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融通無碍 翼を休めてみませんか

新温泉町浜坂にある日本キリスト教団浜坂教会の
牧師日記

戦争費用の負担法案

2015年08月05日 | 日記

 イラク戦争では、米兵1万5千人が手足などを切断し、重度の障がいを負ってしまいました。彼らには、国が保証をしなければなりません。戦争で死んでも、障がいを負っても、国は、ずっと遺族年金や軍人恩給などを、税金から払わなければなりません。その負担は、財政を逼迫させるほどの大きさです。戦争で儲けるのは、軍需産業だけです。しかし、もし戦争に勝つことができれば、財政はプラスに転じるでしょう。なぜなら、負けた国から全部をぼったくるからです。戦争とは、ぼったくりであり、人権もへったくれもない、何と野蛮な行為なのでしょう。どおりで古代から続いて来たはずです。

 集団的自衛権とは、別の言い方をすれば、戦争経費の費用分担です。戦争をして儲けたいと考える人たちが、一つの国が戦争をしようとすると費用がかかり過ぎるので、複数の国でやることによって費用を分担する、そういう側面があるのではないかと思います。積極的であろうが、消極的であろうが、戦争に加わるということは、そういうことです。

 そう思うと、「武力による問題解決を放棄する」とした憲法は、高い理念を持っているように思います。


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[T-ns SOWL]高校生が安保法案反対デモ「安倍晋三から日本を守れ」と叫ぶ

2015年08月05日 | 日記

 昔、「未来は僕らの手の中」という歌がありました。老い先短い高齢者よりも、若者たちの方が長く生きることができますので、まったくその通りだと思います。

 ということは、未来について考え、自らの責任をもって行動する若者たちの言うことは、素直に耳を傾けるべきだと考えるのは、ものの道理だと思います。「老いては子に従え」という言葉もあります。

 実際、実存的に将来のことを考える力があるのは、若者たちの方です。反対に、お年寄りが将来を語るとき、謹まなければならないこともあります。そこに、自分は存在していないし、責任も持てないからです。

 時々、若い人が兵士になって国を守ってもらわないと困る、というような論を語る人がいます。多くの場合、語る人は兵士にならない、なれない年齢の人です。

 若い人は、決して誰かに兵士になって自分を守ってもらいたい、などとは言いません。若者たちは、本当に守らないといけないと思ったら、誰に指図されなくても自分たちで立ち上がります。反対に、無用であると思ったら、誰に指図されなくても反対の意思を表すものです。今、お年寄りの方は、若い時はそうだったのではないですか? 思い出してみてください。

 何と言っても、若者たちの行動は、可能性に満ち、知性に溢れています。私も、そんな若者たちを見守ることが求められている年齢にさしかかって来たように思います。

 

 ティーンズソウル 高校生が安保法案反対デモ 「安倍晋三から日本を守れ」と叫ぶ ←クリックするとニュース記事へ移動します。

 

[T-ns SOWL]戦争法案に反対する高校生渋谷デモ 20150802


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