すなば たかひろ

「元気で人に優しい鳥取」を取り戻すため、県議になった元新聞記者の挑戦記。みんなで鳥取の未来像を考えましょう!

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親父の訃報

2011年11月06日 | 日記
福岡にいる長兄から電話があった。
「病院から電話があった。容体が急変したので至急来て欲しいというんだ」
30分くらいして、メールが来た。
「心肺停止だって。どうしよう?」

それで、電話した。
「人工心肺に繋いで延命治療するかどうか、聞かれてない?」
「そうなんだ」
「お医者さんは何と言ってる?東京の兄貴にも聞いて」
「回復は難しいでしょうって」
そんなやりとりをした後、生前の親父の意思を大切にすることにして、人工心肺には繋ぐことなく、そのまま親父は旅立っていった。

いろんな思い出が蘇る。料亭の二代目で遊び人だった。福岡の市内電車が最後の日には、ー両借り切って、芸妓さんを挙げてドンチャン騒ぎ。そんな風だから、店も飲み潰して、不遇もかこった。先立ったお袋を泣かしてばかりだったようにも思うが、小さい頃、遊んでくれた父の顔を思い出す。
反面教師と思ってきた。家族を大切にしようと思うのも親父のおかげかもしれない。これで私は両親を失った。残るは妻のお母さんだけ。その分も大切にしてあげようと思う。
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