お盆も過ぎ少々季節外れになりましたが今回は上掲のトンボの蘊蓄です。
夏になると大量に姿を見せ、朝夕以外ほとんど止まる姿を見せません。
小庭に舞い降りた「ウスバキトンボ」
日本の冬を越せないらしく毎年南の方から渡ってくるのだ言う。
そして産卵一ケ月ほどで成虫になりお盆のころに沢山舞います。
秋には産卵することなくいつの間にか姿を消してしまいます。
子供の頃にはお盆に「お生来さん」がトンボに乗って帰って来られるのだと・・・。
お盆期間は採取を禁止されました。
飛び交ったこのトンボも少なくなりました。
ご先祖様もコロナ禍で予防注射を打って帰って行かれたことでしょう。(笑)
毎年舞うこのトンボはすべて渡ってきた個体と産卵して成長した個体のすべてが日本で死滅するのだそうです。
何のため日本に渡ってくるのか不明だとか。
そのあたりが昔からお生来さんを乗せてくるといわれる所以かもしれませんね。