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Pretenderの備忘録

桂文珍大東京独演会 vol.16

2024-04-29 21:27:55 | 落語・講談
国立劇場の建て替えで場所を移して。
オートクチュールのリクエスト用紙がきちんと配布されてなかった模様。
会場から声を聴いて、今回はおススメからがなしで。

まず文五郎の延陽伯は、関東ではたらちね。先日、談春で聴いたばかり。
文珍のデジナンは面白おかしく、原題のデジタル化を。
三三の締め込み、東西どちらでもないような終わり方。途中で携帯が鳴ったのをうまく取り入れて。
文珍の老婆の休日は、昨今の事情もうまく取り入れて。
文珍のらくだで締め。

良く笑った。

延陽伯 文五郎
デジナン 文珍
締め込み 三三
老婆の休日 文珍
らくだ 文珍


よみうり大手町ホール

【ゲスト】
柳家三三
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こまつ座 第149回公演 『夢の泪』

2024-04-28 21:05:02 | 芝居・ミュージカル・バレエ
14年前に、三部作を新国立劇場で観た。上演中に井上が亡くなった。
当時と同じ栗山演出。役者はさすがに15年も経つと総入れ替え、当時がこまつ座ではなかったというのもあるが、当時も辻他、こまつ座なじみの役者が出ていた。

ラサール石井というのは、役者としては、どうなのか?大げさでうるさいだけという感じで、役に入り込めてないような表面的なものを感じる。秋山は、彼女らしい役の造形。全般的に、歌唱のレベルが低くなっている。

作品は、東京裁判における日米の欺瞞、在日朝鮮人、原爆の被害、庶民の悲哀等々をカバーして描いている。

GW中の日曜だが、あまり入ってないし、招待も非常に多かった印象。

紀伊國屋サザンシアター

作: 井上ひさし
演出:栗山民也
出演
ラサール石井 秋山菜津子 瀬戸さおり 久保酎吉 粕谷吉洋 藤谷理子 板垣桃子 前田旺志郎 土屋佑壱 朴勝哲
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立川談春芸歴40周年記念興行「立川談春独演会2024」 8/20回目

2024-04-27 22:59:17 | 落語・講談
前座噺でかぼちゃや。
三方一両損は、落語家のカネに対する感覚について語って枕に。大岡を笑い者にするような洒落が利いてる。
紺屋高尾はしっとりと。歌丸や志の輔でも聴いているが、談春なりのちょっとした色付けも。
終演後、締めの挨拶前に7,8月分の発売に続々と退席し、吊られて出てきてしまった。チケットはサクッと買えたが、大行列ができていた。


有楽町朝日ホール

「かぼちゃや」
「三方一両損」
「紺屋高尾」
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四月大歌舞伎 夜の部

2024-04-26 22:08:34 | 歌舞伎
玉三郎が一か月公演に出てくれるだけでありがたいということか。
また、土手のお六かという気もするが。。。

神田祭、こんな振り付けだったっけ。客は大喜びだが。

四季、最後の冬、女形の衣装でトンボとかバク転とか。。。ヒップホップの動きも。。なんでもありか。松緑はもっと踊りたかったろう。

全部で3時間、三部制の時間だが、時間を短縮するのは悪くはないとは思う。


四世鶴屋南北 作
渥美清太郎 改訂
一、於染久松色読販(おそめひさまつうきなのよみうり)
土手のお六
鬼門の喜兵衛

土手のお六
山家屋清兵衛 
髪結亀吉
庵崎久作
油屋太郎七
鬼門の喜兵衛
玉三郎
錦之助
中村福之助
橘太郎
彦三郎
仁左衛門

二、神田祭(かんだまつり)

鳶頭 
芸者
仁左衛門
玉三郎

九條武子 作
三、四季(しき)
春 紙雛
夏 魂まつり
秋 砧
冬 木枯
〈春 紙雛〉








〈夏 魂まつり〉






〈秋 砧〉


〈冬 木枯〉

女雛
男雛
五人囃子






亭主
若衆
太鼓持
仲居
舞妓


若き妻


みみずく
みみずく
木の葉 男 




木の葉 女




菊之助
愛之助
萬太郎
種之助
菊市郎
菊史郎
吉太朗


芝翫
橋之助
歌之助
梅花
児太郎


孝太郎


松緑
坂東亀蔵
廣松
中村福之助
鷹之資
亀三郎
眞秀
男寅
莟玉
玉太郎
左近
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『カラカラ天気と五人の紳士』

2024-04-25 20:45:53 | 芝居・ミュージカル・バレエ
別役の不条理劇。70分、立ち見も大勢だったので、この長さならね。

加藤拓也の演出、これ、他の演出で観たことがないから何とも言えない。今、たまたまTVで観てるのが、加藤作で堤が出ている「滅相もない」と野間口主演の「VRおじさんの初恋」なので、なんか不思議な気がした。贅沢な役者陣、溝端が、小手が、藤井が、高田がと。。。

かなりコメディ的なやり取りも。ただ終わりは想定通りというか。。。

【作】別役実
【演出】加藤拓也
【出演】
堤真一 溝端淳平 野間口徹 小手伸也/高田聖子 中谷さとみ/藤井隆
ヴィオラ演奏:徳高真奈美
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