つかぞうの音楽空間

ローエンドのしょぼくれ機器と築25年の6畳間で繰りひろがれる悲しくもいたいけな日々・・・
だったけど、引っ越しちゃった

機器紹介. AMP-2

2004-10-31 14:22:04 | Audio
(前回の続き)

結局のところ、試聴に出かけるのが億劫(おっくう)になり、必要なんだけど欲しいものがない状態に。
悶々(もんもん)としながら久しぶりに買ってきたオーディオ雑誌のページをめくっていると、「真空管アンプ」の文字が・・・

「僅か12Wとは思えない線の太い力強いサウンドが・・・」
「テナーサックスやトロンボーンなどは太く逞しいトーンで再現され・・・」
「低音弦の振動が生々しい・・・」

これでいいかな、っと、思った瞬間でした。

横浜にある某JAZZ喫茶の“もあもあ”サウンドの悪いイメージと重なり、万が一気に入らない場合も考慮して少しでも安くすむようにキットで購入し組み立てることにしました。
メーカーには、ハンダ付けを全くしたことのない素人でも組み立てることができるのか、真空管は今後も供給されるのか、なんてトンチンカンな質問をしたりして、馬鹿なお客だと思われたかも。

完成後は、毎日電源を入れるのが楽しみです。大きい真空管は「Svetlana」に、小さい方は『EI」の金メッキしたものに変更して滑らかさや上下の伸びが出るようにがんばっています。

音がリバーサルフィルムを見ているかのように詰まっていて、トランジスターアンプのようなボソボソ感がないんです。
DENONのように前に出過ぎず、LUXのように引いていない。
これは良いですよ、TRV-A88!
楽しいです!