小林研一郎指揮 日本フィル マーラー3番

日本フィルハーモニー交響楽団
第577回東京定期演奏会
サントリーホール
指揮：小林研一郎
アルト：坂本朱
ポストホルン：ミロスラフ・ケイマル
女声合唱：東京音楽大学
児童合唱：新座少年少女合唱団

1階20列13番

初めてのコバケン。
金管は多少の不安を感じたが、力強い第一楽章が無難に進行。弦に厚みを感じはしなかったが無難にまとまっている印象を受けた。ポストホルンをステージ裏の二階座席の左に配し、やや音が響きすぎかなあと感じはしたが、メローとはこういうものだなあと聴いていた。坂本朱は、二日連続と言うこともあるのか、途中、声が伸びないなと感じる場面もあったが、なんとかまとめた。子供が多いので合唱団をどのタイミングで入れるかは頭の痛いところかもしれないが、第四楽章の前で入れていた。すっきりと手短には入ったが、やはり間延びする感じはした。奇をてらうことなく、誠実な演奏という印象をもった。

ゲルギエフ指揮 マリンスキー歌劇場管弦楽団 マーラー5番他

ワレリー・ゲルギエフ指揮
マリンスキー歌劇場管弦楽団

モーツァルト：ピアノ協奏曲26番　戴冠式
ピアノ　清水和音

マーラー：交響曲第5番

2階RD4列4番

清水さんの協奏曲を聴くのは初めて。ソロやバイオリン・ソナタとかは何度かあるけど。非常に丁寧に弾いていたけど、流れるような華麗さや、オケに溶け込んだような演奏という印象はなかった。弾きづらかったのではと、思ってしまうようなところがあった。

マーラー5番。金管は不安定でヒヤっとした場面は何度か。第一楽章、第二楽章あたりは非常に不気味にグロテスクな表現。第三楽章になっても伸びやかという感じはない。第四楽章がそんなに美しいかと言うとそうでもない。第五楽章はそれなりに追い込まれるような終わり。背が高いからなのか、指揮台に立たず、コントラバスを向かって左に配置した布陣。終演後、観客はブラボーと叫んでいたけど、正直、僕は良さがわからなかった。ゲルギエフと相性が良くないのかも知れない。

ノロウィルスとダナエの愛

21日は途中で退席しようと思ったが、間をおかずに演奏が始まり、最後までなんとか座席にいた。ふらふらになって帰宅すると38度5分。
そこから、激しい下痢が始まり、一晩中一時間に3回以上トイレに行く羽目になり、ほとんど眠れなかった。
22日にやっている近所の医者に行き、一応白血球を調べる。虫垂炎ではないようだ。点滴を受ける。クスリは、下痢止め、胃腸薬、抗生物質、風邪クスリが処方された。腹部は22日も痛んで終日寝ていた。
本当は22日は、ダナエの愛に行く予定だった。残念。その後、スタイリストの人にアドバイスもらうはずだったのに。。。
1階18列23番。。。

セゲルスタム指揮 読売日響 マラー 交響曲第2番 復活

読売日響　第445定期演奏会
指揮　レイフ・セゲルスタム
ソプラノ　林正子
メゾ・ソプラノ　竹本節子
合唱　栗友会合唱団

2階RD4列3番

この日、会場に入ってから突然気分が悪くなった。吐き気。サントリーだったので高い背もたれにぐったりとして聞いていた。意識もかなり朦朧。
朦朧とした意識の中での印象は、テンポはゆったり目で、かなりオケを鳴らして、メリハリもあった演奏という印象。今年は何度か復活が聴けるのでよい体調で聴き比べをしたかったが。。。

青山 和食 暗闇坂宮下青山店

青山店は初めて。丸の内、麻布と比べて一番値段設定が高いのではないか。
隈研吾さんが設計したという、お寺の敷地の一部。ガラスのらしいビル。
内装は木を多く使う等はしている。コンセプトが純粋な和なのか良くわからない。
掘りコタツの個室で食事。
食事は一番安い１２０００円のコース。いろいろと一通り出てくるが、正直、感動するほど美味しいという感じはなかったかな、笑。焼き物の魚も美味しいけど、まあ。先付けからデザートに至るまで、無難にという感じ。値段の割にはとも思う。器は凝っていたかも。