ラフマニノフを二曲弾くというのは、若いから可能で、なかなか巡り合えないプログラムだろう。情熱的にメリハリをつけた演奏。ただ、なんだろう、今までの純粋なひたむきさとは違ったものを感じた。ランランとは言わないが、何か湧き上がる表現というよりも、計算しつくした表現というか。。。
CD、カーネギーと世界を見据えた藤田。日本で聴く機会も減っていくのかもしれない。
サントリーホール
出演
指揮:ロリー・マクドナルド
ピアノ:藤田真央
東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
ピアノ:藤田真央
東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
曲目
ウェーバー:オペラ『オイリアンテ』序曲
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 Op. 18
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番 ニ短調 Op. 30
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 Op. 18
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番 ニ短調 Op. 30