すなば たかひろ

「元気で人に優しい鳥取」を取り戻すため、県議になった元新聞記者の挑戦記。みんなで鳥取の未来像を考えましょう!

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会派希望(のぞみ)の目指すものと会派運営の基本方針

2013年10月13日 | 日記

「会派希望(のぞみ)」に「旧会派かけはし」の3議員が参加させていただいたことを発表した記者会見での資料をアップします。読んでいただければ、私たちがひとつの会派になった理由、会派希望(のぞみ)の目指す所、これまでの経過などが分かっていただけると思います。長くなりますが、読んでいただけると幸甚です。

【1】会派希望の横山隆義会長のご挨拶  

 鳥取県議会は議会改革に積極的に取り組み、早稲田大学マニフェスト研究所など複数の調査で、情報公開と議会機能では地方議会では最も改革が進み、全体でも全国2位の地方議会と高く評価されました。もう少し住民参画を進めれば、議員数は少なくとも、質は最高の地方議会になる段階まで進化しました。この議会改革の歩みを後退させることなく、さらに進めたいと新会派「希望(のぞみ)」を結成し、本日、森岡、国岡、砂場の3議員が加入されました。

 私たちは県民の皆様の個性が尊重され、自己実現のために伸び伸びと行動できる自由を尊びます。すべての県民の皆様が人として大切にされ、等しく政治的権利を行使できる民主主義を確立したいと思っています。そのためには、リベラルな県議の政策集団の結成が何よりも必要と考えています。

 今、鳥取県経済は停滞しています。若者の働く場所も少なく、経済、文化、教育など様々な分野で大都市圏との格差が拡大しています。来春には消費税率の改定も予定されており、地域経済を立て直しは喫緊の課題です。加えて、少子高齢化も急速に進展しており、子育て世代の支援を充実させ、若者の定住を促進し、人口減少をくいとめることも急務です。しかも、自主財源の少ない財政状況の中、県政のかじ取りは年々難しくなっています。

 私たちはこの難局を打開するため、県議会の議会改革をさらに進め、県民の皆様のために議員同士が迅速かつ機動的に議論し、建設的な政策立案をしていける良識の府に県議会を改革したいと思います。県民の皆様の声を小さな声ほど大切に傾聴し、県民の皆様の思いを自らの思いとします。自由と民主主義を尊び、県政から不合理と不条理を排除すると共に、古い慣行を見直していきます。県民の皆様が真にゆとりと豊かさを実感できる郷土鳥取県を築くため、草莽崛起(そうもうくっき)の精神に立ち、会派希望は活動していくと宣言します。

 「会派希望」が、その名前の示す通り、県民の皆様の希望であり、のぞみとなるよう不惜身命で努力して参ります。県民の皆様のご理解とご支援をお願いいたします。

【2】会派の新概要

1)加盟議員 伊藤美都夫・横山隆義・森岡俊夫・国岡智志・砂場隆浩

2)会派役職 会長        横山 隆義

         幹事長     森岡 俊夫

         総務会長     国岡 智志

         政務調査会長  砂場 隆浩

【3】会派運営の基本方針

1)会派構成議員は、選挙区にとらわれず、県内くまなく一緒に出向いて県政報告会を開催するなど、議員間相互の協力の上に、選挙区の利害を超えて、県全体の発展を目指します。

2)会派運営は、会派構成議員ひとりひとりの意思や思いを重視し、会派構成議員の能力が十分に発揮され、県民福利の向上に資することができるよう相互に最大限の努力をします。

3)会派運営にあたっては、情報の公開と共有を徹底します。会派の会議は、県民のプライバシーや県政の運営に明白かつ現在の危険が生じる場合を除き公開します。

4)県議会の採決では、会派拘束はしません。ただし、会派内では十分に議論を尽くし、可能な限り会派としての意見統一に努力します。

5)会派内及び県議会内の人事運営は期数による順送り人事、年功序列の人事を一切排除し、会派構成議員が持つ経験や知識、関心、思いに相互が最大の配慮をし、適材適所を目指します。

6)志を同じくする議員であれば積極的に受け入れます。ただし、清廉、謙虚、公正を議員の姿勢として尊び、倫理上の疑念を持たれる議員の参加は認めません。

【4】経過

10月8日      横山、伊藤の両議員が会派離脱届を提出。「会派希望」結成、結成届けを議長に提出。

同11日午前  会派「かけはし」が解散。会派解散届けを議長に提出。

同          会派希望と森岡、国岡、砂場の3議員で協議。

同         森岡、国岡、砂場議員が会派希望に加入を申請。

同         会派希望総会で3議員の加入に同意。会派参加を議長に加入届けを提出。

同日午後     希望会派総会。規約改正、会派の人事を決定。役員選任通知を議長に提出。

 

 

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会派再編の報道に思う

2013年10月13日 | 日記

 私たち旧「会派かけはし」の3議員が「会派希望(のぞみ)」に参加した件で、様々な報道がなされましたが元新聞記者として、う~~んとうならざるを得ないことが多々ありました。
 私は鳥取市長選挙に立候補したとき、民主党の推薦をいただきましたが、それは、社民、共産、新社会の各党の皆さんからも推薦をいただいており、民主党の候補でありません。先の参院選では川上氏を応援しましたが、それは川上氏が、私たち旧「会派かけはし」の政策提言を真摯に受け止めていただき、全県エコパークへの指定、まんが博への助成金などで政策実現で、しっかり協力していただいたからであり、脱原発再生エネルギーへの転換、TPP阻止などの政策の点で、候補者の中で鳥取県の一番役立つ候補者と判断したからであって、それ以上でも以下でありません。ですが、どうしても、報道関係の皆さんの中には、民主党系、あるいは、川上党という色付けをしたい方がいるようです。自分の考えを正当化するデータを集めて、記事を書くのではなく、事実を事実として報道して欲しいと思いました。
 あとは、語彙がないのか、悪意があるのか、そんな表現が多い記事もありました。
「思惑一致」「所属議員増をもくろんでいた」「利害関係が一致した」とありましたが、「考えが一致」「所属議員増を望んでいた」「会派運営の方向性が一緒だった」と表現を変えると、読者の皆様の受け取り方は随分違います。私は記者時代、公平公正を旨とし、取材先を不当に否定したり、誤解されることがないように配慮してきたつもりだっただけに、残念です。

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