範囲を越えた問題になると考えられますので注意が必要だと思います。それに加えて、カジノがマネーロンダリングとして使われるということを教えてもらい、ふだん考えもしなかったことを理解することができました。
政治家がカジノを使ってマネーロンダリングを画策しているのかどうか知りませんが、あんなに熱心にカジノ法案を推進しているのを見ると、正直怪しいもんだと思ってしまいます。ギャンブルは、たくさんの負ける人がいて成り立つものだと思います。私は、カジノなんてよう行きません。まるで、鴨が葱を背負って行くような自分の姿を想像し、恐ろしいです。