「バーニー・ワイレンのチルトっていうのかな・・・」
20年近くも前に高田馬場のジャズ喫茶「イントロ」ではじめて聴いたこのアルバム、週1か多くても週2回程度で、そうそう何度も「イントロ」へ出かけていた訳でもないのに、その後もしばしばターンテーブルに載っかっていました。
張りがあって元気一杯のテナー・サックス、手堅いリズムセクション、おヒゲの店長氏(当時)のお気に入りだったのでしょうね。
輸入CDを扱うショップを何件か梯子(はしご)しているうちに、脇にサックスを置き片肘ついて寝っころがっているこのジャケットを偶然見つけて手に入れたんだと思います。クレジットを見るまではまったく素性(すじょう)のわからぬこの人物、「バーニー・ワイレン」と英語読みしていましたが、フランス人らしいことがわかり、それならばと「バルネ・ウィラン」とフランス語読みに頭の中を切り替えました。
今日の澤野商会ブームなんて予想もしないこの時期、ジャズといえばとにかくアメリカ、それも東海岸のものが頂点に君臨していた頭でっかちのわたくしめ、欧州出身のジャズメンの地位はかなーり低かったのですが、カクテルジャズとは異なったこのアルバムには一目置いたのでした。
でもその後は、サントラ盤の『un temoin dans la ville/jazz sur seine』(仏語のアクサンテーギュの表記が出来ないので悪しからず、映画はいまだに見ていないザンす)や『FRENCH BALLADS』なんぞを手に入れて、たまーに自宅で聴いているぐらいでしたが、最近知りましたよ、彼が既に他界していることを・・・
まだまだ現役で、いい塩梅に枯れたテナーサックスを元気に聴かせてくれているものと思っていたんですがねぇ。
20年近くも前に高田馬場のジャズ喫茶「イントロ」ではじめて聴いたこのアルバム、週1か多くても週2回程度で、そうそう何度も「イントロ」へ出かけていた訳でもないのに、その後もしばしばターンテーブルに載っかっていました。
張りがあって元気一杯のテナー・サックス、手堅いリズムセクション、おヒゲの店長氏(当時)のお気に入りだったのでしょうね。
輸入CDを扱うショップを何件か梯子(はしご)しているうちに、脇にサックスを置き片肘ついて寝っころがっているこのジャケットを偶然見つけて手に入れたんだと思います。クレジットを見るまではまったく素性(すじょう)のわからぬこの人物、「バーニー・ワイレン」と英語読みしていましたが、フランス人らしいことがわかり、それならばと「バルネ・ウィラン」とフランス語読みに頭の中を切り替えました。
今日の澤野商会ブームなんて予想もしないこの時期、ジャズといえばとにかくアメリカ、それも東海岸のものが頂点に君臨していた頭でっかちのわたくしめ、欧州出身のジャズメンの地位はかなーり低かったのですが、カクテルジャズとは異なったこのアルバムには一目置いたのでした。
でもその後は、サントラ盤の『un temoin dans la ville/jazz sur seine』(仏語のアクサンテーギュの表記が出来ないので悪しからず、映画はいまだに見ていないザンす)や『FRENCH BALLADS』なんぞを手に入れて、たまーに自宅で聴いているぐらいでしたが、最近知りましたよ、彼が既に他界していることを・・・
まだまだ現役で、いい塩梅に枯れたテナーサックスを元気に聴かせてくれているものと思っていたんですがねぇ。