つかぞうの音楽空間

ローエンドのしょぼくれ機器と築25年の6畳間で繰りひろがれる悲しくもいたいけな日々・・・
だったけど、引っ越しちゃった

感動も日々薄れ・・・「HAL-O」

2005-02-26 17:34:44 | Audio
「HAL-O」の感動も日々を重ねるにつれ薄れていく悲しさよ・・・(詠み人 つかぞう)

ほんと、オーディオの感動は長続きしないもの。だからこそ人間は進化し続けるのですかね、はぁ~ぁ。
SACDもDVD-Aの枚数も懐(ふところ)具合からなかなか増えず、ヘビーローテーションが続いています。手元にあるもの挙げてみましょうか・・・

(SACD)
ウェーザー・リポート 『ヘビー・ウェザー』
ザ・グレート・ジャズ・トリオ 『サムデイ・マイ・プリンス・ウィル・カム』
ザ・グレート・ジャズ・トリオ 『ス・ワンダフル』
チック・コリア 『ランデブー・イン・ニューヨーク』
ドン・フリードマン・トリオ 『マイ・フェイバリット・シングズ』
マイルス・デイビス 『カインド・オブ・ブルー』
ミシャ・メンゲルベルク 『ソロ』
グレン・グールド 『ゴルドベルク変奏曲』 ※クラシック
『カンターテ・ドミノ』 ※クラシック

(DVD-A)
ブライアン・ブロンバーグ 『ジャコ』

昔に買ったSACDハイブリット盤を含めても、たったこれだけ。
なんだかなぁ~

安いデジタル・アンプ(フライング・モールがいいかな)とパッシブ・プリ(CIオーディオかクリークあたり)の中古の出物でも探して遊んでみようかなぁ、なーんて雪が降り続く本日は考えている始末です。

「HAL-O」は年末の大掃除・・・!?

2005-02-22 20:07:59 | Audio
いつもは固く絞った濡れ雑巾でそれなりに拭いている程度で誤摩化しちゃうくせに、年末の大掃除ではやる気まんまんにガラスクリーナーをシューッと吹きかけて窓ふきをしますでしょ、みなさん。
かなりきれいにしていたつもりでもクリーナーの効果抜群、こんなにガラスって透き通っているんだなぁ、向こう側へそのまま手が伸ばせそうだなぁ、乾き際に虹色に光るんだなぁ、って窓ふきを終えると感激ひとしおでしょ?

そんな見かけはチャッチイ『HAL-O」ですが、こやつ、なかなかやりますよ。

出てくる音の背景がスピーカーの向こうのほうまで透き通っているんです。空間の中から音が浮いて飛び出してくる感じです。そう、完璧に磨き上げられたガラスの板が左右のスピーカーの間に立っていて、楽器の音がそこから出て来ます。このガラスの向こう側には、スタジオやライブハウスの奥行きがはっきりと感じられるんです。
いままでは固く絞った濡れぞうきんで拭いたガラスの背景でしたが、「HAL-O」を付けるとクリーナーで汚れを一切ぬぐい去ったガラスの背景、ノイズが減っています。

きっと真空管の発する微細な振動が今まで悪さをしていた(SN比の改善ですね)んだと思いますが、ほんとすごいですよ、これ。
それに加えて、低いほうから高いほうまで全域で力強さと締まりが加わってきたんです。ベースの指使いなんてほんとクッキリ、そして力強く下のほうへズウゥーンと沈み込んでいくんですよ。音の響きなんて、今まで以上に細かく聴き取れるようになったんです。

新しめのノイズ(感)の少ない優秀録音盤なんて、最高です!
ウホホ、大ヒットです!

♪はぁーるばる来たぜ「HAL-O」くん♪♪

2005-02-21 21:20:11 | Audio
テキサス州はシーボロ(Cibolo)という聞いたこともない街から空路はるばるやって来ました「HAL-O」くん。そう、WEBで頼んでいた真空管用の制振リングが到着しました。

TRV-A88に刺さっているKT88管(大きいほう)用に2本、12AX7管(小さいほう)用に2本の都合4本。パーケージをそそくさと開けて取り出してみたところ、何の変哲もない蹄鉄(ていてつ)状の輪っかに子供の腕用の浮き輪のごとくテフロン製らしき振動吸収用のローラー枕が3ないし4ケ付いているだけのものざんす。しかも手作り丸出しで、大きいほうなんて、梱包用の布テープで枕の厚みを増して内径の調整しています。うーむ、手間をかければ自作できそう・・・

なにはさておき、取り付けて試聴開始です。

うへへ、この「HAL-O」くん、かなーり良いですよ。

(続く)


過ぎたるは猶及ばざるが如し・・・・fo.Q

2005-02-19 18:03:15 | Audio
「フォック」をちまちまと使い始めてから、どうも出てくる音に違和感があるんです。

音にいまいち元気がありません。
音の伸びやかさが消えちゃいました。
分解能が上がったような気もしますが、なんか出てくる音に曇りがあるような感じです。

とりあえず、一番最後に試したアンプの底とBDRのピラミッドコーンとの間に挟んだやつを外しました。

音出しの結果はどうかというと・・・グーーーーーード!、Goooooood!
音にキレや抜けの良さ、スピード感が戻ってきました。

やっぱ、ゴム系素材は量を間違えるといけませんですね、いやはやまったく。

こんなものを取り寄せ中

2005-02-17 17:52:30 | Audio
こんなものもあるのか・・・以前から気になっていたのですが、「フォック」を試したついでに「制振」繋がりということで、またまた米国へオーダー掛けちゃいました。
安物買いの銭失いになってしまうような気もしますが、乞うご期待!

それよりなにより、アンプを替えるのが先だろう!、なーんて突っ込みはナシね。

もう少し使ってみました・・・fo.Q

2005-02-13 20:45:14 | Audio
スピーカースタンドのスパイク受けの下に敷いたところ特別に悪いところがなかったので、「フォック」をもう少し使ってみることにしました。

まずは、振動に敏感なユニバーサルプレーヤーのセッティングを見直しです。
(旧) プレーヤー+タングステンシート+TITE-25PINの受け皿+TITE-25PINの本体+オーディオラック
(新) プレーヤー+フォック+TITE-25PINの受け皿+TITE-25PINの本体+タングステンシート+オーディオラック
接触歪み(やっぱ変なオーディオ用語ですね)の解消と振動の早い吸収を目指してみました。

つぎに、調子づいてアンプにも試してみました。
(旧) アンプ+BDRピラミッドコーン(尖ったほうが下向き)+オーディオラック
(新) アンプ+フォック+BDRピラミッドコーン(尖ったほうが下向き)+オーディオラック
要はアンプとコーンの間にフォックを挟んだ形ですね。こちらも接触歪みの解消と真空管アンプのマイクロフォニックノイズ(振動)を吸収しちゃえないかとの企みです。

さてさて音出しの結果ですが、ちょっと出てくる音に元気がなくなって糞詰まった感じかな。それに加えて、高域が上のほうへ伸びていく感じや低域がボアーンと下がっていく感じが弱まっちゃったような気がします。
例えば、J1の青いインシュレーターを使ったり、SPケーブルをランクダウンして直球勝負のCARDASの切り売りケーブルを使ったような傾向の音の出方です。
ただ、制振合金を使ったインシュレーター(RASEN)やソルボセインほどには響きや音の周りに付いてくる空気感が消えちゃう訳ではありません。音が「死ぬ』ほんのちょっと一歩、二歩手前だと思いますねぇ~

ところで、なぜか低域の量感が増えたような気がします。低域の出方は良しなので、ちょっと様子をみましょうか・・・フォックを抜くか抜かないかだけですからね。

J1の青いやつが余っているなら、敢えて「フォック」を買ってまで使う必要はないかもね。

沢山は要らないのよ、fo.Q

2005-02-11 19:23:53 | Audio
う~む、巷(ちまた)で評判の「フォック」を買ってみました。

能書きはさておき、振動を受けると電気を発生する圧電素材(なんじゃそりゃ?)が練り込まれているぬちゃっとした真っ黒黒助なPタイルのような板っぺらざんす。伝わった振動がフォックの中で電気に変わり、その電気が熱に瞬間変化することで振動が消えちゃうとのこと。

A-5サイズ(ハガキの2倍のサイズね)のシートが2枚も入っています。そこで、メーカーお勧めのセオリー通りにスピーカーの天板の上に置いてみましたが、効いてるのか効いていないのかサッパリわかりまへん。やっぱ、「Bolero」みたいな頑丈なキャビネットのスピーカーには効果があんまりなさそうね。

それならと、当初の目論見通りに、TAOCのスピーカースタンドのスパイク受けの下に35mm角でカットして敷いてみました。
気にはなっていたんですけど、ほんの微(かす)かにMDFボードとの間にガタがあったのよ。そんな接触歪み(へんなオーディオ用語ざんすね)を無くそうとトライです。

低域のにごりが消えて、量感はほとんど変わらずに(きもーち減ったかな)全体的に音がクリアになったような、いないような・・・まぁ、そんなに激変するもんじゃないってことかなぁ~
音のエッジがもしかしたら丸くなっちゃったような気もしますが、これもビミョーなところ。
ふむ、評判通りの極端な癖は確かにないみたい。

1シートと半分以上残っちゃった。使い道はどうしましょうかねぇ・・・

テフロンテープを貼りはり

2005-02-04 14:34:04 | Audio
ユニバーサルプレーヤーの電源インレットとIECプラグとの噛み合わせが緩かったので、ちょっと奮発(ふんぱつ)してテフロンテープを巻いて太くしてみました。

ごくごく普通のビニールテープでも良かったのですよ、本当は。
でもね、すぐにべとついてずれちゃいそうだし、素材は音に悪そうなPVCだし、色も安っぽいし・・・
テフロンは耐熱性や振動吸収性に優れている、なーんて聞いちゃうと、やっぱ巻き付けるんならテフロンテープしかないんだなぁ・・・って思い込んだ次第。

近所のホームセンターを漁(あさ)ってみても、ビニールテープ各種、アルミ蒸着テープ、梱包用のなんちゃら(名前を失念)テープ、配管用のほにゃらら(これまた名前を失念)テープみたいなものはどこにでもあるのですが、テフロンテープはなかなか見つかりまへん。
結局のところ、東急ハンズにてロール巻きのものではなかったのですが、シート状にカットされたテフロンテープ(3M製/商品No.5490/@630.-)を発見、購入と相成りました。
極薄のもの(なんか、夜の小道具みたいな言いかたでウフフ、厚さ0.09mm)だったので、3重巻きにしてやっと引っかかりが出来て留まるような感じざんす。

出てくる音が変わったのかというと、う~ん・・・音のモワーとした曖昧さが消えたような、消えていないような、いや、ノイズも減って出てくる音が締まった感じがするんでやっぱり曖昧さが消えている方向で間違いない、ってなところかな。

まぁ、ちょっとコードをクキクキと揺らすだけでポロッと引っこ抜けちゃうトホホな状態だったので、気分的にもあ・ん・し・ん?!
信じるものは救われる・・・そんな程度の効果かもしれませんが、緩い場合はお試しあれ。

AMANDA MCBROOM『GROWING UP IN HOLLYWOOD TOWN』

2005-02-01 12:15:13 | Jazz
お笑いコンビの品川庄司とグラビアアイドルの佐藤寛子さんが一流の品に触れるという企画で、愛知県のオタイオーディオへ出かけて総額1千万円超のオーディオシステムでアナログ盤を聴くという企画がテレビでありました。
スピーカーはウィルソン・オーディオのフロアタイプ、パワーアンプはゴルドムンドのデカイやつ、あとはあんまりわかりまへんでした。
そのときに、店員がまずは掛けて聴かせた曲がこの中に収録されている「THE ROSE」。テレビを通してとはいえ、オーディオ的には、音の彫りの深さやSNの良さ、音場感にビックリ、それよりなによりアマンダの歌声にノックアウト、早速WEBでXRCD24盤を取り寄せちゃいました。

あたくしめには最初となるXRCD24盤ですが、24bitのK2テクノロジー(?)を使っているとはいえ値段($29.99.-)が高すぎますねぇ~
だって、XRCDの基本技術というかウリは、音質の劣化を少しでも避けるために子(こ)や孫(まご)のテープに極力ダビングすることなくにオリジナルマスターテープ(音源)に近い品質でCDマスター(スタンパー)を作るのよ、こんな当たり前田のクラッカー並みの基本中の基本の考え方ざんしょ・・・?
こんなもの、20年前からシェフィールド・ラボやデロス・レーベルのJVC横浜プレスクレジットもので散々やってきてるじゃないですか。
いったいどんな音がするんだと、ジェームス・ニュートン・ハワードやメイビス・リバースの優秀録音盤(20年ほど前のオーディオアクセサリー誌で紹介されています)を当時秋葉原のヤマギワ電気へ出かけて買ったんだもの・・・

20bitや24bitのK2マシンをマスタリングの過程で使っているとはいえ、これらマシンの減価償却費程度のために1枚あたり通常盤に比べてプラス1,000円以上とはヒドいよねぇ。
そもそも、素人にはわかるまいと手抜きをしていいかげんなCDをプレスしている体質を改めて、ラインアップしているCDをすべてXRCD盤にするのが筋じゃねえのかい、べらんめぇ!
お天道様に申し開きができんのかい、おまいさんがたよ!

とはいえ、XRCD24盤はみごとな音質ですよ。DVD-Audioにも負けていない感じで、むっちり、みっちり、生々しくて音が濃ゆいです。

お・み・ご・と。