それには一人の女性がいました どこにでも居そうな普通の女の子 でも違う女性は不登校でした 女性はいつもひきこもっていました 自分の中に暗闇をつくり それだけが自分の居場所だと ある日のこと 女性は窓の外を見ていました そこには何やら不思議なものがいました 黒くて怖い印象の君がいた 君は私のほうをじっと見つめていた その瞳がどこが悲しそうで さみしそうで 夕暮れ時、それが 君とははじめて出会った日 「不思議」だね その日から、私は君をよく見かけるようになった どこにも行く当てのない君は いつも場所をうろついていたね 少女は君に近づいてみた けれど君はあっという間に逃げていきました 警戒心が強いつめたい君でした それからも少女は君に会いに 毎日のように君に会いに行きました 君に逃げられると分かっていても それでも少女は君に会いたくて どれくらい経っただろう いつしか君は少女の側にいて |
それでも君は相変わらず悪口だったね だけど私はそんな君が大好きだったよ それまで少女は独り、孤独をさままっていました でももう独りではありません 君がいるから、いてくれるから でも、それではいけない 少女はわかっていました 今の自分では何も変わらないと 自分も開けないと 君がそうしてくれたように自分もまた心の扉を 写真はない形としての思い出もない けれど記憶の中に、それは残っているから 君との思い出は沢山、沢山、あふれているから だから大丈夫 たとえ君ともう二度と会えなくても 私はもう一人じゃない 一人だなんて思わないよ それを君が教えてくれたから それからの少女は少しずつではあるけれど 学校に通うようになった 少女は「おはよう」と声をかけた そうすることで少女の周囲には人が集まるようになった あれから少女は少しの勇気でだんだん明るさを取り戻していった 少女の中の雨空はいつの間にか晴れていたよね ずっといえなかったけど、ごめんね、そしてなによりも ありがとう |
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そうだとしたら、もうホントびっくりです。
フランスにも
不登校とか
ひきこもりとか
いじめの問題とかあるのでしょうか?
日本の教育問題まで理解してるなんておばさんはニコくんに脱帽です。
読んだ時に、僕はちょっと感動してたから、日記にコピーしました。でもいつか、自分の韻文を書いてみたいな