すなば たかひろ

「元気で人に優しい鳥取」を取り戻すため、県議になった元新聞記者の挑戦記。みんなで鳥取の未来像を考えましょう!

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2013年9月県議会 一般質問6 追及質問への知事答弁

2013年10月19日 | 日記

壇上からの質問に対しての知事への答弁に再質問しました。以下はそれに対する知事らの答弁です。議場ので議論は、こうした質疑の応答で深まって参ります。

○副議長(前田八壽彦君)答弁を求めます。 平井知事

 ○知事(平井伸治君)(登壇)まず、砂場議員から地下水対策につきましてお尋ねをいただきました。

 福島原発の事故がまだ収束し切っておらず、現在地下水の海への流出が問題となっています。非常に残念なことだと思います。議員のほうも多分全員協議会で規制庁の皆さんとの議論をされたのだと思いますが、私どもも同様に規制庁等と今話をさせていただいているところであります。この議場でも今回出てまいりましたけれども、こういう地下水が結局汚染水となって海へ流れ込むということを防止するように我々として今の規制基準に何らか表現できないだろうか、そういうような申し入れをしていきますし、それから当然ながら中国電力に対しても同様のことを申し上げていくということになろうかと思います。いずれにせよ安全・安心を図っていく、そういうようなことをやはり企業側なり国の側できちんと努力をしてもらう、そのことが何より大切であります。今、福島のほうでは、風評被害もありまして、これは非常に微妙な問題で、余り騒ぎ過ぎますと漁業者がさらに困るというちょっと妙な話になっておりますが、ただいずれにせよそうした問題の惹起した原因はやはり原発事故に対する対応の甘さがあったと思います。ですからその反省は生かしていただいて、これからの基準づくりや、あるいは安全対策に生かして盛り込んでいただきたいと、その旨を申し入れていきたいと思います。

 

 次に、食品添加物につきまして何点かお尋ねをいただきました。 この関係につきましては、これはくらしの安心局長のほうからお答えを申し上げたいというふうに思います。

 できるだけ安全・安心な食ということを目指してこれからもやっていきたいと思います。

 また、食の関係の大手のナショナルブランドとタイアップしたキャンペーン等につきまして、これもまた詳細は市場開拓局長のほうからお話を申し上げたいと思います。

  今、実際生産物を売ってもらおうと、我々のほう地産地消を進めようということでやっておったり、あるいは全国や世界に向けてねばりっこや、あるいはイワガキのような素材を売り込んでいこうと。その意味では 100万人もアクセスするようなホームページに名前を出すことは難しいので、いろんな効果はあると思いますが、進め方については当然ながら議場での御議論もいろいろと紹介をさせていただいて関係者とより効果的で適切なキャンペーンの進め方について今後も話し合っていきたいと思います。

 ○副議長(前田八壽彦君)順次答弁を求めます。 藪田くらしの安心局長

 ○くらしの安心局長(藪田千登世君)食品添加物につきまして、引き続き追加の補足の御答弁を申し上げます。

 先ほど私が申し上げました食品の製造や加工に必要なものということでございましたが、例えば今スーパーなどで売られております食品を見ましてもそういった実態が今そうであるということを御説明したところでもございます。例えばにがりということも先ほど申し上げましたが、ハムやソーセージなど昔から岩塩を使っておりまして、岩塩を使いますとおいしそうな色になって風味がよくなるだけではなくて、食中毒の防止にもなるというようなことが昔からもございました。こうした経験的にずっとかつて昔から使われていたものを安心・安全という観点で使っていくということも引き続きやっていきながら、今、国のほうでもそういったものは既存添加物として指定しておられますけれども、そういった検証も現在なされておられますので、そういった知見を活用していきながら私どもも広域的な流通するものでございますので、引き続き県のほうでもそういった知見を確認しながらやっていきたいと思います。やはり自然のものを生かしていくというのが議員おっしゃるとおり一番だとは思っております。

 ○副議長(前田八壽彦君)三木市場開拓局長

 ○市場開拓局長(三木教立君)補足答弁をいたします。

 先ほど議員のほうからお話がありました「食のみやこ鳥取県」地産地消プロジェクトでございます。7月1日に明徳小学校でキックオフイベントを行いまして、小学校の生徒5、6年生50名様、保護者と地域住民の方40名様がいらっしゃってキックオフイベントを行いました。イベントでは、県産の食材、ラッキョウとかシロイカの学習を中心に食品メーカーによるクイズも行いました。福部のラッキョウの歴史とラッキョウの漬け方を勉強したり、集魚灯や疑似餌を使った白イシの漁を紹介したりというようなことを行いましたほか、先ほど9社によるクイズを行いました。 議員御指摘の味の素といいますか、グルタミン酸ナトリウムは、サトウキビからできているというような表現でございますけれども、先ほどおっしゃられたようにサトウキビを絞った糖蜜にグルタミン酸生産菌を加えて製造するので、一般的な表現ではないかというふうに思っているところでございます。 なお、イベントに当たっては、市教育委員会や県の教育委員会へ相談してクイズラリーも含めて学校側と協議を重ねて実施しておりまして、教育サイド、学校サイドにも理解されているというふうに理解しているところでございます。また、アンケートでも学校の児童が県産食材に対する理解が深まったということがおっしゃられております。90%の児童が事業を通じて鳥取県の食材に興味を持ったと回答されていますし、また学校の先生方も調味料の存在自体を知ることができたということで答えられております。

  もう1点、ふるさと認証食品の添加の話がございました。

 現在議員おっしゃられたように、ふるさと認証食品 485商品ございます。 116社ございまして、認証の要件として県産品を利用していること、伝統的な製法でつくられていること、また県独自の技術でつくられていることということがございます。添加物につきましては、極力使用しないことを定義しておりまして、協議会の中では議員おっしゃられたように5品目以内を目安にしているところでございます。このふるさと認証食品の創設の趣旨というところが原材料に県産品を利用すると、要は鳥取県のオリジナルにこだわった商品であるということで、今まで 485商品を認証しているわけですけれども、この添加物によったランク分けということは今のところ考えておりません。

  もう1点、食のみやこ三つ星推進サポーターの中で添加物云々かんぬんというのがございました。

 食のみやこ推進サポーターというのは、鳥取県の食材や料理、加工品など県産品のよさを積極的にPRしていこうという制度でございます。現在サポーターは 1,047店舗で、三つ星サポーターは12ございます。そもそもこの制度が先ほど申し上げましたように鳥取県産品を自主的にPRしていこうという称号でございまして、添加物の云々で判断する制度設計とはしておりません。今のところ条件は変更、変えるつもりはございませんけれども、例えばみそ、しょうゆは自家製ですよとか、そういう取り組みがあればまた別途PRの手法といいますか、それを検討していきたいというふうに思っているところでございます。

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2013年9月県議会 一般質問7 知事・教育委員長への再々質問

2013年10月19日 | 日記

一般質問で議員が質問できるのは5回までです。しかし、今回は、この2回目で時間を使いは果たしてしまいました。勉強が足りぬ、修行が足りぬと反省です。

○副議長(前田八壽彦君)3番砂場議員

 ○3番(砂場隆浩君)ちゃんと質問に答えていただけないですか。私は、三つ星サポーターの制度説明をしてくれなどと一言も言っていないのですよ。ふるさと認証食品の中でそういうものを厳しくしていって、同じようなふるさと認証食品の三つ星食品をつくったらどうですかと提案したのだけれども、そこのところには一切答えられていないでしょう。

 

 その後にグルタミン酸ナトリウムがサトウキビからつくられたということをいうような質問をすると、子供たちがそうなると化学製品ではなくてサトウキビが原材料の食品だと誤解しませんかと聞いているわけですよ。だからそこはそこでちゃんと答えてほしいですね。事前に準備してきた書面だけ読むのだったら議場でやりとりする必要はなくて、準備書面のやりとりだけでいいですよ。真剣に議論しているのですから、ちゃんと人の話は聞いて答えていただきたいと思います。

  それでそれだけではなくて、私がそのところで言いたいのは、ちゃんと県のものだから、せっかく今議論して一番最初のところで「食のみやこ鳥取県」というのは地産地消をしっかりやっていって、鳥取県の豊かな環境で生まれる豊かな食材をちゃんとPRして市場開拓していこうというのであれば、知事がおっしゃったとおり、やり方を少し考えてみたいとおっしゃったように、そういうふうにやってほしいと言っているだけなのですよ。だからキャンペーンはどんどんやってもらったらいいし、それで成果ができているのもわかっているわけです。議場に来るまでの聞き取り調査でも今お二人の局長が言われたことも聞き取り調査で聞いているわけではないですか、何回も御本人から。そうではなくて、今政策的なやりとりをしているところをしっかり聞かせていただけたらありがたいなというふうに思いますので、そこのところは再度の答弁をお願いをしたいと思います。

 

 あと11ページのところに少し書きましたのは、最後にきょうのまとめで言いたかったことなのですけれども、五観の偈というのは禅宗で食前に唱えられる和讃ですけれども、私はそのとおりだと思っていまして、1つ目に書かれているのは「功の多少を計り、彼の来処を量る」とありますけれども、食事が調うまで生産者、調理に携わった人の御苦労に思いをいたして感謝をしながら食べましょう。本当にそのとおりだと思いますし、この最後の5番目「成道の為の故に、今此の食を受く」というのは、非常に重い一文だと思います。道をなすため、私たちここにいる我々であればそれは県民の皆さんのためにしっかりとした県政をやっていくということです。そのため今食事をいただくのだよということです。本当に重い一文だと思いますが、私たちはこれを心に刻んでこの議場で議論をしなければならないと思いますし、執行部の皆さんにもそういう思いでやっていただきたいと思います。

 小説家の水上勉さんが「土を喰う日々」という本を書かれていて、僕好きな本なのですけれども、この中で水上さんは、道元禅師の「典座教訓」というのを何度も引用されているのですね。菜っぱの一皿を粗末に扱い、牛乳を使う高級料理をつくるといって大喜びしてはならない。何事にも執着してはならぬ。物によって心を変え、人によって言葉をかえてはならぬなどという言葉を紹介しつつ、水上さんは、1日3回あるいは2回どうしても食わねばならぬ厄介な僕らのこの行事、つまり食らうということについての調理の時間は実はその人の全人生がかかっている一大事だと言われている気がするのであると述懐されています。私もそのとおりだと思うのですね。

 

 教育委員長にお願いしたいのは、宗教教育をやれとか、禅宗の本を読めと言っているわけではないのです。だけれども、一つはこうした食を使った意味で、本当にいろんなものを教育の場面で使うことができるのではないかというふうに思います。教育委員長がおっしゃったように、ただ衣食住の中の食か大事であるということではなくて、そこから広がって本当に子供たちの心を豊かにしていく、そして物に感謝をする、そして食べ物一つ一つは、それにたくさんの人がかかわって、働いていただき、流通して、調理をしてくれるお父さんやお母さんたちがいて初めて食べられるのだという感謝の気持ちなども、教育の中で食育として全県で教えるような教育が小・中・高校で展開すれば、それが本当に「食のみやこ鳥取県」になるのだと思いますけれども、どうでしょうか、そこの御感想をお伺いください。

  最後に、知事にもう一回確認をさせていただきたいと思いますのは、やはり「食のみやこ鳥取県」の基本理念は今、きょうの答弁の中で一番最初に言われたことはそのとおりだと思いますので、やはり地産地消を大事にする、鳥取の環境を大事にする、そして、できるだけ自然を大切にするということだと思いますので、そこの点を改めてお願いをしたいと思いますし、コメントがあればいただきたいと思います。

  実は本当はきょうは国際認証とか呼称制度など市場開拓の話をしたかったのですけれども、その前段で終わってしまいました。次回も「食のみやこ鳥取県」をテーマに質問をしたいと思いますけれども、またよろしくおつき合いをしたいと思います。では、答弁をお願いします。

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2013年9月県議会 一般質問8 知事らの再々答弁

2013年10月19日 | 日記

 9月議会の一般質問も、これで最後です。質問の持ち時間は議員1人あたり25分です。今回も時間がたりなくなってしまいました。本当に質問戦は難しいですね。ご意見、ご批判をいただければ幸いです。

○副議長(前田八壽彦君)答弁を求めます。平井知事

○知事(平井伸治君)(登壇)砂場議員から重ねてのお尋ねをいただきました。

 先ほどのキャンペーンに際してのクイズの出し方等、さっきも申しましたけれども、ここの議場での御議論も踏まえて適切に効果的にキャンペーンができるようにこれから関係者とも話をしてまいりたいというふうに思います。

 そういう意味で、誤解がないような表現をクイズ等でやることも一つの工夫だと思います。今回実は多分初めてそういうのを担当レベルでいろんな会社と打ち合わせをしてやったのだと思いますが、例えば水産関係がお魚のことを一生懸命解説をします。また、もちろん野菜とかの解説もあります。そういうときにコーナーとして参加した、要は広告代を払って参加してくれている企業さんがそれぞれにクイズをつくられて競作のクイズをやったということでありました。その内容等、またこれからもいろんな御意見も入れて適切に運用していくようにさせていただきたいと思います。

 

 また、そうした新しい何かハイレベルの地産地消といいますか、ハイレベルの認証制度、これもいろいろちょっとハードルを上げ過ぎますと今度なかなか乗ってくるところがいなくなったり、逆に落とされるところが文句を言ったりするという難しさがありまして厄介なのですけれども、ちょっと御意見を承りましたので、検討をさせていただいて、何がしか制度的に反映できるかどうか考えていきたいというふうに思います。

 

 先ほど来御議論がありますように、やはり食というのは生きることそのものだろうと思います。議員のほうから道元禅師のお話、「典座教訓」のお話がございました。水上勉もそうでありますけれども、私も実は福井県赴任したことがありまして、永平寺があります。道元禅師のもとでございまして、雲水さんという修行僧がみずから、もちろん坊さんでありまして、男の人なのですけれども、若いお兄ちゃんたちが、修行の一環なのですね、食事をつくり、それを自分たちで食す。その基本というのは、身の回りのものを食べるということであります。それが飽きが来ないようにいろいろと工夫をしながらやっている。その心得の中心が「典座教訓」であるというふうに言われているわけであります。

  よく言われる身土不二という言葉があります。この身と土とは二つならずということでございます。これは地産地消のいわば教則のように言われるわけでありまして、地元のものを食べる。それが健康に生きていく、その秘訣といいますか、心得なのだよということです。実はこれはもとは仏教のほうの言葉から来るわけですね。仏教のほうでは、身土不二という呼び方をどうもしているようでありますが、地域の環境の中で生かされていく、生きていくというそういうことであります。こういうようなわけでありまして、私たちはこの豊かな自然ととも生きる特権を持った鳥取県の住民でありまして、それを生かして食のみやこをつくり上げていく。それは不断の努力が必要だと思いますし、いろんな工夫やチャレンジがあっていいと思います。そういう意味でまずは健康というものを第一に置きながら、安全・安心でおいしいそういう食から地域を起こしていく方向性を追求してまいりたいと思います。

 ○副議長(前田八壽彦君)中島教育委員会委員長

 ○教育委員会委員長(中島諒人君)食の意味についてということだと思います。

 人間の基本的な欲求の中で食欲があったり、あと睡眠だとかいろんな欲求がありますけれども、その後のはみんな人目に隠れてというか、するのですね。それでただ、食だけが人と一緒に朗らかにするということになっていて、やはり食というのは非常に動物的に体を維持するというだけではなくて、文化の問題であるということが非常に一つは大きいのかなと思います。

 

 それでやはりこのグローバル化の中で私たちがこの地域に生きるということを改めて子供たちに知ってもらい、もちろん安心・安全ということは大前提としながら、そういうことを知ってもらう。それから先ほど議員もおっしゃったように、やはりいろんな関係性の中でこの食という行為があり、食という時間があるのだということ、いろんな子供たちに考えさせるための非常にいい機会だと思うのですね。先ほどの繰り返しになりますけれども、メディアリテラシーなどと同じように、やはり自分で考えて自分にとって必要なものを選んでいくということを考えるためにも非常に食というのは有効な機会だと思いますので、教育の中での一つの多くのことが交わるハブのようなポイントとして食ということを位置づけて子供たちの学びのきっかけにしていくということは非常に重要なことではないかなと考えます。

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学生議会を開催しました

2013年10月16日 | 日記

 昨日は学生議会でした。開かれた議会を目指している鳥取県議会は若い人たちに県政への関心をもってもらおうと昨年から学生議会を復活させました。昨年は高校生、今年は大学、高専の学生さんに議員になってもらって、知事らに質問戦を挑んでもらおうという企画です。私が担当したのは鳥取短期大学専攻科の山上聖子さんです。

  

 1ヶ月前に面談し、どんな質問をするか相談を受けました。「若者に働く場所がない」という山上さんの問題意識を受けて、どうしたら若者がミスマッチなく、正規就労できるかというテーマを決定。雇用問題や新産業育成について私が集めていた資料のファイルを持って帰って、現況してもらうことにしました。その後、何が問題なのか整理し、山上さんの政策提言についてメールで意見交換を重ね、この日の質問となりました。

 質問は小論文として十分通じるものでしたし、部局長の答弁に対する再質問も、その場で頑張って問題点を指摘したもので、なかなかだったと思います。「問題意識を先鋭化すれば、答えが見えてくる」という私の考えも理解してもらえたし、いくつかの思考ツールも伝えることができました。議会改革推進会議委員として、学生議会の開催に向けて議論してきて良かったと改めて思いました。

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古民家レストランはせがわ亭が1日限定でオープン

2013年10月14日 | 日記

 この3連休は、11月補正予算に対する会派要望づくりに没頭しています。会派希望(のぞみ)の初めての知事への要望書提出でありますし、来年度予算を見据えると、ここで、きちんとした予算要望をしておいた方が、実現性が高まりますので、力が入ります。
 ただ、今日の夕刻から、鳥取市用瀬町屋住にある昭和初期ごろの養蚕農家「長谷川邸」におじゃましました。この古民家を拠点に、グルーンツーリズム用瀬の皆さんが、地域おこしをしておらます。私もこの活動に賛同して、支援をしているのですが、料理研究家のおがわはるさんが、屋住の皆さんが作った野菜を調理する「古民家レストランはせがわ亭」というイベントが開かれているので、参加させていただいたわけです。

 かぼちゃなどの入ったタイ風カレー、ナン、栗ご飯、手作りコンニャクの田楽、サラダ、むかごの塩ゆでなど素朴な中にも、大事の恵みいっぱいの料理で、血液がサラサラになったような気がしました。屋住の皆さんと地域再生の熱い議論も聴かせていただき、さきほど帰宅しました。


 これから会派要望づくりの続きをします。このホームページを読まれた県民の皆さんの中で、県予算に要望のある方は教えてください。参考にさせていただきます。どうぞよろしくお願いします。

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会派希望(のぞみ)の目指すものと会派運営の基本方針

2013年10月13日 | 日記

「会派希望(のぞみ)」に「旧会派かけはし」の3議員が参加させていただいたことを発表した記者会見での資料をアップします。読んでいただければ、私たちがひとつの会派になった理由、会派希望(のぞみ)の目指す所、これまでの経過などが分かっていただけると思います。長くなりますが、読んでいただけると幸甚です。

【1】会派希望の横山隆義会長のご挨拶  

 鳥取県議会は議会改革に積極的に取り組み、早稲田大学マニフェスト研究所など複数の調査で、情報公開と議会機能では地方議会では最も改革が進み、全体でも全国2位の地方議会と高く評価されました。もう少し住民参画を進めれば、議員数は少なくとも、質は最高の地方議会になる段階まで進化しました。この議会改革の歩みを後退させることなく、さらに進めたいと新会派「希望(のぞみ)」を結成し、本日、森岡、国岡、砂場の3議員が加入されました。

 私たちは県民の皆様の個性が尊重され、自己実現のために伸び伸びと行動できる自由を尊びます。すべての県民の皆様が人として大切にされ、等しく政治的権利を行使できる民主主義を確立したいと思っています。そのためには、リベラルな県議の政策集団の結成が何よりも必要と考えています。

 今、鳥取県経済は停滞しています。若者の働く場所も少なく、経済、文化、教育など様々な分野で大都市圏との格差が拡大しています。来春には消費税率の改定も予定されており、地域経済を立て直しは喫緊の課題です。加えて、少子高齢化も急速に進展しており、子育て世代の支援を充実させ、若者の定住を促進し、人口減少をくいとめることも急務です。しかも、自主財源の少ない財政状況の中、県政のかじ取りは年々難しくなっています。

 私たちはこの難局を打開するため、県議会の議会改革をさらに進め、県民の皆様のために議員同士が迅速かつ機動的に議論し、建設的な政策立案をしていける良識の府に県議会を改革したいと思います。県民の皆様の声を小さな声ほど大切に傾聴し、県民の皆様の思いを自らの思いとします。自由と民主主義を尊び、県政から不合理と不条理を排除すると共に、古い慣行を見直していきます。県民の皆様が真にゆとりと豊かさを実感できる郷土鳥取県を築くため、草莽崛起(そうもうくっき)の精神に立ち、会派希望は活動していくと宣言します。

 「会派希望」が、その名前の示す通り、県民の皆様の希望であり、のぞみとなるよう不惜身命で努力して参ります。県民の皆様のご理解とご支援をお願いいたします。

【2】会派の新概要

1)加盟議員 伊藤美都夫・横山隆義・森岡俊夫・国岡智志・砂場隆浩

2)会派役職 会長        横山 隆義

         幹事長     森岡 俊夫

         総務会長     国岡 智志

         政務調査会長  砂場 隆浩

【3】会派運営の基本方針

1)会派構成議員は、選挙区にとらわれず、県内くまなく一緒に出向いて県政報告会を開催するなど、議員間相互の協力の上に、選挙区の利害を超えて、県全体の発展を目指します。

2)会派運営は、会派構成議員ひとりひとりの意思や思いを重視し、会派構成議員の能力が十分に発揮され、県民福利の向上に資することができるよう相互に最大限の努力をします。

3)会派運営にあたっては、情報の公開と共有を徹底します。会派の会議は、県民のプライバシーや県政の運営に明白かつ現在の危険が生じる場合を除き公開します。

4)県議会の採決では、会派拘束はしません。ただし、会派内では十分に議論を尽くし、可能な限り会派としての意見統一に努力します。

5)会派内及び県議会内の人事運営は期数による順送り人事、年功序列の人事を一切排除し、会派構成議員が持つ経験や知識、関心、思いに相互が最大の配慮をし、適材適所を目指します。

6)志を同じくする議員であれば積極的に受け入れます。ただし、清廉、謙虚、公正を議員の姿勢として尊び、倫理上の疑念を持たれる議員の参加は認めません。

【4】経過

10月8日      横山、伊藤の両議員が会派離脱届を提出。「会派希望」結成、結成届けを議長に提出。

同11日午前  会派「かけはし」が解散。会派解散届けを議長に提出。

同          会派希望と森岡、国岡、砂場の3議員で協議。

同         森岡、国岡、砂場議員が会派希望に加入を申請。

同         会派希望総会で3議員の加入に同意。会派参加を議長に加入届けを提出。

同日午後     希望会派総会。規約改正、会派の人事を決定。役員選任通知を議長に提出。

 

 

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会派再編の報道に思う

2013年10月13日 | 日記

 私たち旧「会派かけはし」の3議員が「会派希望(のぞみ)」に参加した件で、様々な報道がなされましたが元新聞記者として、う~~んとうならざるを得ないことが多々ありました。
 私は鳥取市長選挙に立候補したとき、民主党の推薦をいただきましたが、それは、社民、共産、新社会の各党の皆さんからも推薦をいただいており、民主党の候補でありません。先の参院選では川上氏を応援しましたが、それは川上氏が、私たち旧「会派かけはし」の政策提言を真摯に受け止めていただき、全県エコパークへの指定、まんが博への助成金などで政策実現で、しっかり協力していただいたからであり、脱原発再生エネルギーへの転換、TPP阻止などの政策の点で、候補者の中で鳥取県の一番役立つ候補者と判断したからであって、それ以上でも以下でありません。ですが、どうしても、報道関係の皆さんの中には、民主党系、あるいは、川上党という色付けをしたい方がいるようです。自分の考えを正当化するデータを集めて、記事を書くのではなく、事実を事実として報道して欲しいと思いました。
 あとは、語彙がないのか、悪意があるのか、そんな表現が多い記事もありました。
「思惑一致」「所属議員増をもくろんでいた」「利害関係が一致した」とありましたが、「考えが一致」「所属議員増を望んでいた」「会派運営の方向性が一緒だった」と表現を変えると、読者の皆様の受け取り方は随分違います。私は記者時代、公平公正を旨とし、取材先を不当に否定したり、誤解されることがないように配慮してきたつもりだっただけに、残念です。

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会派希望(のぞみ)と合流、交渉会派に復帰!!

2013年10月12日 | 日記

 昨日、所属していた鳥取県議会の会派「かけはし」を解散。所属議員の森岡、国岡、それに私の3人全員が、伊藤美都夫議員と横山議員が10月8日に旗揚げしたばかりの会派希望(のぞみ)に加入させていただきました。会派希望は所属議員5人となり、交渉会派の条件である「議員4人以上」をクリア。長谷川議員が昨年12月に会派離脱して以来、念願だった交渉会派に復帰することが出来ました。県議会議長に解散と会派希望への加入を届け出た後、平井知事を訪れて報告、記者会見を開かせていただきました。

 伊藤議員は9月まで議長を務めておられたました。議会改革に大きな熱意を以っておられ、議会基本条例、議員倫理条例、議会だよりの発行、政務調査会費ガイドラインの改定と次々に議会改革を断行されました。私も議会改革推進会議委員、議会だより編集長として、この議会改革を共に進めさせていただきました。議会改革推進会議では50回を超える会議を重ねましたが、一度も多数決をとることなく、徹底して議論を重ねて結論を得てきました。少数会派に配慮した議員運営には深く共感すると共に敬意を持って参りました。
 横山議員も当選4回のベテラン議員。由良育英高校の駅伝の監督として全国で有名ですが、県教育委員会の次長も務められ、教育行政にも精通しておられます。福祉生活病院常任委員会、雇用創出新エネルギー調査特別委員会でご一緒させていただきましたので、この2年間、ほぼ議員生活を一緒にさせていただきました。裏表の全くない真っ直ぐな方で、あたしが最も信頼している議員のお一人です。
 このお二人の議員が、県議会自由民主党を離脱され、新会派を結成されました。「会派かけはし」は、2期生、1期生の若い議員の会派でした。若い分、斬新な政策提言や会派運営をしてきましたが、経験不足を痛感する部分も多々ありました。それで、今回、思い切って会派を解散し、お二人が立ち上げた会派に3人で参加させていただくことにしました。
 「会派かけはし」の3人は無所属議員で、伊藤議員と横山議員は自民党議員です。合流にあたって様々な話し合いましたが、原発再稼働、TPP、道州制、県経済への再建、地域包括ケアなど県政の大きな課題では意見が一致しました。リベラルという議員としての基盤が一緒だったんです。そこで、違和感なく合流出来ました。交渉団体となったことで、知事とまる1日質問戦で議論できる代表質問ができるほか、議会運営委員会や代表者会議に委員を出すことができ、議会運営に関与することが出来ます。
 私は政調会長となり、会派の政策形成の責任者を仰せつかりました。責任とともに、大きなやり甲斐も感じています。開かれた会派運営、県民の皆様のご意見を大切にする会派運営を5人の議員で確認もしております。県民の皆様のご意見、ご提言、ご批判をどうぞお寄せ下さい。長くなりましたが、ご報告です。新会派希望(のぞみ)で頑張って参りますので、よろしくお願いします。

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「とっとり手踊り・手笠踊りの集い」で郷土文化を感じました

2013年10月07日 | 日記

 安蔵公園スキー場で開かれた「とっとり手踊り・手笠踊りの集い」に行ってきました。スタートは米里保育園の園児の皆さんのだるま踊りです。

今在家の東郷芸能保存会、国府町宮下地区の宮下地区手踊り保存会、河原町三谷の三谷手踊り保存会、用瀬町別府の別府義士踊り保存会、河原町神馬の神馬傘踊り保存会、鳥取市三山口の三山口手踊り保存会、国府町神垣の神垣手踊り保存会、青谷町紙屋の勝部岩力おどり保存会の皆さんが次々に日頃の練習の成果を披露していただきました。

忠臣蔵に題材を取ったものも多かったのですが、鳥取城築城のときの石切、石運びの労働歌と言われる岩力おどり、鳥取を代表する民謡である貝がら節、大黒舞なども披露され、郷土色豊かな舞台でした。

最後は主催者でも地元の河内おどり隊でした。これはさすがでした。

このイベントは4回目。県の鳥取力創造運動の補助金をもらっていたこともあったそうですが、今は地元の皆さんが広告や寄付集めに奔走して開催されてりうとのこと。県としても郷土文化継承のため、どんなことができるか考えてみようと思いました。

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障がいを通し、生きることの意味を考えました。

2013年10月06日 | 日記

 NPO法人夢ハウスの理事長を務める小柴さんたちが、実行委員会を立ち上げ、ビデオ「晴れた日ばかりじゃないけれど」の上映会をとりぎん文化会館で開かれたので行ってきました。この日は行事が重なり、ビデオは見損なったのですが、小柴さん、ビデオを撮影した貞末さん、そして、司会の八百谷和子さんのトークセッションはしっかり聴かせていただきました。

 

 ビデオはHTLV1関連脊椎症で、首から下の自由を失いながらも、懸命に地域で1人で暮らし、2005年に亡くなった細井道子さんの4年間の生活を貞末さんが追ったものです。小柴さんも筋ジスで首から下は、指先を除いてほとんど動きません。小柴さんは細井さんとも親交があり、そうしたエピソードを交えて、話は展開していきました。障がい者が生きること、そして、最期をどうやって迎えるかということにまで話は広がったのですが、それは人間とはどうあるべきかという根源を問う重いものでした。

 私は街づくりは障がい者に優しい街をつくることが、障がいのない人にとっても優しい街になると思っています。医療や住宅の施策もそうだと思っていますし、それがセーフティーネットなんだと思っています。そのことは間違っていないと改めて確認できた反面、真の実現まではほど遠い現状にも思いを致しました。大切なことは、すべての人が、普通に暮らすことのできる地域の実現です。そのために、県政が何ができるか、そして、何をしなければならないか、真剣に考え、実現に向けて勉強したいと思いました。小柴さん、貞末さん、ありがとうございました。

 

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