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Pretenderの備忘録

バイ・マイセルフ

2020-05-23 21:04:01 | 芝居・ミュージカル・バレエ
作 三谷幸喜
演出 山田和也
出演 松本幸四郎(現白鸚)
   市川染五郎(現松本幸四郎)

1997年 パルコ劇場

これ、Youtubeにアップされていたが、DVDを落としたものだろうか?結構画面が暗い。
23年前、二人とも若い。これを書いた三谷もまだ若かった。
王様のレストラン、懐かしいドラマだが、そこで当時の幸四郎と三谷が出会って、いくつかの芝居ができて、これが第一弾。
染五郎については、決闘高田馬場という、当時の亀治郎(現猿之助)、勘太郎(現勘九郎)との歌舞伎もパルコ劇場にかけた。そして昨年の歌舞伎座で月光露針路日本  風雲児たちへとつながる。
シリアスな面やサスペンス的な面もあるコメディの二人芝居。ニールサイモンが好きな三谷らしいペーソスがある。これ、今度は新しい幸四郎と染五郎で再演して受け継いでいったら楽しい。時代とともに。
二人とものびのび演じている感じがする。
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欲望という名の列車

2020-05-23 13:02:36 | 芝居・ミュージカル・バレエ
National Theatreというのは、英国の舞台をMet Live viewingみたいに海外の映画館に配信しているサービスのようだ。知らなかった。ここが、コロナの現在、劇場で芝居を観ることができない状況へ、過去の作品をYoutubeで公開しているということのようだ。

欲望という名の列車、杉村春子のバージョンはNHKの舞台中継か何かで観た記憶。大竹しのぶのものも観た。遺族は男性が演じることを禁じていたらしいが、篠井英介が直談判して演じたと聞いたが、その舞台は観ていない。私のイメージとしては繊細さと狂気のブランチは玉三郎なのだが。

ブロードウェーでは、ジェシカラングとアレックボールドウィンで観た。長いなあとは思ったが、引き込まれた記憶がある。二人のコンビはTV版もできたと聞いた。

さて、今回のバージョン。劇場はスタジオみたいな作りで、シンプル。この作品にマッチする。シアタートラムでたまにセットを変えてこうした感じにする。

音響は、暗転で主に使われる。ロックのような音が使われたり。クリスアイザックの90年代のセクシーで物憂げな曲はイメージにぴったり。

米国テネシーの話で、ジリアンは米国人だが、イギリス英語っぽく聞こえる。ただ、上品でなく話すという感じになっている。ブランチは、最初から、酔っぱらってるような形で狂気を表現。スタンレーは、もうちょっと野性的なセクシーさがあっても良いか。

演劇は再演を重ねることで、価値があると改めて感じる。今年の夏もNYで違うプロダクションが上演するらしい。

National Theatre Home
A STREETCAR NAMED DESIRE
by Tennessee Williams
A Young Vic / Joshua Andrews co-production
2014 @Young Vic

Cast 
Blanche DuBois: Gillian Anderson
Stanley Kowalski: Ben Foster
Mitchell (Mitch): Corey Johnson
Stella Kowalski: Vanessa Kirby 
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