つかぞうの音楽空間

ローエンドのしょぼくれ機器と築25年の6畳間で繰りひろがれる悲しくもいたいけな日々・・・
だったけど、引っ越しちゃった

キューバン(吸盤)ボーイズ

2005-03-28 20:53:37 | Audio
ユニバーサルプレーヤーに刺さっているAETの自作電源ケーブルを吸盤式のフックを使ってブーラブラしないように支えてみました。
吸盤だけだと平滑性が足りずに柱にくっつかないので、100円ショップでプラスティックの円盤に粘着層をつけたステッカーのようなものを貼って下地にしました。

多少なりともケーブルの振動対策に貢献しているのか、出てくる音に変化があって、低域の量感が増すとともに音そのものに締まりが・・・

まぁ、そんな感じがしないこともないかなぁ~ん。

ところで、なにかする度に部屋が小汚くなってきますねぇ、いやはや。


CHICK COREA AND GARY BURTON『IN CONCERT』

2005-03-24 14:00:10 | Jazz
たいして枚数を持っている訳じゃあないんですが、デュオものってそこそこ好きなんですよ。ローテーションの多いものを挙げてみると・・・

ミッシェル・ペトルチアーニ、ロン・マクルーア 『コールド・ブルース』
ケニー・ドリュー、ニールス・ペデルセン 『デュオ』
ミルチョ・レビエフ、デイブ・ホランド 『ライブ・アット・サントリー・ホール』

うん、確かにこれらはヘビーローテーション。ピアノとベースのデュオが多いのは、小生に取って一番心地よく聴こえるからでしょうかねぇ。

デュオからさらに小さくなってソロまでになっちゃうと、お前(プレイヤー)の頭の中(感情)にはついていけないぞ、ってものが多くなってしまいます。そう、リズムを取ることができず、からだが自然に動いてこないんです。

さてさて、タイトルに掲げたチック・コリアとゲイリー・バートンの「イン・コンサート』ですが、これは、ほんと聴いていてスリリングでしかもウキウキ楽しい!

1979年10月28日のスイスはチューリッヒ、陽が傾き街に明かりが灯りだす薄暮の頃。ジャケットを眺めていると、まるで自分が待ちに待ったライブを聴くために、わくわくしながらチュリーッヒの街中を急ぎ足で会場となるリマートハウスに向かっている気にさえなってきます。

チックもゲイリーもお互い馴れたもの、リラックスはしながらも、どうだコノヤロー(的)に技を繰り出しながら競い合っています。

おみごと、ほしみっつ(星3つ)です(マチャアキ風に)!

欲しいのはやまやまだけど・・・

2005-03-21 18:25:17 | Audio
なんちゃって「QRD」やなんちゃって「コーナーバスター」を作成してから、こんなもんで良いのかなぁ、ちょっと位置を変えてみようかなぁ、なーんて、セッティングをちょこまかいじっていたりします。
が、しかーし、たいして変わるもんでもないですよねぇ~
ありゃりゃ。

なんちゃって「QRD」は、音は前に出てくるようになったんですが、奥行きが消えているような感じがします。
なんちゃって「コーナーバスター」は、効果がちょっと寂しい気がします。もっとサイズが大きくて厚みがあったほうが良いのかもしれません。

本物にはやはり値段なりの効果があるんでしょうかねぇ、やっぱり。
扱っているショップ(米国の通販)と値段は確認しているので、やれば通販で購入出来るんですが、いかんせん、運賃がねぇ・・・

じっと我慢の子であるべきなんですね、ここは。

なんちゃって「CORNER BUSTER」

2005-03-12 17:06:43 | Audio
なんちゃって「QRD」に続いて、なんちゃって「CORNER BUSTER」を取り付けました。

元々は、なんちゃって「QRD」を取り付けたときに外した「ミニソネックス」が2枚。外すときにちょっと力任せに引っ張ったので、両面テープに食われてしまい穴が開いたり破けたりした残骸の再利用です。
コーナー4ケ所分、計4枚をきれいに採れる大きさを考えて、一辺が25センチの正三角形をハサミで切り出して完成です。これに2センチぐらいの両面テープを3つの頂点に貼ってから、脚立に登って取り付けました。

まぁ、剥がれて落ちてきても軽いスポンジなんで、また貼付ければ良いでしょう・・・と言っている間に南西側の1ケ所が剥がれて落ちそうになってます、ありゃりゃ。

部屋のもあーんとどんよりした感じが消えてスッキリしたような、いないような、天井がきもーち高くなって部屋が広がったような、いないような、理屈から考えれば間違っていないのでしょうね、たぶん。

ライブな部屋じゃないので、激変!、とか、確実に変化がわかる!、とかはじぇんじぇんありませんが、まぁ、こんなもんよと納得している次第ざんす。

なんちゃって「QRD」

2005-03-10 18:28:50 | Audio
「ルームチューニング」って、遮音と吸音とがセットで大事なんだと思ってたんですよ、結構最近まで。

放送スタジオやレコーディングスタジオにお邪魔する機会が今までに数回ですけどあったんですが、ドアを閉めちゃうとほんと静かじゃないですか。スタジオの外からの音はもちろん入って来ませんし、スタジオの中で声を出してもシーンと静まりかえっている背景からクッキリと声だけが聞こえるでしょ。

こんなあんだで、遮音と吸音の効果もあるワッフル地の遮光カーテン(東急ハンズで購入)や吸音スポンジ(東京防音のミニソネックス)を使って、ピーチクパーチク鳥の鳴き声や家の前を通る車の騒音が小さくなって少しは部屋の中が静かになったかな、スピーカーからの音がぼわぁーんとぼやけることなく聞こえるようになったかな、ハンガーに掛けたスーツやコートをドアのところや壁にぶら下げれば音を少しでも吸収するに違いない・・・なーんていろいろ試してはいたんです。

さてさて、今回は、とある方のホームシアターのHPで紹介されていたブツをパクって試してみました。

ホームセンターの園芸コーナーで買って来た種苗ポッド(正式名称は不明)、1パネル(54×27センチ)@128円を4ケほど。とりあえず、左右のスピーカーの中間あたりの壁に2つを縦長に並べて両面テープで貼付けてみました。

うーん、もしかしたら「拡散」の効果って、凄いのかもしれません。音が前にクッキリと出てくる感じがします。それに、定位が吸音スポンジよりもピチッと出ているような気もします。

見た目はとにかく悪いですが、本家本元の「QRD」だって、知らない人が見たら五十歩百歩。出っ張りの中にグラスウールとか真綿(まわた)とかでも詰めれば、もっと音質改善に繋がるかもしれませんねぇ~

うん、面白いですよ、これ。

STEPS AHEAD『STEPS AHEAD』

2005-03-05 12:18:48 | Jazz
最初に入ったジャズ喫茶って、みなさんはどこなんでしょうか?

昔話になってしまいますが、大学2年の初夏の頃でしたでしょうかね。
大学のモダンジャズ研究会(数々のミュージシャンや長寿生番組でギネスブックにも記載されるほどの司会者が在籍していたそうです)ではチョー有名どころに、ちょっとだけ居たことのある友人がいたんです。彼は自称そこそこのピアノ弾きらしいんですが、その研究会の面々の才能の凄さについていけなくて辞めちゃったんです。
その彼に連れられて入ったのが、高田馬場の「intro(イントロ)」。それまでに何度か学校まで歩いていく途中でお店の人が音符の形をした看板をえっちらこっちら歩道まで出しているのを目撃していたジャズ喫茶でした。

地下への階段を降りて重たい防音扉を開けるやいなや、すぐに大きな音が飛び出して来ましたねぇ~
固い椅子に腰掛け、2人ともコーヒーでも頼んだんでしたっけ・・・そのとき初めて彼がモダンジャズ研究会にいたことを聞いたんだと思います。

こんなにも一人きりで大人びた雰囲気を味わえて、しかも時間つぶしの出来る場所はないなぁ、とジャズ喫茶への恐怖心(!?)もなくなり、いろんなところへ出かけていきました。中野の「ビアズレー」(JBLのパラゴンが聞けました)、吉祥寺の「AF」(音が一番良かったかも)や「メグ」、神保町「響」、四谷「イーグル」、上野「イトウ」(林家こぶ平さんを一度見かけました)、新宿「DIG」(紀伊国屋書店の裏側地下にあった頃です)と「木馬」(造作がキャバレーみたいで広すぎでした)、渋谷「ジニアス」(道頓堀劇場のお客と間違われないか緊張しました)、足を伸ばして大阪は三国ヶ丘にあったところ(昔の「ジャズ批評」にAD掲載のはず、店名失念)やみなみの繁華街のど真ん中にあったところ(こちらも店名失念)、一関の「ベイシー」(たいして音は良くなかった印象があります)、横浜の「ちぐさ」や「ダウンビート」、「ミントンハウス」(シュウマイの崎陽軒のCMに店主が登場したこともあります)などなど。

思い出話はさておき、当時「イントロ」で結構掛かることの多かったのがこの『STEPS AHEAD』。客層にもよるのでしょうが、同じ高田馬場でも「マイルストーン」とは異なり、ミュージシャン(崩れも含みます)が多かった「イントロ」でしたから、おヒゲの雇われ店長(オーナーは別にいます)も好んでこいつを選んでいたんだ思います。

張りのあるマイケル・ブレッカーのサックス、マイク・マイニエリのクールなビブラフォン、エディー・ゴメスのそこそこのベース、ピーター・アースキンの生真面目なドラム、ほんのちょっとのイリアーヌの参加。まぁ、考えられたアルバムですね。

やっぱ、ビブラフォンは白人に限りますかな・・・

すべては理解できないのん・・・XLO「TEST & BURN-IN CD」

2005-03-02 17:17:20 | Audio
だいたひかるさんがこんな話をしているとかいないとか・・・!?

どうでもいいですよ~♪
電源タップの「α-genius」を冷蔵庫にかますだけでなかのものが長持ちしたり、人間の脳のα波が32.5%も上昇するってか・・・

どうでもいいですよ~♪
「加速度技術」に「波動コントロール」、なんじゃそれ?
そもそも、なんでお前が「カイザー」なんじゃい!

どうでもいいですよ~♪
CDの表面の汚れが乱気流を起こし、ピックアップのレーザー光線がズレちゃうだとぉー?
じゃあ、実際にどれだけずれるのか計測はしたんかい!
単にディスクの表面がきれいになって、レーザーの透過が良くなったんじゃないのかい・・・

いやはや。
オーディオ業界には、ほんと、エセ科学者(代表的なものは血液型占いね)が多数跋扈(ばっこ)していますよね・・・

このXLOの「テスト&バーンインCD」もすべて理解できる訳じゃぁありません。
まぁ、バーンイン(馴らし)に関しては、車や機械もので経験しているので理解は出来るんですが、消磁(デマグネタイジング)と言われてもねぇ~
だって、消磁しちゃうんですよ、たった数分音を流すだけで、CDプレーヤーからアンプそしてケーブルまで・・・ほんまかいな。

結局のところ疑問が解決せぬまま、消磁のトラック(すんごい低音が出ます)を流しながら部屋のビビリを確認しているだけなのでした。

(追伸)
マニアの間では、中・低域の迫力が増してクッキリした、とか、高域の繊細感が増した、なーんて高評価のXLOのディスクですが、拙宅のシステムでは消磁の効果はほとんどわかりまへん、とほほ。