花咲爺さんの独り言

昔は花を咲かせた事もあったのか? 自慢話ばかりするお爺さんです。歳に似合わず山登りや庭園鉄道、カメラいじりが大好きです。

カプラーの改良 (小径アール対応)

2012年02月12日 09時12分27秒 | 庭園鉄道・Gゲージ
ベニヤ1枚のレイアウトを実現させるべく、R1カーブレールを半周ほどベンダーで曲げ終えたので、どの車両が走行可能か実際のレール上で調べて見ることにしました。結果は、予めトロッコに付けていたた朝顔型は問題なかったのですが、LGBタイプのカプラー同士だと余裕が全く無く、無理な力が掛かっていました。
そこで今回は、ベニヤ1枚のレイアウトを主に走るはずの「亀の子ケーシー」と「ブロッケン・ジュニア」の後部カプラーを首振りタイプに変えることにしました。


この写真は既に首振りタイプに改造したカプラーを付けたものです。何処が違うのかこの写真だけでは判らないと思いますので、何をどうやったのか? 少し詳しくお知らせしておきます。『何だそんな事ならとっくの昔にやっている』と仰るお方もお有りかも知れもせんが、私にとっては何の参考にすべき物もない状態で、知恵を絞った結果です。


先ず、首振りタイプで思い出したのは、3年半程前に購入した BACHMANN の「Box car」や「Flat Car」の事でした。確か首振りタイプが付いていたのを LGBタイプ(固定)に組み換えた覚えがあります。押入れの奥から取り出したのが、写真の左上部のカプラーです。一応、自動連結器と言うタイプです。写真の中断はこのカプラーから首振り機構を分離した状態で、下段はその首振り機構と、LGBタイプのカプラーを結合したものです。


これは「亀の子ケーシー」の後部に、首振りタイプを移植手術した後の写真です。


これは「ブロッケン・ジュニア」の後部に、首振りタイプを移植手術した後の写真です。一応手術は成功でした。


移植し終わった亀の子にミニゴンドラを繫いで見ました。カプラー同士が余裕を持って結合されている状態が判ります。


これで、何時ベニヤレイアウトが出来ても「亀の子」と「ジュニア」は2軸のショート車両を牽いて走れることになりました。ただベニヤレイアウトの完成は何時の事になりますやら・・・

ここでちょっと余談ですが、「亀の子」のバンパーが変わっている事にお気付きになりませんでしたでしょうか?


実は今回カプラーを首振りタイプにするには、バンパーの切欠きを広げる必要がありましたが、購入時の状態に復元可能なように(傷つけたくなくて)新しく別物を作って装着しています。左側が元のバンパーで、右側が新しいバンパーとリヤーのカプラーです。(フロントはカプラー無しとしました。)


その材料は、ログカーを購入した時スペアで付いていた連結棒なのです。両端のフック(?)部分を切り落とすだけで長さもピタリなら、塗装もそのままで済みました。( 例によって花咲爺さんの自慢話が始まりました。)



レールベンダーを使って曲げてみました。

2012年02月09日 21時17分49秒 | 庭園鉄道・Gゲージ


折角レールベンダーが出来たと言うのに、資材(R1カーブレール)が無くてお預けというのも情けない話です。早く使ってみたいのは人の情け、そこでお座敷レイアウトの一部を取り崩してトライしてみることにしました。


先ずジョイント(ジョイナー)のカシメ部分にドリルで穴を開けて取り除きました。


こうする事でレールやジョイントを傷つけることなく分離できます。再組立ての時にはこの穴にハンダを流し込みます。


いよいよレールべンダーの出番です。ある程度予想はしていましたが、ハンドルを廻すだけではうまく曲がってくれません。少しずつずらしながら、万力のハンドルを廻して荷重を掛け、ゲージに当ててはまた曲げる。そんな繰り返しで、初めは時間も掛かりましたが、次第に慣れて短時間で今日のノルマ(?)、半周分の4本を消化しました。


予め罫書いておいたゲージの上に置いてみました。外側レールはジャスト180度でした。内側のレールは半周分で47mm長くなりました。これも計算通りでした。1本で11.7mmずつ糸鋸で切り落としました。、


最後は枕木を取り付けるわけですが、枕木はつながっている為、そのままでは組み立てられません。内側のつなぎをカッターで分離し、約1mmずつ短くしました。


出来上がったレールを組立て、「亀の子ケーシー」を乗っけて通電してみました。やはり曲率が大きくなった分、車輪に滑りが発生して、多少ぎこちない動きになりましたが、まずまずの走りをしてくれました。
どうにか半周分出来ましたので、明日以降は実物レールを使ったレイアウト検討が出来る様になりました。





ベニヤ1枚のレイアウトが作ってみたい!

2012年02月06日 19時42分20秒 | 庭園鉄道・Gゲージ
花咲鉄道では現在、庭園線とお座敷線を運行していますが、「亀の子ケーシー」を手にしてから、もう少しコンパクトで、持ち運び自由な物を作ってみたくなりました。仮にべニア1枚だったとしたら、何処にでも立掛けて置けます。
こんな事を思い立ったきっかけは、ネットで拝見した洞爺鉄道さんなどの影響が大きいです。


小径のカーブレールを作るのに、既存のどのレールを使うべきか迷いました。600mmの直線レールを4本使う方法だと、曲げにくい端部が少なくてすみますが、曲率が大きくて亀の子の集電シューがレールからはみ出しそうだったので、結論的にはR1レールを8本使う事にしました。
軌間中心の半径は、R1レール12本で600mmですが、R1を8本使い外側のレール長さを有効利用した場合は392mmになりました。


軌間中心の半径392mm(直径784mm)で円弧を描き「亀の子ケーシー」を乗っけて見ました。R1レールと比べるとその円弧の小ささが際立ちました。もう1つ気付いたのは、この円弧では固定されたLGBタイプのカプラー同士だと連結がうまくいかないことも判りました。この曲率を走らす為には、カプラーは朝顔型にしておいて良かったと思いました。


出来たての「レールベンダー」で試験的にレールを曲げてみました。庭に線路を敷いた時に出た短い端材を使って曲げてみました。1本はR1カーブレールの端材、1本はストレートレールの端材を使いましたが、いずれも綺麗に曲がりました。ただハンドルを廻すだけではレールは滑って進まず、少し端部を押してやる必要がありました。それと端部はローラーから外れるのでプライヤーで曲げを追加しました。

一応曲がりなりにも、392Rの線路の目途は立ちましたが、今のところその加工に廻せる資材(R1カーブレール8本)がありません。よって本格稼動は、資金調達の目途が立つまで待つか、それともお座敷レイアウトのレールを一時的に借用するか思案中です。

ちなみに、今回自作「レールベンダー」に掛かった材料費ですが、100円ショップの「鍋蓋つまみ」も含めて2000円弱でした。


花咲爺さん何をやる気ですか?-その2

2012年02月06日 01時23分00秒 | 庭園鉄道・Gゲージ

「ドリルレース」が整った後、花咲爺さんはホームセンターに行き、戸車4個と、20×20×3×910の鉄製のアングル、そしてボルト/ナット類を買ってきました。


次にやったのは、戸車を分解して車輪だけを取り出し、それを「ドリルレース」に取り付け削り出しました。ただその形状は今まで作ったレール上を転がる鍔付きの車輪ではなさそうです。


削り終わった戸車を、短く切った鉄製のアングルの1つに2個付け、もう1つには1個付けました。その上1個の戸車のほうにはハンドルらしきものを追加して、そのハンドルの先端には100円ショップで買った鍋蓋のつまみを付けました。


それらの部品を、万力の口金が止めてあった部分に取り付けて作業は終わりです。ここまで来ればどなたでもお判りのように、花咲爺さんは「レールベンダー」が作りたかったようです。
卓上旋盤があれば鉄製のローラーにしたいところを、苦肉の策で「ドリルレース」でプラスチックの戸車を削ったようです。
果たしてこれが「レールベンダー」として機能するのかどうか?、機能したとして何が作りたいのか? その件については、またの機会にご報告させていただきます。


花咲爺さん何をやる気ですか?-その1

2012年02月04日 14時31分23秒 | 庭園鉄道・Gゲージ

花咲爺さんが車庫の奥から埃まみれになった物を取り出して何かやろうとしています。あまりにも汚れていたので、分解して水洗いしたようなので、余計にその正体が判りません。


水切りして乾かした後、再組立てして、それが何だかようやく判る様になりました。そうです俗に言う「ドリルレース」です。5年ほど前、初めてクラウスのスターターセットを手にした後、自作で貨車を作ろうとして、戸車を削るために作った代物です。


その当時の貨車がこれです。上物のプラスチックのトレイは100円ショップで手に入れ、車輪は戸車を削って作り、カプラーはアルミ材を曲げて作っていました。

そうそう、今回はそんな話する為ではありませんでした。今回の主題は、花咲爺さんがこれから「ドリルレース」で何をしでかそうとしているのか、皆さんに当ててもらいたかったのです。
果たして何をやろうとしているのでしょうか???

尚、当時の模様は次のURLをクリックして頂くとご覧いただけます。古いブログ「花咲Gさんの汽車ポッポ」の記事です。(このブログは今でも読むことはできますが、ログイン出来なくなり更新を断念しました)

貨車台車の製作過程-1
貨車台車の製作過程-2



「亀の子ケーシー」と呼ぶ事にしました。

2012年02月03日 19時47分19秒 | 庭園鉄道・Gゲージ

1週間前に花咲鉄道に入線した「サドル型蒸気機関車」に、名前をつけてやろうと色々検討してきましたが、この度「亀の子ケーシー」と呼ぶ事にしました。時として「亀の子」とか、「ケーシー」とか、端折って呼ぶこともあると思いますが、皆さん宜しくお願いします。


今日は名前を付けただけではなく、2~3箇所の整備もしました。先ず、1番目は今まで無かったON-OFFスイッチを取付けた事です。2番目は無人だった運転室に運転士を乗せました。3番目は後部のカプラーをトロッコに合わせて朝顔型に変更しました。
改めて1枚目の写真をご覧ください。観察力の鋭い方は既にお気付きだったでしょうが、今まで運転士が居ませんでしたが、この写真からちゃんと運転士が乗っています。
スイッチは初めから付いていた形跡は全くありませんでした。でもそれでは不便なのでON-OFFスイッチを付けました。どのようにして付けたかにつきましては、また後日ゆっくり報告させて頂きます。

亀の子の為に トロッコを作りました。

2012年02月01日 19時19分11秒 | 庭園鉄道・Gゲージ

先日入線した仮称「亀の子ケーシー」に牽かせる為に、「トロッコ」を4両作りました。本音を言いますと、初めに作りたかったのは「ナベトロ」でしたが、ちょっぴり加工が面倒だったので、取りあえずはトロッコにしました。


足回りは以前購入したログカーを使いました。ログカーは購入した当初はよく走らせましたが、その内だんだん出番が無くなり、今ではお座敷レイアウトの片隅で眠っていました。何とか活用の方法はないかと眺めてみると、4台の独立した車両であることに気付いたからです。


トロッコの箱は、ソーメンの入っていた木箱を使いました。出来上がったら早速お座敷レイアウトを走らせて見ました。とてもいい出来だと思いましたが、木箱がきれい過ぎました。


そこでガストーチで板の表面を焦がしてみました。何とか使い込まれたトロッコらしく見えるようになりました。


カプラーはログカーセットに添付されていた朝顔型(?)を使いました。「亀の子ケーシー」の後部カプラーもLGB型から朝顔型に換えました。この方がトロッコには良くマッチしているなと思います。


とても外は寒かったのですが、早速庭に出して走らせました。前回のミニゴンドラも良く似合っていましたが、このトロッコもなかなかの物だと思いました。(例によって自画自賛です)


もう少しアイデアが煮詰まったら、今度はナベトロに挑戦したいと思っています。この分だと当分の間は「亀の子ケーシー」と一緒に遊べそうです。