司馬遼太郎著 朝日新聞社 1989
オランダに初めて行くので、機内でkindleで読んだ。一気に400ページ弱読めた。
司馬遼太郎の坂ノ上の雲は全巻読んだし、歴史小説も何冊か読んでいるが、正直、文体がまどろっこしくてあまり好きでない。
文体については今回も同様。エッセイなので、夫人や現地で案内してくれる日本人が登場する。オランダは好きだったようで再訪だったようだ。80年代後半、日本がバブル景気に沸いた頃の話である。
アムステルダム周辺、フランドル地方、ゴッホの旅と、それなりに楽しめる。ここは行ってみたいかなみたいなのもあった。これ、内外の各地のものがあり、旅行ガイドとしての利用もありかな。