6回公演の千秋楽。
ネタを選ぶということだが、投票で人気の地獄八景等は既に5回の十五席で演じられているので、それ以外。ということで、以下の三つに。
養老院は、様々なダジャレをうまくまぶして。くしゃみ講釈は上方落語らしく。
小遊三の鮑のし、枕が師匠の遊三及びその師匠の四世圓馬の話から。ちょっと口跡が危うくなっている。この人は、ほとんど聴いたことがない。昔から笑点に出てたらしいが観ていない頃だったようだ。
最後が百年目、文珍で聴くのも二度目か。志の輔、談春と比較すると、最後の帳簿のところがさらっと行く。立川流の二人はそこが結構重きを置いている。
百年目という言葉を普段は使わなくなったと思う。
よみうり大手町ホール
【出演】
桂文珍
桂文珍
【ゲスト】
三遊亭小遊三
三遊亭小遊三
あこがれの養老院 文珍
くしゃみ講釈 文珍
鮑のし 小遊三
女道楽 英華
百年目 文珍