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Pretenderの備忘録

空白の團十郎

2024-11-01 13:57:54 | 読書
十代目とその家族 中村雅之著 筑摩選書2024

團十郎家に婿養子に入った一般人の生涯を中心に、歴代の團十郎や、女優、彼の功績としての歌舞伎十八番の復活、養子をとっての11代目等を描く。
知らないこともあったが、歴史的な話も多く、十代目だけでは一冊にならなかったのだろうなと思う。これだけでは到底、彼の再評価にはならないだろう。もっと多面的な研究が必要だと思った。
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リーマンの牢獄

2024-10-31 11:38:33 | 読書
齋藤栄功著 監修=阿部重夫 講談社2024

400ページを超える大著。2000年代前半に丸紅やリーマンブラザーズを巻き込んだ詐欺事件で実刑判決を受けた金融マンの著者が、十五年の刑期を終えた告白本。

山一から政治家との関り、その後の怪しい世界での取引と破綻までが記されている。本当の話も多いのだろうが、どこからどこまでが本当かは分からない。自分は主犯でないのにそう仕立てられたという主張、カネを預けた人物に持ち逃げされた等々。カネをつかませるとか、乱交パーティーとか。収監された刑務所の実態。

アバターがインタビューするという形式で進められている。正直、あまり面白いと感じなかった。タイトルにあるリーマンショックのトリガーとなったというのが、大げさでしらけるからだろうか。それは違うだろうと思う。当時、この事件のことは全く記憶にない。金額はそこそこであるが、全く記憶にない、どういう報道だったのか。

やっぱり、冤罪でなく、詐欺で有罪となった人間の主張が、信頼されることはないんだろうなと感じた。


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NHK音楽祭2024 NHK交響楽団

2024-10-30 22:32:15 | 音楽 Classic
売り切れ。
デュトワがN響の指揮者の90年代後半は良く聴きに行ったなあと懐かしい。

ラヴェルは、デュトワ得意のレパートリー。軽やかなサウンド。
ラフマニノフは、きっちりと。
そして、やはりデュトワ得意の春祭、力強く。
郷古がデュトワの信頼を早くも勝ち得たようだ。

NHKホール

指揮:シャルル・デュトワ
ピアノ:ニコライ・ルガンスキー

曲目
ラヴェル/組曲「マ・メール・ロワ」
ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第2番 ハ短調作品18
ストラヴィンスキー/バレエ音楽「春の祭典」

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一場の夢と消え

2024-10-28 13:16:24 | 読書
松井今朝子著 文藝春秋 2024

近松門左衛門を描いた小説。今まで近松の作品は、文楽でも歌舞伎でも観てきた。しかしながら近松のイメージは、昔の大河ドラマみたいなものくらいしかなかった。
この作品は、フィクションではあるが、史実も踏まえていると思われ、近松の人生を垣間見ることができ、それと作品との関連が作者の力量で示されている。正直、そんな面白いものではなかったが、勉強にはなった。
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神田カレーグランプリ2024 10/20~26

2024-10-27 23:46:17 | グルメ
10/20 東京カレー屋 有楽町イトシア店 オリジナルカレーを






10/21 ヒナタ屋 あいがけを





10/22 スープカレー ネイビーズ神田神保町店 粗挽き鶏キーマ





10/23 cozy キーマカレーが美味しい





10/24 カフェ&ダイニング Jimbocho薬膳カレー 美味しい





10/25 ハンバーグレストラン牛舎 ハンバーグが美味しい





10/26 インド・パキスタン料理スルターン コスパ良し








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