つかぞうの音楽空間

ローエンドのしょぼくれ機器と築25年の6畳間で繰りひろがれる悲しくもいたいけな日々・・・
だったけど、引っ越しちゃった

夏も近づく・・・クーリング

2005-05-26 18:32:41 | Audio
5月も下旬になると、だんだんと蒸し暑くなってきましたねぇ。すでに沖縄や奄美諸島は梅雨最中(さなか)、もうしばらくすると今年も梅雨の季節がこちらにもやってきます。

さて、真空管アンプを使用するこちとら、部屋を閉め切った状態だとヒーターの熱でそろそろ室温も厳しくなってきましたよ。加えて、諸般の事情により発熱量の大きいアンプをラックの下段にセッティングをせざるをえず、アンプの頭を塞いでいる棚板にも熱対策が必要となりまする。だって怖いでしょ、熱で棚板内部が炭化して自然発火、ダイアル119番、サイレンがウーウー・・・なんてね。

夏を除く3シーズンは、半分にカットした東京防音社製の断熱効果もある「ホワイトキューオン」をアンプの熱源の上あたりの棚板に強粘の両面テープで貼付けているだけなのですが、長時間アンプの電源を入れっぱなしの状態ではさすがにキツくなってきたザンス。

取り入だしたるは、無印良品社製の「デスクファン」。無駄に風量も大きくなく、ファン自体が発する音もかなり静かで重宝しています。外羽根式の一般の扇風機タイプのものだと騒音や風量が大きすぎたり、見た感じが安っぽかったり、なかなかしっくりとはいかないのん。

デジタルアンプに買い換えかぁ~
無理、ムリ。

BILL EVANS『WALTZ FOR DEBBY』

2005-05-12 15:32:51 | Jazz
『ワルツ・フォー・デビー』と『サンデイ・アット・ザ・ビレッジバンガード』のセッションで、地下鉄の通り過ぎる音が聞こえるんですと・・・・

えっ、おいおい、そんなこと初耳ですよ、あたしゃ。

集英社発行の月刊プレイボーイ日本版2005年6月号(現在、書店に並んでいますよ)のビル・エヴァンス特集記事で、まことしやかに語られているんです。外人(白人も黒人も)の「ハダカ」にはさして興味もないものだから滅多に手にすることのない月刊PB誌ですけど、今回は購入しましたよ、880円也。

いてもたってもいられず超特急で自宅に戻り(ふるーい喩えですねぇ、お恥ずかしい)、アンプが暖まるのを待って早速検証開始です。


『ワルツ・フォー・デビー』、5曲目の「サム・アザー・タイム」、開始12秒、右スピーカーに注意・・・・・・
だめだぁ~、聴こえまへーん。
それから、続けてそのまま同じ曲の3分50秒あたり・・・・・・
うーん、こっちもだめだぁ~、聴こえまへーん。

『ワルツ・フォー・デビー』、1曲目の「マイ・フーリッシュ・ハート」、開始60秒・・・・・・
これもだめかぁ~、聴こえやしない。

『サンデイ・アット・ザ・ビレッジバンガード』、8曲目「アリス・イン・ワンダーランド(テイク1)」、開始15秒・・・・・・
うーむ、やっぱり聴こえやしない、しょぼぼーん。


残念ながら、Boleroの直径僅か13センチのウーファーでは手に負えないようです。

当該記事のライター氏のシステムは、JBLあたりの38センチのウーファーを用いたオリジナルのSPと四十七研のピットレーサー(超高級なCDP)、写真からはどこのメーカーのものかわかりませんがアンプもきっと超高級品なんでしょうね・・・

まいった、まいった。

LINDA RONSTADT『WHAT'S NEW』

2005-05-10 15:50:52 | Jazz
厳密にジャズのカテゴリーに入るのかといえばそうでもなさそうですが、ほんと良いアルバムですよね、これ。

女性ジャズボーカルは、「白人」に限る!、って、とある有名なジャズ喫茶のオーナーが言ったそうですが、それには激しく同意します。
だって、「黒人」の女性ボーカリストって、見た目が動物園にいる※※※(三文字の動物、ローランドとかマウンテンなんて種類があるのかな)みたいで、セクシーさ、っていうか、艶っぽさ、っていうか、エロさを感じないんです。それに元気もりもり、鼻息ぶひぶひ、ぶっといガラガラ声を放(ひ)り出してくるものだから、こちらのエロイ気分まで萎えちゃうの。

リンダ・ロンシュタットが、情感を込めて丁寧に、歌詞をひとつひとつ噛み締めながら歌っています。バックのオーケストラも変な欲を出すことなく押さえ気味にサポートしています。

安心して聴けるアルバムです。

(追伸)
なぜだか、リンダ・ロンシュタットの名に接するたびに、「♪はしれー、ブンブン♪♪」のマギー・ミネンコを思い浮かべます。うーむ、黒革のピタパンのイメージがあるからでしょうかねぇ・・・年いくつだよ、お前は!
DVD-Audioフォーマットの国内盤もラインアップされているようです。


時間はあるけど、金はない・・・

2005-05-05 11:45:11 | Audio
みなさま、ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしょうか?

小生に於きましては、残念ながら「時間はある」けど「金はない」、大型ショッピングセンターへ出かけて回転寿司でグラスのビール片手に本マグロの中トロをパクつくのが最高の贅沢という体(てい)たらくな状態、いやはや。
スペックがさらに上がった「iMac」、新しいOSの「Tiger」、画素数が大きくてコンパクトなデジカメ、携帯もFOMAの最新「901iシリーズ」に買い替えたい。電気店やオーディオショップに出かけると、ほんと目に毒ざんす。

自宅待機(?)の状況下にあっては、手持ちの駒で遊ぶしか方策はなく、棚の扉に貼付けたレゾナンス・チップ(音質改善の効果無し)を剥がしてアンプのボリュームノブに貼り替えてみたり、SPスタンドのスパイク受け用のスペーサー作成時に出来たfo.Qの切れ端(約1.5ミリ幅×35ミリ長)をユニバーサルプレーヤーの裏側RCA出力端子付近に薄い両面テープで貼付けてみたり、と元手のかからないお遊びに終始です。

fo.Qの貼付けは、低域がキモーチ沈むようになるとともに勢いが出てきたようで、これは正解かも。
「Moon」のボリュームノブへの貼付けは、悲しいかな、やっぱ効果がわかりまへん。両面テープもチップ本体から剥がれちゃうし、つべこべ理屈を捏ねる前にスペアの専用テープを同梱しないのは企業姿勢として断罪されるべきことでしょうなぁ。

悶々(もんもん)としたGWに怒りのやり場のない小生なのでした。


(追伸)
レゾナンス・チップの両面テープ、あのボソボソッとした感じは「エーモン」(カー用品製造会社)が出している(いた?)自動車部品取付け用のテープ(室内用)に近い感じがします。こんな感じのテープ、使ったことがありました。