あちきの父は,ちょいとお仕事が終わると,
あちきに,ウヰスキーを買ってくるようにと云ったものでござる。
お使いでござるね。
近所の,友達の家が酒屋で,
そこで,ウヰスキーを買っていた。
ハイニッカでござるよ。
職人の,ちょいとした楽しみでござるね。
だから,トリスは買ったことがない。
でもね,このアンクルトリスは知っていたかも。
今日は,生協の日。
「トリスハイボール」も届いた。
明治の後半,「赤玉ポートワイン」で寿屋の土台を築くと,
さらに拡張を図った鳥井氏だが,
模造アルコールのような商品を手にする。
これでは売り物にならないため,葡萄酒用の樽に寝かせたらしい。
それが熟成され,それを販売。
これが「トリス」でござるね。
もちろん,これは正確にはウヰスキーではないのだが・・・。
ま,いいじゃん。
その後,ちゃんとしたウヰスキー作りに取り組むわけでござるよ。
ほら,泡がたってきた。
ハイボールの語源は,いくつかあるが,
この泡もその一つでござるね。
戦後,トリスウイスキーが発売され,
原酒の割合を5%から10%に上げて
2級ウヰスキーとして発売したそうな。
その後はみんな御存知の通り。
いつもは,バーボンをロックでいただくのでござるが・・・。
たまには,ソーダで割るよ。
でもね,今日は,トリスハイボール。
頂きま~す。
うん?レモンの風味・・・それに少し甘いかな?
う~ん,誰にでも飲める味でござるね。
でも,あちきには,もう少しパンチが必要でござるね。
スモークしたサーモンと,
ナッツ,それから枝豆,そうしてもずく。
さっぱりしたおつまみでいただこう。