開脚のダイナミックストレッチ

2009年07月30日 | Weblog
身体に備わる神経を介した「反射」という反応を利用したストレッチをご紹介します。

このストレッチ、

とよたま手技治療院主催、朝の体操教室「コンディショニング塾」ではおなじみのストレッチで

以前ダンスや空手の雑誌の連載でもご紹介したこともありました。

うちもも(内転筋)から腿うらの内側半分(内側のハムストリングス)の柔軟性を高める効果があります。

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このストレッチ、私としては女性には特にオススメしたい。

と申しますのも、女性は子供を身篭り産み出すという機能上

骨盤は男性に比べ横に広く、

そのため股関節の位置も男性のそれに比べ外に位置します。

必然、股関節から下は内より(こんな感じのラインです→▼)に向きます。

いつも内ももは縮めがちになるので、カチカチにちぢみこみやすいんです。

内ももが硬い方には、こまったことに硬い側の仙腸関節が不安定な方が多くみられます。

こういった問題を持った身体では

「お辞儀から身体を起こすときに腰が痛い」

とか

「イスから立つときに腰が痛む」

なんて症状につながりやすいようです。


諸々の問題の根っこが内ももの固さにあると判断したときには

ホームワークとしてこのエクササイズを処方することもあります。


通常のストレッチに比べ効果が高く、また、短時間で変化が得られるので

お手元に手軽な大きさのボールがあれば試してみてはいかがでしょうか

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