慶応二年(1866年),長崎市万屋町で,
吉田宗吉信武殿が,屋号を「吉宗」とし,
茶碗蒸し,蒸し寿司専門店を開業したのが始まりとか・・・。
吉宗HPより。
あちきのところじゃ,祝い事やらなんやらで,
利用させてもらっているのでござるが,
そうそう,たまには,本店にも足を運ぶ。
茶碗蒸しは,大阪で始まり,次第に江戸や長崎にも
伝わってくるのでござるが,
当時,伊予藩士だった吉田殿は,長崎の肥前藩邸に出入りするうち,
この茶碗蒸しに魅せられたとか。
浜の町の古い造りのお店がいいよね。
吉宗の茶碗蒸しは,蒸し寿司と一緒になった
「夫婦寿司」なのでござるが,これがどちらも実に旨い。
蒸し寿司には,穴子の蒲焼きに,
魚のおぼろ,それから卵やきがのっていて・・・いいねえ。
茶碗蒸しはと云うと,穴子に,白身魚,かしわ,
椎茸,きくらげ,ぎんなん,筍,蒲鉾なんかが入っている。
大きい器がいいんだなあ。
そもそも,
簡単に旨いモノを忙しい人に出せないか・・・と云う思いで
考えられた料理だそうでござるが,何だか今となっては贅沢かも。
さて,この吉宗の茶碗蒸しはもっと面白いことがある。
それは,顔!
老舗だけあって,たまにこだわったお顔が出てくる。
これがあちきの,ね,眼が回っているところが面白い。
これは,額に飾り。
キン肉マンっぽい。
我妻K元帥に茶碗蒸し。
昨日は,我妻K元帥の父君の法事でござったが,
夫婦寿司ってのが泣かせる。
ご馳走様でした!
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